白夜
e0080345_1072012.jpg残念ながら、ドストエフスキーの原作が高尚すぎて(!)、私の力量不足。今ひとつ、そのラブストーリーとしての醍醐味は分からなかったのですが…

ひとことで言えば「恋は、落ちてしまうもの。人の想いは、ままならない」の極み。

でも、モノクロなのに、画像がキレイ。ニーノ・ロータの調べに、うっとり。そして、特筆すべきは、ヒロイン。マリア・シェルの可憐なキュートさ。

マリオ青年が「一目惚れしてしまう」のも大納得、であります。それに、出番は一瞬だけど、その彼女が、これまた、一瞬で心奪われ、待ち続ける男性に、ジャン・マレーを配してるのも「…なるほどなぁ…」

笑っちゃイケナイですが、マルチェロ・マストロヤンニ。こんなに若くても「翻弄されるハンサム(二枚目なのに、ちょっと三の線?)」を演じたら、この上なし、ですね。早くから、その資質を見抜き、そういった役を与えた、ヴィスコンティ監督、やはり、さすが!です。

予備知識なしに見た時。その軽妙さ。彼がビッグネームになる前。うんと若いときに撮ったのかな?と思ってたんですが、違いました。

じつは、予算も時間もふんだんにかけた、絢爛豪華で濃ゆ~い「夏の嵐」のあと。「じつは、低予算で早撮りな小粋作品もイケるんですぅ」も示したくて(?)作った作品だったとは。な~んか、思わずウケて!しまったのでした。

狐狸庵・マンボウ先生みたいな、人気小説家。漫画家さんみたいだなぁ… と、ふとね。
(重いシリアスと、軽いコメディを、精神衛生のためも兼ねて、交互に繰り返す)

創作する方って、往々にして、そういうものなのでしょうか?

そういう、ふとした遊び心(?)から、のちの名優達を発掘した功績のみならず、ヴェネツィア映画祭銀獅子賞をはじめ、各国の映画祭での受賞に輝くとは… やっぱ、その力量の眼力は、すごすごるぅぅ …思わず脱帽。ハハ~~ッ
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by noho_hon2 | 2006-11-27 10:31 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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