傷心の行方
e0080345_847920.jpg今回、受講してみて、ふと琴線に触れたのは、大きな試練に直面したのち、いかに人は立ち直っていくか、あくまで「過程がある」って知識でした。

たとえば、大きな喪失感… 身内等、大切な人を亡くす。はからずして、身体の機能や能力を、急に失う。

その強いショックに、場合によっては当初。自己防衛機能が働き、感情がショート。「無関心にさえ見える」ことすらあるんですってね。

やがて、事態を把握できるようになると、今度は「否定する」方向に働いて、やたら後ろ向きになったリ、悲しみにくれたり。かと思うと、急に「なんで私?」と、猛然と怒りが噴出したり、場合によっては無気力になったり、うつ状態におちいったり… 個人差はあれ、混乱期の沼がやってきます。

そして、俗にいう「ふっきれる」というか、受容期が訪れるのですが…
これって、十年近く前。父が急逝した際の、私達、母娘の軌跡、そのもの!だったんですもの。思いっきり実感をもって、「それ、ビンゴぉぉ!」

印象的だったのは、講師の方の体験談。
「ドラマとか、エンターテイメント的にスポットが当たるのは、主に、この受容期以降ですね。たいがい、前半は、ほんの前ふりとされるか、基本的に、はしょられます

でも、現実問題として、距離が近く、まともに影響がある分。この混乱期をのりきれず、家族関係がぎくしゃくしたり、極端な場合。離婚に至るケースも」には、多くのケースを扱ってきただけに「なるほどなぁ…」 痛いほどワカル気がしてね。

母も、衝撃のあまり茫然自失。ただただ泣いてた時期がすぎると、やたらプンスカ。
「こんな本、要らない。ばかっ」と、愛読し続けてた雑誌。「今日の健康」にまで「あたってた」頃がありましたもん。まだしも明るいボヤッキーなので救われた、ですが。

二言目には「もう、嫌いやん。お迎えにきて欲し~っ」と駄々をこねてた時期もあったし。

じつは2人して仲良く、心の風邪をひいたりもした(!)のですが、割と感情にストレートで「言いたいことを言う」母の方が直りが早く、変に分かった風。整理できるまで表に出せない、妙なところで格好つけぇな私の方が長引いたのも印象的でした。

願わくば、このビター経験を糧。少しでも「痛みのワカル人」になれればイイのになぁ…
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by noho_hon2 | 2006-02-22 09:28 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
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