金子みすゞ物語-みんなちがって、みんないい-
e0080345_8324858.jpg大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人、金子みすゞ(本名・テル、1903~30年)の生涯を描いたドラマ。みすゞこと、テルを演じた上戸彩、熱演!

物語の随所で披露される、「ああ、あれか!」と、思わず膝ポン!になる有名な詩の朗読も素敵でした

溌剌とした、女学生時代から、複雑な家庭の事情。とくに実の弟に(そうとは知らず)愛されて苦悩したり、「よかれ」と思い、すすめられるままに選んだ結婚生活が、とてもトホホなものになり、

とくに晩年は生活苦や、夫の浮気癖とDV、うつされた病気も重なり、雰囲気や、身体のかがめ方、歩き方まで、しんどそうだったのに女優魂を感じてしまったのでした。

でも、ひょっとすると、ダンナさんの桐原(松村雄基)、みすゞの才能に負けてしまい、よけい、だめんず化したのかもしれませんね。

だけど、苦しい中でも、彼女の詩は、肯定感と優しさ、みずみずしさに満ちていて、凄いなぁ、と感じました。こんな境遇から生まれた作品だからこそ、あの震災時の心をよけいに打ったのかもしれませんね。

個人的には、祖母を演じた、奈良岡朋子、母親役の高島礼子の包容力と温かさに救いを感じました。そのおかげで、彼女の詩は常に誇り高く、前向きだったのかも。また、子役の小林実由の、あどけなさが、めちゃくちゃ可愛かったです。それだけに… うるうる

きくところによると、松たか子主演(2001年)の「明るいほうへ明るいほうへ」も、石井ふく子プロデューサーの作、なんですってね。それだけに、なみなみならぬ思い入れと愛情を感じました。

どうか、彼女の言霊が、時をこえて、ずっとずっと愛し続けられますように。

    (あらすじ)

テル(上戸彩)は、“金子みすゞ”のペンネームで詩を書くことに熱中する。一方、生後間もなく養子に出されたテルの弟・正祐(今井翼)は、テルを実姉と知らず愛する。正祐を案じた父・松蔵(西郷輝彦)は、テルと使用人の桐原(松村雄基)を強引に結婚させる。
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by noho_hon2 | 2012-07-10 08:48 | ドラマ | Trackback | Comments(2)
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Commented by ふゆこ at 2012-07-10 12:12 x
録画だけしているのであとでゆっくりみます!!
たのしみーー
Commented by noho_hon2 at 2012-07-10 14:02
ふゆこさん、こんにちわ。とても丁寧なツクリに制作側の良心と気合いを感じました。

金子みすゞさん、境遇的には、お気の毒だったけれど、これだけ珠玉の作品群と実家側の愛、そして、可愛いお子さんに恵まれたので、まだしも救いを感じたのでした
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