「プロフェッショナル」 編集者・石原正康 
多くのベストセラーに携わってきた幻冬舎の編集者、石原正康にスポットをあてて、興味深かったです。

なかでも「文学は毒である」は、けだし至言だなぁ、と感服。

(あっ、もちろん「分量次第で、妙薬にもなりえる」って意味の比喩、だったんですがね)

どちらかというと照れ屋で、やや寡黙でさえあるものの「編集者は、助産婦である」と言い切る瞳の力強さ。「作品に惚れこむ情熱」が原動力である旨に、深く感じ入るものがありました。

書きあがった原稿は「全身全霊で誉めまくる!」ってところが素晴らしいです。

決して、あえてのダメ出しせず「美点を、たたえる」ことによって、作者自らが「足りない部分に気づく」だなんて、思わずハッとさせられますよね。

個人的には、もともと作家志望で、落選し続けたビターな経験が、作家への理解を深めている気がして「なるほどなぁ…」と感じました。(当時のスナップは、目がぎらぎらしてて、ひどく印象深い)

一歩間違えれば、サリエリなのですが、その根底にあるものが(天に対する)憎しみであるか(作品に対する)愛であるか… そういう意味でも、しみじ~み

(遅ればせながら、上野スナップ)

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by noho_hon2 | 2006-10-13 17:54 | テレビ | Trackback(2) | Comments(6)
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Tracked from プロフェッショナルなアー.. at 2006-10-16 16:25
タイトル : 「石原正康」 幻冬舎
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Tracked from ついてる日記Ⅱ at 2006-10-16 21:05
タイトル : プロフェッショナル 仕事の流儀
 NHKの プロフェッショナル 仕事の流儀 を始めて見ました。今日のテーマは「ベ... more
Commented by mizugame at 2006-10-14 16:52 x
ボクもみましたよ。
凄腕編集者とシャイで優しそうな素顔のギャップが印象的でした。
仕事という範疇を越えて、本当にいい小説を読みたい、作りたいという熱い情熱を持ち続けている事が素晴らしいと感じました。作家ととことんつきあえるのも、彼らの創造性を最大限引き出そうと努力する姿もそこから来ているんですね。もともと、書き手だった人がそこまで出来るというのは、紫草さんが言われるように、落選し続けた経験がいきているのでしょう。でも、そんなに見事に切り替えられるものなのだろうか? それがスーパー編集者たる所以でしょうね。
Commented by noho_hon2 at 2006-10-14 17:44
こんにちわ、mizugame さん。本当に実績が実績だけに、逆にギャップが意外で、じつに魅力的でしたよね。まったくもって同感です。たとえ当初の目標は挫折しても、これだけの眼力とサポートする能力は、やはり大きな才能だと感じました。痛みと悔しさが、見事に生かされてた部分に、とてもとても感服してしまった次第
Commented by Tomoko at 2006-10-16 16:25 x
はじめまして!
TBありがとうございました。
編集者あっての作家の部分をとことんみせていただき
考えを改めました。
彼に家族はいるんだろうか?ってふと思ったりしました・・・。
Commented by noho_hon2 at 2006-10-16 18:44
はじめまして、Tomoko さん。じつは私も、ふと、その部分が気になってしまったんですよ。職業とはいえ、あれほど「とことん、つきあって」いたら、よぽど理解ある妻でなければ、キツいものがあるかもなぁ… あるいは独身なのかな? と野暮天なことに思いを巡らせたりしてね (;^◇^;)ゝ

メール時代だからこそ、絶妙のタイミングで出された、葉書の心遣い、ヨカッタですよね。名作は、作家のみならず、こういう方々の努力と献身に支えられてるんだなぁ…と、しみじみ。これからも、どうぞ、よろしくお願いします
Commented by Roko at 2006-10-16 21:16 x
noho_hon2さん☆はじめまして、トラバありがとうございました。
石原さんの熱意にはビックリするばかりでした。
あの調子ではご本人の私生活があるのかと、わたしも気になりました。
これからも、よろしくお願いいたします。m(__)m
Commented by noho_hon2 at 2006-10-17 08:11
こんにちわ、Roko さん。私も、Roko さんの感想同様。その情熱と、見事な精神的、物質的なサポートぶりには舌を巻いてしまいました。文字通り「プレフェッショナル!」ですよね。個人的には、山田詠美があとがきで書かれてた、石原氏をして“猛獣使いの異名をとった”って旨にバカウケしてしまいました。なるほどなぁ… さすが、言葉の魔術師。うまい!です。こちらこそ、これからも、どうぞ、よろしくお願いします (^。^*)
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