2006年 02月 01日
アッパレおばあちゃん |
先週、実家の母の友人で、母がとても敬愛し、私も大好きだった方が亡くなられました。
突然のことに、2人して大ショック。でも、年齢が年齢だっただけに(90代)… ほとんど大往生だった模様です。
女学校を出て、長年、教鞭をとりつつ育てた、ひとり娘さんは、渡米して弁護士となり、むこうで結婚。子供の手が離れた現在は復学して、現在、ドクター・コースにいってるとのこと。
それゆえ、ご主人を送り、ひとり暮らしになられてからも、それはそれはアッパレな暮らしぶり。とにかく、考え方が合理的で「ひとを使う(まかせる)こと」が。じつに上手でした。
食べることが大好きで、足腰が弱り、なにかと不自由になってからは、ヘルパーさんと、時にはお手伝いさんをお願いしつつ、まとめ作りと冷凍テクで毎日。美味しく食事されてたそう。
ものごし穏やかで謙虚なれど、明るくキッパリとしたところが、なんとも痛快。
歌を詠み、手紙が好きで、知的好奇心旺盛。老大で興味ある講演があったりすると、ハイヤーを頼んでかけつけてた模様です。
なにせ、田舎のこと。人と人の距離が密ゆえ、助け合いネットワークは文句なし!なものの、母が微妙な人間関係で悩んでた時。
「人生、長くないです。価値観や関心、興味が、あまりにも違いすぎる相手は、お互い、疲れるだけですから、(おつきあいを)遠慮してもいいんじゃないですか? 私は、そうしてますよ」と明るく言われて、随分、救われるものがあったみたいで…
家庭の事情。上の学校に行けなかった両親は、彼女をこよなく尊敬してました。
「残念ながら、学が無いからねぇ…」と笑いつつ、「自分では作れないから」と、新聞に載ってた俳句、川柳、投書の類で「共感するものがある」と、切り抜いて集めてたけれど… 私は、そういう姿勢自体、好きだったけどな。
でも、アッパレな生き方をする方が「いらっしゃった」だけで、なんだか心励まされる気がしますね。自分も見習いたいものです。…心より、ご冥福をお祈りします。
突然のことに、2人して大ショック。でも、年齢が年齢だっただけに(90代)… ほとんど大往生だった模様です。
女学校を出て、長年、教鞭をとりつつ育てた、ひとり娘さんは、渡米して弁護士となり、むこうで結婚。子供の手が離れた現在は復学して、現在、ドクター・コースにいってるとのこと。
それゆえ、ご主人を送り、ひとり暮らしになられてからも、それはそれはアッパレな暮らしぶり。とにかく、考え方が合理的で「ひとを使う(まかせる)こと」が。じつに上手でした。
食べることが大好きで、足腰が弱り、なにかと不自由になってからは、ヘルパーさんと、時にはお手伝いさんをお願いしつつ、まとめ作りと冷凍テクで毎日。美味しく食事されてたそう。
ものごし穏やかで謙虚なれど、明るくキッパリとしたところが、なんとも痛快。
歌を詠み、手紙が好きで、知的好奇心旺盛。老大で興味ある講演があったりすると、ハイヤーを頼んでかけつけてた模様です。
なにせ、田舎のこと。人と人の距離が密ゆえ、助け合いネットワークは文句なし!なものの、母が微妙な人間関係で悩んでた時。
「人生、長くないです。価値観や関心、興味が、あまりにも違いすぎる相手は、お互い、疲れるだけですから、(おつきあいを)遠慮してもいいんじゃないですか? 私は、そうしてますよ」と明るく言われて、随分、救われるものがあったみたいで…
家庭の事情。上の学校に行けなかった両親は、彼女をこよなく尊敬してました。
「残念ながら、学が無いからねぇ…」と笑いつつ、「自分では作れないから」と、新聞に載ってた俳句、川柳、投書の類で「共感するものがある」と、切り抜いて集めてたけれど… 私は、そういう姿勢自体、好きだったけどな。
でも、アッパレな生き方をする方が「いらっしゃった」だけで、なんだか心励まされる気がしますね。自分も見習いたいものです。…心より、ご冥福をお祈りします。
by noho_hon2
| 2006-02-01 18:28
| 日々のメモ
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