2006年 02月 02日
旅情 |
この作品をはじめて見たのは、まだ十代の頃。自宅のちっこいテレビで見たせいか、映画史に残る名ラストシーンに、思わずジーーーンとなったものの、特に主演のキャサリーン・ヘプバーンの魅力が、今ひとつピンときませんでした。
でも、大人になって見ると「なぜ、彼女だったのか」がよく分かること。
恋を知らない純情なハイミスという設定が、じつに秀逸。彼女が演じると、説得力をもちつつも、半ばファンタジー。なんともいえず可愛いんですもの。
それに、ファッションや小道具類が、心憎いばかりに素敵。(とくに恋してから、地味な装いが、どんどん華やいでいくのが、見ててワクワク。赤いミュールが実に効果的に使われてること…) 背景に、うっとり。「おもわず、旅に行きたくなる作品」の筆頭に挙げられるのも、分かるような気がしてしまったのでした。
個人的には、相手役のロッサノ・ブラッツィが、甘さのある渋い色男を演じて秀逸。ヒロインの魅力もさらにひきたててて、改めてキャスティングの妙にも感服。
名画とは、いろいろな意味で「見どころ満載っ!」なんだあぁ、と再確認。
でも、大人になって見ると「なぜ、彼女だったのか」がよく分かること。
恋を知らない純情なハイミスという設定が、じつに秀逸。彼女が演じると、説得力をもちつつも、半ばファンタジー。なんともいえず可愛いんですもの。
それに、ファッションや小道具類が、心憎いばかりに素敵。(とくに恋してから、地味な装いが、どんどん華やいでいくのが、見ててワクワク。赤いミュールが実に効果的に使われてること…) 背景に、うっとり。「おもわず、旅に行きたくなる作品」の筆頭に挙げられるのも、分かるような気がしてしまったのでした。
個人的には、相手役のロッサノ・ブラッツィが、甘さのある渋い色男を演じて秀逸。ヒロインの魅力もさらにひきたててて、改めてキャスティングの妙にも感服。
名画とは、いろいろな意味で「見どころ満載っ!」なんだあぁ、と再確認。
by noho_hon2
| 2006-02-02 17:21
| 映画
|
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Comments(2)
こんばんは☆
私も昔観た時には 彼女の魅力がイマイチわかりませんでした
子供だった私には 正直「オバサン」に見えたのかも・・・
もう少し経ってから観た時には ラストシーンで嗚咽・・・・・・・・・・・
うまくいくといいなあ~ いっておくれよお~~~~
って 心の中で叫んでたなあ・・・・
さらにさらに 大人になってみた時には じい・・ん・・・・
彼を意識しながらも 誤魔化そうとするありさまが
実に可愛くってね オンナゴコロが分かる年になったんだなあ~
って思った事でした☆
私も昔観た時には 彼女の魅力がイマイチわかりませんでした
子供だった私には 正直「オバサン」に見えたのかも・・・
もう少し経ってから観た時には ラストシーンで嗚咽・・・・・・・・・・・
うまくいくといいなあ~ いっておくれよお~~~~
って 心の中で叫んでたなあ・・・・
さらにさらに 大人になってみた時には じい・・ん・・・・
彼を意識しながらも 誤魔化そうとするありさまが
実に可愛くってね オンナゴコロが分かる年になったんだなあ~
って思った事でした☆
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noho_hon2 at 2006-02-03 08:48
そうなんです。じつは、大きな声では言えなかったのですが、ただでさえ彼女が外国の方の中でも「大人顔」だったので、オバサンに見えて、当初、とても当惑気味でした>きららさん
調べてみると、実際には主演した時、な、なんと40代だったんですってね。びっくり。むしろ、そちらの事実に感心してしまったのでした。(その年齢で、ラブロマンスの衣装を素敵に着こなせるスタイル良さっ!) 大人になると、叶わぬ恋だからこそ、幸せの頂点で、あえて“身をひいた”部分の賢明さと、恋の機微に、思わずしんみり… 改めて深い作品です
調べてみると、実際には主演した時、な、なんと40代だったんですってね。びっくり。むしろ、そちらの事実に感心してしまったのでした。(その年齢で、ラブロマンスの衣装を素敵に着こなせるスタイル良さっ!) 大人になると、叶わぬ恋だからこそ、幸せの頂点で、あえて“身をひいた”部分の賢明さと、恋の機微に、思わずしんみり… 改めて深い作品です