プリンセス トヨトミ
e0080345_13383776.jpg「鹿男あをによし」の万城目学の直木賞候補となったベストセラー小説に基づくユーモラスなファンタジー

他の地ならともかく「なるほど。大阪なら、ありえるかも…」と思わせる大胆設定とストーリー展開が、突き抜けていて愉快です。

(でも、大阪維新の会が世間を賑わしてる現在では、案外、作家的な直感力と、先見の明があったの… かも)

それに、キャスティングも、自分的には、オールスター… 堤真一 、綾瀬はるか 、岡田将生、中井貴一 … ああ、なんて贅沢なラインナップ、なんでしょう。

さりげなく「鹿男あをによし」の主役、玉木宏もスポット出演してて、プププ… (実際、あをによしスタッフによって製作されたそうなんですってね。なるほど、音楽や空気感が、いかにもソレっぽくて「…なるほどなるほど」)

ひょうたんが合図というか、キーアイテムなのも、絵的にもユーモラス

噂によると、物語自体より、みんな、綾瀬はるかの胸にノックアウトされてたのが可笑しかったです。でも、個人的には、大阪に就職して、とびっきりに個性的な面々に囲まれ、日々を過ごした身にとっては、なにげない風景を筆頭に、細かいディテールまでウケまくった次第。

むしろ、「そういう風景を撮った」ロケ自体、楽しかっただろうなぁ… と実感
万城目学ならではの発想が楽しかったのでした。

万人ウケはしないかもしれませんが、私は大いに楽しめたのでした。

    (ストーリー)

会計検査院第六局所属の松平・鳥居・旭の3人は実地検査のため大阪を訪れる。そのリストの中には謎の団体「社団法人OJO」が入っていたが、期間中にOJOの検査をできないまま一旦帰京する。一方、空堀中学校に通う大輔と茶子は幼馴染。長い間女の子になりたいと思っていた大輔はセーラー服姿で登校することを夢に見て、実行に移す。しかし、彼を待っていたのは壮絶ないじめであった。

週が明けて火曜日、ある理由で大阪に残っていた松平はOJOの実地検査ができることを知り、現地へと向かう。一方の大輔はその日、担任教師に早退を命じられ、父親とともにある場所へと行くことになる。松平と大輔の2人が見たものは地下に眠る「大阪国」であり、大輔は父が大阪国の総理大臣であることを告げられる。

「大阪国」は35年間で日本国政府から175億円もの補助金を受けていたが、肝心なことを国との条約を盾に語らない。松平はこの「大阪国」の不正を明るみにするために対決することに。そんな中、大輔へのいじめがエスカレートし、茶子はいじめた相手への襲撃を決行するが、そのことが思いもよらぬ事態へと発展する。

それぞれの思惑と誤解が交錯したとき、長く閉ざされていた歴史の扉が開かれる。
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by noho_hon2 | 2012-04-23 13:56 | 映画 | Trackback(10) | Comments(4)
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Tracked from 風に吹かれて at 2012-04-23 15:03
タイトル : プリンセス トヨトミ
大阪の男とは公式サイト http://www.princess-toyotomi.com万城目学の同名小説の映画化2011年7月8日金曜日、大阪が全停止した。4日前の月曜日、東京から会計検査院の松平元... more
Tracked from Akira's VOICE at 2012-04-23 15:49
タイトル : プリンセス・トヨトミ
面白味が伝わらん・・・。 ... more
Tracked from 佐藤秀の徒然幻視録 at 2012-04-23 17:14
タイトル : プリンセス トヨトミ
大阪国八百長説 公式サイト。万城目学原作、鈴木雅之監督、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、沢木ルカ、森永悠希、和久井映見、中井貴一、笹野高史、江守徹、菊池桃子、平田満、玉 ...... more
Tracked from 京の昼寝〜♪ at 2012-04-23 17:18
タイトル : 『プリンセス トヨトミ』
□作品オフィシャルサイト 「プリンセス トヨトミ」□監督 鈴木雅之 □脚本 相沢友子□原作 万城目 学 □キャスト 堤 真一、綾瀬はるか、岡田将生、沢木ルカ、森永悠希、和久井映見、中井貴一■鑑賞日 5月28日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点...... more
Tracked from とらちゃんのゴロゴロ日記.. at 2012-04-23 19:54
タイトル : プリンセス トヨトミ
万城目学の同名小説を、堤真一・綾瀬はるか・岡田将生主演で映画化された作品だ。携帯電話を忘れたことから大阪国の存在が明らかになるけど、もう少し物語の展開にひねりが欲しかった。実際に奇想天外な知事がいるのだからもっと冒険してもいいと思った。... more
Tracked from 【徒然なるままに・・・】 at 2012-04-23 20:12
タイトル : 『プリンセストヨトミ』(2011)
この作品を”和製『ダ・ヴィンチ・コード』”などと紹介していたのはどこの誰だ? ちょっと期待しちゃったじゃないか・・・。 東京から大阪へ3人の会計検査院調査官がやってきた。彼らは実地調査を進めるうちに、財団法人「OJO(大阪城趾整備機構)」に不審な点を発見する。のらりくらりと追及をかわす姿に、大阪中が口裏を合わせているのでは?との疑問が生じてくる。 そんな彼らの前に姿を見せた一人の男は、自らを「大阪国総理大臣」だと名乗る。「OJO」は長い間、あるものを護り続けてきたのだと――。 この大阪...... more
Tracked from 勝手に映画評 at 2012-04-23 21:16
タイトル : プリンセス・トヨトミ
万城目学原作の長編小説の映画化。『その日大阪が全停止した。』がキャッチコピー。3.11以降の実際の日本で、いま大阪が全停止されると非常に困ってしまうわけですが、そういう意味でも興味を引かれてしまったのと、中井貴一が真田幸一を演じるに際して、大阪府知事の...... more
Tracked from よしなしごと at 2012-04-26 22:36
タイトル : 映画:プリンセス トヨトミ
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Tracked from 平成エンタメ研究所 at 2012-05-16 07:25
タイトル : プリンセストヨトミ〜設定は壮大だが、物語はしょぼい……
 「大阪国総理大臣、真田幸一です」  豊臣家の末裔は生きていて、現代日本には<大阪国>が存在していた。  面白い発想!  財政がひっ迫していた明治政府に、大阪国が資金援助を行い、密かに大阪国が認められていた、なんて設定もなかなか。  どうせ法螺を吹くなら...... more
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Commented by バンガード at 2012-05-14 19:48 x
面白いじゃないですか!
原作が発売になった時から興味があったもののの、原作も買わず、映画館にも行かず、DVDも観ないままでした。
そんな中、テレビで放送することを知ったものの、のほほんさんのこのレビューを見て、急速に見る意欲が萎んでしまいました。
でも、ここ最近テレビで映画を観る機会が増え、今回も駄作を覚悟で観ました。
確かに、観る人によって取り方は違うと思いますが、私は大阪国が守っているものの設定に思いっきり感動しました。
いや~、最高に面白かったです!
Commented by noho_hon2 at 2012-05-15 09:20
バンガードさん、こんにちわ。わぁ、レビューを見て「急速に見る意欲が萎んで」しまったとは、本当にすみませんでした。平身低頭…

でも、私と同じく楽しんでいただけたとしたら、大いに嬉しくて… たしかに「観る人によって取り方は違」いますよね。それが醍醐味かもしれません。

最高に面白かったとしたら、心よりブラボー!
Commented by バンガード at 2012-05-15 13:43 x
気にしないで下さい。
観た感想を書くのは自由です。
その感想を見て、実際に作品を観るかどうかもこちらの自由です。

私にとっては、最高に面白い作品でした。
「大阪国が本当に守っているもの」には、思いっきり感動しました。
Commented by noho_hon2 at 2012-05-15 19:52
バンガードさん、こんにちわ。ありがとうございます。たしかに、そうですよね。思わず考えさせられました。私も、ネット巡りをしつつ、同じように感じてますもん。

バンガードさんにとって、「大阪国が本当に守っているもの」がハートに響いたとしたら、おんなじおんなじ。心から嬉しくて… 思わず (^ー^*)
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