甘い生活
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たしか、あの「道」のフェリーニ監督の代表作のひとつ、だよねぇ…、との好奇心から眺みてみたら… ほとんどストーリーはありませんでした。

とくに現代では、めちゃくちゃ見る人を選ぶ…かも

でも、今から50年前。既に、「パパラッチ」という名称も、そういう存在もあり、えらくホットなのに感心

昔も今も、セレブというか、有名人の一挙一動や、とくにゴシップの類。刺激的でサプライズに満ちた事件の詳細を知りたい、大衆の好奇心は変わらないのかな?

(考えてみると、あの「ローマの休日」の男性陣も、そういう目的で、“特ダネ、げっちゅう”をもくろむ新聞記者達ですもんね)

実際、主人公も作家を夢見たものの、今はしがないゴシップ記者に甘んじている男であり、華やかだけど、ちょっとヤンチャで八方ふさがりな毎日

かぎりなく「動く雑誌」? 当時の退廃に満ちた風俗をあぶりだし、随所に象徴的なシーンがはいる、長い映像詩、でした。

でも、そこは「映像の魔術師」の異名をとる、フェデリコ・フェリーニ作品

冒頭のキリスト像、ヘリで空輸シーンから、街でのアレコレ。イベントに、ホームパーティの乱痴気騒ぎ、ラストの浜辺の場面に至るまで、退廃した生活の中にも、不思議な美しさと意味深さに満ちていて、「へ~ぇ」

私的には、キャスティングの魅力… いかにも銀幕的・香気に満ちたスターを“眺める”醍醐味があった気がします (^ー^*) 

甘さと色気、愛嬌のある美男子。「ひまわり」や「昨日・今日・明日 」の、マルチェロ・マストロヤンニと、タイプの違う美女達。アニタ・エクバーグ、「男と女」「モンパルナスの灯」のアヌーク・エーメ…などなど

考えてみると、現代でいう、ファッション誌とゴシップ誌、旅行誌に、ネット情報、等々。その昔は、映画って、そのもろもろを詰め込んで、ひととき、劇場の暗闇の中。観客を、はるかな異空間に連れて行ったんだなぁ、と、妙に、しみじみ

「こういう見せ方もアリなんですね」
フィフス・エレメント」とは別の意味で感心した次第
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by noho_hon2 | 2009-05-14 08:10 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)
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