散り行く花
e0080345_17112951.jpgその名が、あまりにも有名なので、好奇心からチェックしたのですが、まずは「…サイレントであった」のに驚いてしまいました。

でも、ものは試し… と、さわりだけ見てみると、なんとも不思議な魅力があって面白いんですよ。意外や意外…

モノクロなのに、場面ごとに微妙に色が変わったり、フィルムの回転数の関係か、動きが、わずかに早いあたりとか、表情も、少しオーバーアクション気味なのが、味わい深くて不思議な新鮮さ。

とくに、ヒロインのリリアン・ギッシュがあらわるや、まるで「カサブランカ」でイングリッド・バーグマンが登場したとき同様に「画面が、パ~っと明るくなる」のにのけぞってしまったのでした。

調べてみると、彼女。サイレント時代を代表するスターであった旨に大納得。

オハナシは、希望に胸ふくらませて訪れた異国の地なれど、現実の厳しさに夢破れた中国人青年。生活も荒み、そんな中で出会った、これまた義父(粗野なプロ・ボクサー)の理不尽な暴力に苦しむ、可憐な少女と出会って生まれた、淡い束の間の恋物語…

物語自体は悲劇の極み。それこそ、猛りに我を忘れた義父が、ドアを斧で叩き壊すシーンと、少女のおびえ方なぞ、あまりの迫力。「…これって、シャイニングのルーツ?」と、そういう意味でも、「へ~ぇ」だったりしてね。

指で「つくり笑いする」シーンには、ただただ涙…

とにかく、きわめて「分かりやすかった!」です。
名作ならではの気品に感心してしまうばかり。

しかし、リリアン・ギッシュの名前に「…気のせいか、他でも聞いたことあるような…」と思ってたら、「八月の鯨」の、あの、なんとも可愛いおばあちゃん(当時、90代!)だったんですね。名優は、年を重ねてなお、味わい深い演技が可能なのに、なんだか嬉しくなったりしてね。

余談ながら、野暮天の私。D・W・グリフィス監督って、ひょっとして、メラニー・グリフィスのご先祖様?と思って検索したら(だって、天下のイケメン達を次々ゲットする引力たるや、ただものじゃない、とにらんで…)

やはり、彼女。有名人のジュニアではあったものの、あのヒッチコックの「鳥」のヒロイン。ティッピー・ヘドレンの娘さんであったのには、あっちょんぶりけ

かつての辞書じゃないけれど、引いているうちに色々なものが見えてくるのも、ネットの面白さ、かもしれませんね
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by noho_hon2 | 2005-12-16 17:28 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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