旅情
e0080345_1793083.jpgこの作品をはじめて見たのは、まだ十代の頃。自宅のちっこいテレビで見たせいか、映画史に残る名ラストシーンに、思わずジーーーンとなったものの、特に主演のキャサリーン・ヘプバーンの魅力が、今ひとつピンときませんでした。

でも、大人になって見ると「なぜ、彼女だったのか」がよく分かること。
恋を知らない純情なハイミスという設定が、じつに秀逸。彼女が演じると、説得力をもちつつも、半ばファンタジー。なんともいえず可愛いんですもの。

それに、ファッションや小道具類が、心憎いばかりに素敵。(とくに恋してから、地味な装いが、どんどん華やいでいくのが、見ててワクワク。赤いミュールが実に効果的に使われてること…) 背景に、うっとり。「おもわず、旅に行きたくなる作品」の筆頭に挙げられるのも、分かるような気がしてしまったのでした。

個人的には、相手役のロッサノ・ブラッツィが、甘さのある渋い色男を演じて秀逸。ヒロインの魅力もさらにひきたててて、改めてキャスティングの妙にも感服。

名画とは、いろいろな意味で「見どころ満載っ!」なんだあぁ、と再確認。
[PR]
by noho_hon2 | 2006-02-02 17:21 | 映画 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://perple.exblog.jp/tb/2647689
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by きらら at 2006-02-02 20:21 x
こんばんは☆
私も昔観た時には 彼女の魅力がイマイチわかりませんでした
子供だった私には 正直「オバサン」に見えたのかも・・・
もう少し経ってから観た時には ラストシーンで嗚咽・・・・・・・・・・・
うまくいくといいなあ~ いっておくれよお~~~~
って 心の中で叫んでたなあ・・・・
さらにさらに 大人になってみた時には じい・・ん・・・・
彼を意識しながらも 誤魔化そうとするありさまが
実に可愛くってね オンナゴコロが分かる年になったんだなあ~
って思った事でした☆
Commented by noho_hon2 at 2006-02-03 08:48
そうなんです。じつは、大きな声では言えなかったのですが、ただでさえ彼女が外国の方の中でも「大人顔」だったので、オバサンに見えて、当初、とても当惑気味でした>きららさん 
調べてみると、実際には主演した時、な、なんと40代だったんですってね。びっくり。むしろ、そちらの事実に感心してしまったのでした。(その年齢で、ラブロマンスの衣装を素敵に着こなせるスタイル良さっ!) 大人になると、叶わぬ恋だからこそ、幸せの頂点で、あえて“身をひいた”部分の賢明さと、恋の機微に、思わずしんみり… 改めて深い作品です
<< ネットさまさま な~んちゃって、うなぎ飯 >>


折々で感じたままに書いてます。心に残ったものレポート
最新のトラックバック
コウノドリ2 第6話
from ぷち丸くんの日常日記
コウノドリ[2] (第6..
from ディレクターの目線blog@..
「相棒 season 1..
from 三毛猫《sannkeneko..
【この声をきみに】第7話..
from ドラマ@見とり八段
本能寺ホテル
from だらだら無気力ブログ!
刑事ゆがみ #06
from ぐ~たらにっき
木曜劇場『刑事ゆがみ』第6話
from レベル999のgoo部屋
最新のコメント
カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
メモ帳
「のほほん日和」
(04年9月~05年9月)