蒲田行進曲
e0080345_11003909.jpg言わずと知れた、昭和の名作。

もちろん、今もお美しく、第一線バリバリですが、松坂慶子が、輝くばかりに、めちゃくちゃキレイ!

今は、落ち目の女優、小夏を、まさに体当たりで大熱演してました。

深作欣二作品だったんですね。なるほど、あふれる映画愛とバイオレンスの渾然一体エネルギーが、全編にほとばしってました。

風間杜夫と平田満が演じる、スター・銀ちゃんと、大部屋俳優大葉にして腰巾着ヤスの関係が微妙に変化していくのも、人のもつパラドックスを浮き彫りにして味わい深いです。(だんだん、ヤスが銀ちゃん化していく)

二人の、舞台出身らしい、ややオーバーアクトで、ハイテンションなキレ演技もオミゴト。

最初は、小夏(松坂慶子)の一ファンで、超・低姿勢だったヤス(平田満)が、やがて、小夏が妻になり、愛するほどに複雑な感情が抑えきれなくなり、家で大爆発するあたり、圧巻でした。

もちろん、クライマックスの階段落ち周辺は、涙なしには見られません。

音楽も絶妙にハマってましたね。

ラストは賛否両論だったみたいですが、私は、あの演出が好きでした。

風間杜夫の銀ちゃんを見たのちには、もう彼しか考えられないけれど、きくところによると、最初のオファーは松田優作にあったんですってね。ちょっと、それも見たかったような気がして。

深作欣二監督もさることながら、原作者の、つかこうへいの才能にも、ひたすら平身低頭…

    (解説)

 撮影所を舞台に、スターと大部屋俳優の男、そして落ち目の女優の奇妙な人間関係を軸に、撮影所の舞台裏を織り交ぜて描いたちょっと辛口の大ヒット人情喜劇。時代劇のメッカ、京都撮影所。人情に篤いが激情家なのが玉にキズの大スター銀ちゃんと、その銀ちゃんに憧れる大部屋俳優のヤス。ある日、ヤスのアパートに銀ちゃんが女優の小夏を連れてやって来た。銀ちゃんの子を身ごもった小夏をスキャンダルになるからとヤスに押し付けに来たのだった……。

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by noho_hon2 | 2014-05-28 11:17 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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