2005年 12月 02日
真珠の耳飾りの少女 |
あのフェルメールの超・有名な作品。「青いターバンの少女」をめぐる同名ベストセラー小説の映画化作品。
まるで「あの時代の絵画の中に入り込んだよう」というか、絵の世界が、そのまま、美意識満点に展開するのに、ひたすら見とれ、感心してしまったのでした。
ただ、すごく物語自体は、うんと淡々としてるのと、タメ息モノの映像美の反面。ダークパワーもみなぎってるので
(なまじ、精神的、芸術的なインスピレーションを与えた分、子沢山で、きわめて即物的なフェルメール妻が激しく嫉妬。そんな親の感情に気づいてか、子供も、なにかと意地悪)
万人にはオススメできないかもしれないのですが「そうかぁ、あの時代って、こういう雰囲気だったのね」と、生活背景として、ひどく納得させられるものがありました。
なるほど。本物のメイドさん(!)って、そうなのか、と感心してしまったり (^^;)ゞ
(雇い主はタカビーだし、やたら雑務に忙しい)
ネット横丁では、ヒロイン。スカーレット・ヨハンソン(撮影当時、17歳!)の雰囲気ある美しさと、フェルメールを演じたコリン・ファースの寡黙にしてセクシーな目の演技が評判でしたが、個人的には、肉屋のお兄さんのイケメンぶりも、なかなかに目の保養で♪でした。
そういえば、大ヒットした金妻シリーズ3作目のベースにもなった「恋におちて」だっけ? あの中で、ロバート・デ・ニーロの妻が「何も無い分、よけいに悪いわっ!」みたく、むしろ“心をもっていかれた”ことに怒っちゃうシーンがあったような気がするんですが、それ思い出しました。
「ギャラリー・フェイク」を見ると、絵をみる視点がひと味違って、新鮮♪だった件じゃないけれど、多少なりとも周辺事情を知ると、またアートの楽しみ方も変わりそうですね。
まるで「あの時代の絵画の中に入り込んだよう」というか、絵の世界が、そのまま、美意識満点に展開するのに、ひたすら見とれ、感心してしまったのでした。
ただ、すごく物語自体は、うんと淡々としてるのと、タメ息モノの映像美の反面。ダークパワーもみなぎってるので
(なまじ、精神的、芸術的なインスピレーションを与えた分、子沢山で、きわめて即物的なフェルメール妻が激しく嫉妬。そんな親の感情に気づいてか、子供も、なにかと意地悪)
万人にはオススメできないかもしれないのですが「そうかぁ、あの時代って、こういう雰囲気だったのね」と、生活背景として、ひどく納得させられるものがありました。
なるほど。本物のメイドさん(!)って、そうなのか、と感心してしまったり (^^;)ゞ
(雇い主はタカビーだし、やたら雑務に忙しい)
ネット横丁では、ヒロイン。スカーレット・ヨハンソン(撮影当時、17歳!)の雰囲気ある美しさと、フェルメールを演じたコリン・ファースの寡黙にしてセクシーな目の演技が評判でしたが、個人的には、肉屋のお兄さんのイケメンぶりも、なかなかに目の保養で♪でした。
そういえば、大ヒットした金妻シリーズ3作目のベースにもなった「恋におちて」だっけ? あの中で、ロバート・デ・ニーロの妻が「何も無い分、よけいに悪いわっ!」みたく、むしろ“心をもっていかれた”ことに怒っちゃうシーンがあったような気がするんですが、それ思い出しました。
「ギャラリー・フェイク」を見ると、絵をみる視点がひと味違って、新鮮♪だった件じゃないけれど、多少なりとも周辺事情を知ると、またアートの楽しみ方も変わりそうですね。
by noho_hon2
| 2005-12-02 16:41
| 映画
|
Trackback(2)
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Comments(0)
Tracked
from 私的実験室
at 2005-12-02 16:43
Tracked
from こひつじの毎日。What..
at 2005-12-03 03:14
タイトル : 真珠の耳飾りの少女★フェルメールの青。
劇場で観たのに借りてしま ったという。それほど映像美です。何度でもみたい映画。現世的な欲望(生活すること、成功すること、彼女の恋人になることなど)とは次元が違う結びつき。「美意識の共有」というのかな。空の色を二人で確認したときからの「共...... more
劇場で観たのに借りてしま ったという。それほど映像美です。何度でもみたい映画。現世的な欲望(生活すること、成功すること、彼女の恋人になることなど)とは次元が違う結びつき。「美意識の共有」というのかな。空の色を二人で確認したときからの「共...... more