山田太一ドラマスペシャル「遠まわりの雨」
e0080345_18192744.jpgもう、ザ・渡辺謙劇場といった感! 彼と実力派の豪華なキャスティング。脚本の味わい深さを堪能する作品でしたね。

個人的には、渡辺謙と岸谷五朗のツーショットだけで大いに満足してしまったのでした

夏川結衣を巡り、かつて三角関係にあった3人。だけど、結果は夏川と岸谷が結婚し、蒲田の町工場を。

突然の海外からの依頼と緊急事態(岸谷五朗、脳卒中で倒れる)。迫る納期と期日。背に腹はかえられず、その腕を見込んで、昔、縁のあった渡辺謙に頼みにいったのでした。

彼は現在。ホームセンターで働いてます。しかし、若干、プライド消失気味。結婚して1人娘さんに恵まれたものの、反抗期で、ちょっと家庭は荒れ気味。ナーバスな立場、微妙な関係に気づいてしまう、渡辺謙・妻の田中美佐子もイイ味だしてました。

山田太一独特の言い回し。間合いと距離感が、人生の機微に合っててヨカッタです。
(おなじ「うん」のリフレインでも、どんどんニュアンスと相手のテンションが異なってくる)大人の慕情には、ある一定の節度と品が似合いますね。それがあって、とても地味豊かな作品だった気がします。

毎回、お約束のフレッシュどころに、河島海荷が起用されてて「はは~ん」。なかなかの注目の有望株なんですね。

匠の技を、コンピューターの技術が超えてしまう機微も面白かったかな?
そして反抗期の娘を、父親が「真摯に働く姿」が動かす勘所もヨカッタです

ラスト、風情ある風景ともども、とても味わい深かったこと。柳沢慎吾の駅員さんはサービス精神? イイ作品を見たな、と大いに満足 (^-^*)
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by noho_hon2 | 2010-03-28 18:33 | ドラマ | Trackback | Comments(2)
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Commented by バンガード at 2010-03-29 15:36 x
山田太一の作品って難しいですよね。
名作は名作だけど、駄作は駄作で・・・・・
去年の仲間由希恵(字が間違っている様な?)主演のドラマは、私にとっては駄作でした。(最後まで結局観ましたが)
今回のドラマは、私としては面白かったです。
お互いが無理矢理に押さえ込んでいる相手への感情とか、コンピュータに負けるところとか、娘が父の姿に刺激を受けるとか非常に良く描かれていたと思います。
ラストの柳沢慎吾は正直笑いました。

でも、私はどうしてもこの人の作品の微妙な間合いとか、「うん」とか言う短いせりふの応酬の連続とか、独特の雰囲気が苦手です。
人によっては、「そこが良いんじゃない!」と力説するでしょうね。
Commented by noho_hon2 at 2010-03-29 17:47
バンガードさん、こんにちわ。たしかに、最後の連ドラは淡い水彩画みたいな印象だっただけに評価が分かれそうですね。私には不思議な余韻が残りました

今回のドラマは、やはり、渡辺謙の存在感が凄くて、彼の表現する、見える部分。見えない部分、さすがだなぁ…と感心。私もコンピューターに負ける展開。真摯に働く姿が反抗期の娘の心を動かすあたり、心に響きました。ラストの柳沢慎吾は… 遊び心だったかな?

バンガードさんは、山田作品の微妙な間合いが苦手ですか? 私は、この「うん」の応酬に特に彼のカラーを強く感じてしまいました。やはり、エンタメは、あくまで好みのもの。それの賛否両論分かれるところも (^-^*)と感じてしまった次第
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