なぞの転校生
e0080345_8183040.jpg実は、最初のオンエアの時、初回で脱落しかかったのですが、SF好きのダンナさんが「すごく面白いっ!」と夢中に

その時は、ベースに流れる、ショパンの音色といい、登場人物の、ちょっと新人っぽい初々しさ、特撮のアナログさに、大林映画を彷彿させるなぁ、と思い、

特に、王家の御一行が登場してから、面白くなったのですが、

このたび、偶然、全話見られることになり、改めて通して観たら、映像美に満ちていて、ものすごくヨカッタです。

きくところによると、随分、原作からはアレンジがあったみたいですね。

知能を持つ謎の物質「モノリス」や、禁断の炎「プロメテウスの火」などのキーワードが、現代を意識していて、どことなく、震災や原発を反映してるなぁ、と感じました。

そして、より原作に忠実だったという、NHK『少年ドラマシリーズ』版(第一回作品、だったそう)で、岩田広一を演じた高野浩幸が、今回、岩田広一の父親役を演じていて、これが、最終回に、思いもよらぬリンク。効き方をしていて、感動的。

特に絶品だったのが、山沢典夫を演じた本郷奏多のアンドロイドぶり、だったかな?
アンドロイドでありながら、進化した存在な分、無機質ながら繊細さが素敵

プリンセスを演じた、凛とした杉咲花もヨカッタです。

認知症の気がある、隣家の独居老人役を演じたミッキー・カーチスがまた、物語を膨らみのあるものにしてましたね。

そして、2人の少年と心を通わす、香川みどり(桜井美南)が女優デビューだったそうで、その新鮮さと、存在感が、このリリカルな不思議ワールドに、絶妙にマッチしてました。

特に、女王様を釣れ出し、みなで、公園で無邪気に遊ぶシャボン玉シーン。BGMも印象的だったし、なんともいえない美しさでした。

美しくも切ない、深い物語だったなぁ…と、しみじみ

岩井俊二プロデュース、おそるべし。
予算が無くても、演技経験は浅くても、「超える」ものが、出来るんだなぁ、と痛感

中村蒼、主人公をはるイケメンでありながら、「無痛〜診える眼〜」では、坊主で蒼白のエキセントリックな役、イバラを演じていて、そのチャレンジ精神にも、感服

     (ストーリー)

東西山高校二年の岩田広一と香川みどり。ある日下校途中で、空に上がっていく流れ星を発見する。なぜ流れ星が上がるのか?翌日みどりは学校で光る人影を目撃し、校内は幽霊話一色に。そんな折、突然、山沢典夫という少年が現れた。典夫は広一の隣に住む江原さんの孫だというのだが、典夫が現れると同時にその周囲ではおかしな出来事が頻発し始める…。謎の転校生の典夫と広一、そしてみどりの人間模様を軸に、彼がなぜこの世界にやってきたのか、そしてその目的が次第に明らかになっていく
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by noho_hon2 | 2015-11-17 07:30 | ドラマ | Trackback | Comments(0)
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