2012年 07月 10日
金子みすゞ物語-みんなちがって、みんないい- |
大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人、金子みすゞ(本名・テル、1903~30年)の生涯を描いたドラマ。みすゞこと、テルを演じた上戸彩、熱演!
物語の随所で披露される、「ああ、あれか!」と、思わず膝ポン!になる有名な詩の朗読も素敵でした
溌剌とした、女学生時代から、複雑な家庭の事情。とくに実の弟に(そうとは知らず)愛されて苦悩したり、「よかれ」と思い、すすめられるままに選んだ結婚生活が、とてもトホホなものになり、
とくに晩年は生活苦や、夫の浮気癖とDV、うつされた病気も重なり、雰囲気や、身体のかがめ方、歩き方まで、しんどそうだったのに女優魂を感じてしまったのでした。
でも、ひょっとすると、ダンナさんの桐原(松村雄基)、みすゞの才能に負けてしまい、よけい、だめんず化したのかもしれませんね。
だけど、苦しい中でも、彼女の詩は、肯定感と優しさ、みずみずしさに満ちていて、凄いなぁ、と感じました。こんな境遇から生まれた作品だからこそ、あの震災時の心をよけいに打ったのかもしれませんね。
個人的には、祖母を演じた、奈良岡朋子、母親役の高島礼子の包容力と温かさに救いを感じました。そのおかげで、彼女の詩は常に誇り高く、前向きだったのかも。また、子役の小林実由の、あどけなさが、めちゃくちゃ可愛かったです。それだけに… うるうる
きくところによると、松たか子主演(2001年)の「明るいほうへ明るいほうへ」も、石井ふく子プロデューサーの作、なんですってね。それだけに、なみなみならぬ思い入れと愛情を感じました。
どうか、彼女の言霊が、時をこえて、ずっとずっと愛し続けられますように。
(あらすじ)
テル(上戸彩)は、“金子みすゞ”のペンネームで詩を書くことに熱中する。一方、生後間もなく養子に出されたテルの弟・正祐(今井翼)は、テルを実姉と知らず愛する。正祐を案じた父・松蔵(西郷輝彦)は、テルと使用人の桐原(松村雄基)を強引に結婚させる。
物語の随所で披露される、「ああ、あれか!」と、思わず膝ポン!になる有名な詩の朗読も素敵でした
溌剌とした、女学生時代から、複雑な家庭の事情。とくに実の弟に(そうとは知らず)愛されて苦悩したり、「よかれ」と思い、すすめられるままに選んだ結婚生活が、とてもトホホなものになり、
とくに晩年は生活苦や、夫の浮気癖とDV、うつされた病気も重なり、雰囲気や、身体のかがめ方、歩き方まで、しんどそうだったのに女優魂を感じてしまったのでした。
でも、ひょっとすると、ダンナさんの桐原(松村雄基)、みすゞの才能に負けてしまい、よけい、だめんず化したのかもしれませんね。
だけど、苦しい中でも、彼女の詩は、肯定感と優しさ、みずみずしさに満ちていて、凄いなぁ、と感じました。こんな境遇から生まれた作品だからこそ、あの震災時の心をよけいに打ったのかもしれませんね。
個人的には、祖母を演じた、奈良岡朋子、母親役の高島礼子の包容力と温かさに救いを感じました。そのおかげで、彼女の詩は常に誇り高く、前向きだったのかも。また、子役の小林実由の、あどけなさが、めちゃくちゃ可愛かったです。それだけに… うるうる
きくところによると、松たか子主演(2001年)の「明るいほうへ明るいほうへ」も、石井ふく子プロデューサーの作、なんですってね。それだけに、なみなみならぬ思い入れと愛情を感じました。
どうか、彼女の言霊が、時をこえて、ずっとずっと愛し続けられますように。
(あらすじ)
テル(上戸彩)は、“金子みすゞ”のペンネームで詩を書くことに熱中する。一方、生後間もなく養子に出されたテルの弟・正祐(今井翼)は、テルを実姉と知らず愛する。正祐を案じた父・松蔵(西郷輝彦)は、テルと使用人の桐原(松村雄基)を強引に結婚させる。
by noho_hon2
| 2012-07-10 08:48
| ドラマ
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Comments(2)