2012年 01月 05日
(ハル) |
1996年に公開された、森田芳光・脚本・監督作品。96年度キネマ旬報ベストテン第4位、同・読者選出ベストテン第3位。
若々しい、深津絵里と内野聖陽が、とても魅力的で、目の保養
お互い、見ず知らずのまま(ハル)(ほし)と名乗り、とても、ゆっくりと心が通い合い…
新幹線と土手で、お互いハンカチを振るシーンが、ヨカッタです
パソコン画面(文字)シーンについてくる、デリケートな音楽も、雰囲気でした
物語も、人生に傷ついた男女が、ふとしたきっかけ、パソコン通信の映画フォーラムで知り合い、メール交換していくうちに距離を縮め、心が通ううち、次第に立ち直っていく、前向きで、さわやかな作品 (この作品に影響されて、パソコン通信を始めた方がおられたのも、分かる気がして)
2人の存在にゆさぶりをかける、ローズ(戸田菜穂)の存在も、なかなか味でした。
ディテールを忘れてたので、改めて見て、しみじみとヨカッタです。満足
あまりにも早く逝ってしまった、大きな才能に合掌…
(ストーリー)
(ハル)というハンドル名でパソコン通信を始めたばかりの速見昇は、映画フォーラムで知り合った(ほし)と名乗る男と、メールのやり取りをするようになった。ふたりは、お互いの顔も名前も知らない気安さから、悩みごとなどを相談するようになっていく。盛岡に住んでいるほしは、実は自分を男と偽っているOL・藤間美津江だった。メールを重ねるうち、ほしは自分が女であることをハルに告白するが、ふたりの関係は崩れることはなかった。ある日、ハルは(ローズ)というハンドル名の女性と知り合い、実際に会って何度かデートするようになっていた。ところが、ローズは恋人というよりも妹という感じで、ハルは今ひとつ深い関係まで踏み切れない。一方、転職を繰り返していたほしは、仕事先で知り合った山上という男に結婚を申し込まれたが、山上にはほし同様に恋人を亡くしたという過去があり、そのことを忘れないために愛情のない結婚をしようという彼の申し出を、ほしは受け入れられなかった。ある日、ハルは出張で青森に行くことになり、ほしは新幹線のハルに向けてハンカチを振る約束をする。当日、線路沿いの田んぼに立つほしと新幹線の車中のハルは、互いにハンカチを振る相手の姿をビデオに収めながら、一瞬だけの対面を果たすのだった。しかし、ほしの妹・由花が帰省して部屋を訪ねて来た時に、妹がローズというハンドル名でパソコン通信をやっていることがわかり、ほしはショックを受けた。ハルは、ローズと会ったその日にホテルへ行ったと、ほしに嘘を教えていたのだった。ローズがほしの妹だと知ったハルは、あわてて本当のことを伝えるが、妹が自分よりはるかに簡単にハルとの時間を共有していたことが、心に引っ掛かってしまったほしは、ハルにメールを出すのをやめてしまう。しかし、メールのやり取りで知らないうちにお互いを支えあっていたことに気づいたほしは、再びハルにメールを送り、ふたりは、もう一度最初から互いの関係をやり直すことにした。そして、ほしはハルに会うため東京へ出かけることを決意し、東京駅のホームで待ち合わせたふたりは、「はじめまして」と最初の言葉を交わした。
若々しい、深津絵里と内野聖陽が、とても魅力的で、目の保養
お互い、見ず知らずのまま(ハル)(ほし)と名乗り、とても、ゆっくりと心が通い合い…
新幹線と土手で、お互いハンカチを振るシーンが、ヨカッタです
パソコン画面(文字)シーンについてくる、デリケートな音楽も、雰囲気でした
物語も、人生に傷ついた男女が、ふとしたきっかけ、パソコン通信の映画フォーラムで知り合い、メール交換していくうちに距離を縮め、心が通ううち、次第に立ち直っていく、前向きで、さわやかな作品 (この作品に影響されて、パソコン通信を始めた方がおられたのも、分かる気がして)
2人の存在にゆさぶりをかける、ローズ(戸田菜穂)の存在も、なかなか味でした。
ディテールを忘れてたので、改めて見て、しみじみとヨカッタです。満足
あまりにも早く逝ってしまった、大きな才能に合掌…
(ストーリー)
(ハル)というハンドル名でパソコン通信を始めたばかりの速見昇は、映画フォーラムで知り合った(ほし)と名乗る男と、メールのやり取りをするようになった。ふたりは、お互いの顔も名前も知らない気安さから、悩みごとなどを相談するようになっていく。盛岡に住んでいるほしは、実は自分を男と偽っているOL・藤間美津江だった。メールを重ねるうち、ほしは自分が女であることをハルに告白するが、ふたりの関係は崩れることはなかった。ある日、ハルは(ローズ)というハンドル名の女性と知り合い、実際に会って何度かデートするようになっていた。ところが、ローズは恋人というよりも妹という感じで、ハルは今ひとつ深い関係まで踏み切れない。一方、転職を繰り返していたほしは、仕事先で知り合った山上という男に結婚を申し込まれたが、山上にはほし同様に恋人を亡くしたという過去があり、そのことを忘れないために愛情のない結婚をしようという彼の申し出を、ほしは受け入れられなかった。ある日、ハルは出張で青森に行くことになり、ほしは新幹線のハルに向けてハンカチを振る約束をする。当日、線路沿いの田んぼに立つほしと新幹線の車中のハルは、互いにハンカチを振る相手の姿をビデオに収めながら、一瞬だけの対面を果たすのだった。しかし、ほしの妹・由花が帰省して部屋を訪ねて来た時に、妹がローズというハンドル名でパソコン通信をやっていることがわかり、ほしはショックを受けた。ハルは、ローズと会ったその日にホテルへ行ったと、ほしに嘘を教えていたのだった。ローズがほしの妹だと知ったハルは、あわてて本当のことを伝えるが、妹が自分よりはるかに簡単にハルとの時間を共有していたことが、心に引っ掛かってしまったほしは、ハルにメールを出すのをやめてしまう。しかし、メールのやり取りで知らないうちにお互いを支えあっていたことに気づいたほしは、再びハルにメールを送り、ふたりは、もう一度最初から互いの関係をやり直すことにした。そして、ほしはハルに会うため東京へ出かけることを決意し、東京駅のホームで待ち合わせたふたりは、「はじめまして」と最初の言葉を交わした。
by noho_hon2
| 2012-01-05 09:34
| 映画
|
Trackback
|
Comments(0)