の・ようなもの
e0080345_12565440.jpg知りませんでした。森田監督にとって、これが劇場映画デビュー作だったんですね。脚本も森田芳光…

なんとも不思議な魅力のある青春群像でした。

秋吉久美子がチャーミングで、当時、素人同然だった、なかなか古典落語がうまくならない二つ目の落語家・志ん魚(伊藤克信)が、なんともイイ味だしてます。

特に、落ち込むことがあってのち、同僚の真打ち昇進を見守る余韻が、しんみり

序盤、友人のカンパで行くことになり、出会ったソープ場・エリザベス(秋吉久美子)の次に出会った女子高生の家に上がることになり、落語を披露するも、

彼女からも、父親からも「下手」だと言われ、終電の無くなったのち、歩いて帰宅するエピソードの道中が、ロードムービー感で、なんだかジーーーン。

追いかける彼女のキメもまた素敵でした。

そこは、80年代の作品、プロの方々も、自在にゲスト出演してて、みな若く、小堺一樹と関根勤の、ひょっとして「おすぎとピーコのパロディ?」あたりも、クスリとなりました。ある意味では、「間宮兄弟」にも通じる、独特の世界観であり、浮世離れ感であり「僕達急行 A列車で行こう」「(ハル)」にも似た青春群像だったの… かも。

「負けた者」「はみだした者」に愛?!
のちの、色々な森田監督作品のルーツが詰まってますね。

いろいろな意味で、考えさせられました。

続編にあたる新作「の・ようなもの のようなもの」も、ぜひ機会があれば、観てみたい気がしたのでした。

      (ストーリー)

修行中の二つ目落語家の若者は、23歳の誕生日に初めてソープランドへ行き、エリザベスと出会う。彼女はペンギンブックスを読むインテリ女だった。そんな時、落研の女子高生がやってきて、若者はそのなかの一人が気に入る。落語家とソープ嬢、女子高生の恋物語を軽やかに描いた森田芳光の劇場用映画デビュー作。
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by noho_hon2 | 2016-02-23 13:06 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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