HANA-BI
e0080345_8374428.jpg第54回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作品。キタノ・ブルーと呼ばれる青を基調に、北野武監督の「こういう作品が撮りたかった」という想いがよくでてる作品、と思いました。

とくに、監督自身が描いた絵が、小道具として効果的に使われてて「…なるほどなぁ」

(実娘、井子ちゃんもラストシーンで、凧揚げの少女として登場するしね… なんだか、「ゴッドファーザー」で、コッポラ監督。ベビーちゃんだった愛娘・ソフィアを登場させたシーンを連想)

キタノ映画の特徴がそうであるように、容赦無く人が死ぬし、冷酷非道な部分もある反面、同じ人物の対極的な優しさ(たとえば、同僚や妻に対する…)が叙情的に描かれ、「人って、そういう混沌としたものだよね」という意味で、バランスがとれてるように感じられて。

妻を演じる、岸本加世子が、むしろ少年的に描かれてるのも、印象的

監督自身が言ってたけれど、「映画を撮りたいがため、他の手段やメディアで資金調達。それが俺のバランス」と言ってたけれど、その言葉に納得です。

往々にして、男性の美学、というかダンディズム、メインテーマは「いかに死ぬか」ですが、それが、よくあらわれた作品に思われました (^ー^*)

      (ストーリー)

不治の病に冒された妻(岸本)を見舞っていた西(たけし)は、自分の代わりに張り込んでいた同僚の堀部(大杉漣)が犯人(薬師寺保栄)に撃たれたとの知らせを聞く。堀部は命こそ取り留めたものの二度と歩くことのできない体になってしまった。西らはその後犯人を追い詰め、捕らえようとするも抵抗する犯人が発砲、部下の田中(芦川誠)が犠牲になる。犯人を射殺し、何発も銃弾を撃ち込む西。警察をやめた西は…。
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by noho_hon2 | 2012-01-16 08:51 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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