鬼平犯科帳 「のっそり医者」
e0080345_8311.jpg物語は、宍戸錠扮する、下町の人情・町医者。萩原宗順を中心に進むのですが、なんと、エンケンさんが出てたんですね。

鬼平が、身寄りのない、およし(高橋貴代子)の奉公先として世話して、父娘のような深い絆で結ばれていくさまが味わい深かったです。

萩原宗順、30年ほど前、若気の至りから、人を殺め、その贖罪から、情に厚い、下町に無くてはならない、町医者になったのでした。

しかし、同時に、父の仇!と命を狙われることとなり… 鬼平の裁きと配慮が粋でした。

どうぞ、この健気な娘と、充分に贖罪して、人を救う身になった男の未来に幸あれ。

     (ストーリー)

萩原宗順(宍戸錠)は、日本橋に住む六十歳あまりの町医者だ。妻子もなく、質素な家に住み、使用人もおかず、貧しい患者からはお金を取らないという良心的ぶりだ。忠吾(尾美としのり)は、父親が昔世話になった宗順の所へ盗賊改め方の役宅で預かっているおよし(高橋貴代子)という身寄りのない十五歳の娘を奉公によこすと言い平蔵も快諾した。それを聞いた久栄は、六十歳とは言え男…もしものことがあっては、と心配し、その気持ちを察した平蔵は密行姿で、宗順を訪ね、心配ないことを確かめた。そしてその様子を、古河藩士・西村弥五兵衛(玉生司郎)と四十がらみの浪人・土田万蔵(遠藤憲一)がじっと見ていた。宗順の家からの帰り道平蔵は、宗順の手の平を思い出して、昔は相当の剣の使い手だっただろうと思うのだった。ある日、宗順の家の近くで西村が辻斬りに殺された。平蔵は、なぜ辻斬りがわざわざ老人とはいえ、武士を斬ったのか不思議に思った。宗順が留守の時に、およしが湯から帰ってくると、土間に土田が無言で立っていた。土田は何もせず、そのまま立ち去ったが、身の凍る思いだった。話を聞いた宗順は、心配ないと言うが、翌朝、今度は死んだ魚のような目をした男・儀十(平賀雅臣)が家の前に立っていた。佐嶋(高橋悦史)は、古河藩の友人から、斬殺された西村が、その直前に「三十年前に同輩を殺して出奔した早川民之助を見つけた」と上役に報告していたことを聞く。平蔵は、およしから聞いた最近の怪しい動きから、宗順の前身は早川民之助に違いないと思うのであった…。
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by noho_hon2 | 2016-07-08 08:00 | ドラマ | Trackback | Comments(0)
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