違いは強み? 短所は長所
e0080345_11262148.jpg本当に、トランプじゃないけれど、負の札(短所)と、決め札(長所)って、じつは表裏一体なのかもしれませんね

思えば、小学校2年生のときのこと。参観日から戻ってきた父が、いたく興奮
「のほちゃん、モノ書きになる気ない?」と言われたときは驚きました。

母が目を丸くし「そんなに、うまかったの?」と尋ねると「う~ん、上手いとか下手とか、そういう感じじゃなくて、なんか、ものすごく独特なんだよ。そこがイイと、お父さんは思う」
母は、怪訝そうな顔で「ふ~ん」

理系コースを選択したときなぞ、最後まで残念がってたほど。

しかし、典型的(赤毛のアンの)マリラ・タイプ。生真面目でスクエアな母には、マリラが「膨らんだ袖」が論外だったように、その規格外部分が、どうしても許せません。

かなり大きくなるまで、作文は、意図だけをくみ、母の大幅・手直しな口述筆記を、まる写し(!)命令。家庭科も、あまりのアバウトさに、ひとしきり説教。提出前には、全面的に、ほどいて手直しされ、結果的に「母の作品」になってしまいました。

わりと手先が器用だったので、チビの頃から、趣味で、ぬいぐるみ等。作ってたのですが、ひとり楽しむ分にはOKでも、小3のとき、入院してる友人に、家にある古靴下でお人形を作り、プレゼントしたら「お古で作ったものを、人に、さしあげるだなんて!」と、あとで雷が落ちてしまい、しょぼぼ~ん。

結果。すっかり自信をなくし、作文と家庭科は、かなり根強い苦手意識に、ほとんど見向きもしなくなりました。

書いたり縫ったりに目覚めたのは、むしろ大人になってから。
それも、結婚して以降、のことです。(意外にも、ダンナさんにはウケたので ←単純) 

近所の友人から「面白いし、ストレス解消に絶好よ。やってみない? 投稿…」と薦められ、試しに出してみたら、忘れたころに反応があり、一斉掃除の朝。大新聞の記者さんから「あなた、面白いですね。…採用です」と電話がかかってきたときは、アングリ。

調子にのって、イラストつきレポなぞ出してたら、取材までやってきて、びっくり。 

やがて、ダンナさんの手ほどきでネットの住人になり、遠方からやってきた方に「ぜひ、逢ってみたかった」と熱っぽく語られたときは、ジーーン。リアル生活では、かぎりなく座敷わらしな私。かつて、このような言われ方をしたこと、あったでしょうか? う~ん、人生はビックリ箱の連続でございます。

でも、母は、掲載された、雑誌、新聞、本の束を大事に保管し、みんなに見せつつも、「いまの世の中、“変わってる”のが好きなのね」と、いまだ懐疑的なんですよね。タハハ…

ある意味「オトナになるまで分からない。オトナになってからも、分からない」って本当にホントウですね。

そして、父と母の反応がそうだったように、やたらウケるものは、場合によっては、えらく嫌われることもある、ってのも、また真実

だけど、父の「いつか、何か書いて欲しい。できれば、好きなことを」との願いは、はからずして叶えられたかな? ちょっと感慨深いものを感じてしまったのでした
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by noho_hon2 | 2007-01-16 09:50 | 雑感 | Trackback | Comments(4)
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Commented by SQuincy at 2007-01-17 19:52 x
のほほんさん、倖わせなひとですね(=^∇^=) 生まれて初めて出合う異性・父親に認められ 愛されることは 人生のファーストクラスのチケットを手にしたくらいの重みがあります
うちの地方は 海沿いで港町気質もあって けっして娘を誉めないような風土なんですが からかわれながら生長してゆく娘は 概して照れ屋になってくんですネ―『アメリカインディアンの教え』参照―愛情を実感できないまま成人すると ファザコンになる人も多いみたいです―ハレンチ罪で捕まった岩月謙二助教授の卓説
愛娘に愛情をしっかり伝える親父さんは大好きです いつ見てもジーンと来てしまいますね;(ToT)
Commented by noho_hon2 at 2007-01-18 08:32
ありがとうございます、SQuincy さん。どうも、わが実家は、今にして思うに、父が誉め担当、母がたしなめ担当、だった模様… (^。^)ヾ
だけど、たしかに、生まれ持ったものもあったでしょうが、父の賞賛が、のちの方向性(基本的に、私も誉めるの大好き♪)と根の楽天部分に拍車をかけたような気がします。

たぶん、そちら地域では、父親がキチンと部分担当、母親が「まぁまぁ…」担当だったのかもしれませんね。岩月謙二助教授… 出てきた頃から大注目!だったのですが、あるいは例の「育て直し」方針が曲解された部分もあったのかな? ちょっと残念だなぁ、と感じてしまうのでした
Commented by SQuincy at 2007-01-18 15:38 x
訂正いたします
『岩月謙司元教授』でした レスありがとうございます
あの女の子の心奥に刻印された父親への無垢な思いを解明した理論は大変な説得力があったんですが いまやブックオフでしか見られなくなりましたね…φ(.. )
会社や知り合いの若妻たちに取材すると 彼の理論がそのままあてはまる人が何人かいました 父親の受け入れ方(拒みよう)で これだけ違うんだって目の当たりにしましたよ
性格がキツくて(攻撃性は何かを必死に守ってる証し)、照れ屋で ファザコン気味な酒田女には よく泣かされてますよ(*´∀`)トホホ
Commented by noho_hon2 at 2007-01-18 18:40
なまじ、いっときマスコミの寵児だった分。揺り返しもハンパじゃなかったみたいで、極端なケースに転じてしまいましたが、その論自体には「…一理あるな」と思わせるものがありました。それだけに、うむむのむ>SQuincy さん。ひとつには、あの強気な断定もナニだったのかな? 思わず考えさせられたのでした
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