ナイト・オン・ザ・プラネット
e0080345_1710036.jpgはじめて、この作品を見たのは、十年あまり前。
今宵もまた、地球のどこかで… という、一見。なにげないオハナシ。

ロサンゼルス、パリ、ヘルシンキ、ローマ、ニューヨークを舞台に、タクシードライバーと、その乗客の人間模様を描いた物語。

雑誌の映画特集で、やけに名前を見かける作品なので、深夜のロードショー枠でオンエアされたのを機会。試しに見てみたのでした。(当時は、まだ“映画を見る”ことに、あまり情熱的でなかった)

主題歌の、トム・ウェイツの、味のある声に惚れ惚れ。やはり、その時点で印象に残ったのは、女性陣が登場する、ロスとパリのエピソードでしたね。

ウィノナ・ライダーが、じつにチャーミングだし、展開も痛快。乗客である、芸能プロダクションで働く、やり手マネージャーが「グロリア」のジーナ・ローランズだったのに大感激っ!

パリ編の盲目娼婦を演じたのが、「ペティー・ブルー」のベアトリス・ダルだったのに「あらま、びっくり」。その存在感と迫力に「…う~ん、女優力だぁ…」と唸ってしまったのでした。

このエピソードを彼女にわりふること自体、ジャームッシュ監督、おそるべし!

個人的に驚いたのは、かなり賛否両輪分かれてる、ローマ編。オゲレツ全開で、ハイテンションのマシンガン(エロ)トークを繰り広げる運転手が「…どっかで見た顔だなぁ…」と思ってたら、「ライフ・イズ・ビューティフル」の、ロベルト・ベニーニだったのに、うわおっ!

かなりブラックだけど、可笑しい展開ともども、妙にウケてしまったのでした。

楽しかったは、ネット評を読んでると「ツボに入る」オハナシが、皆、それぞれ。

ニューヨーク編の、トボけたやりとりが、結構。人気だったり、ローマ編は、バカウケしてる傍らで、「ちょっと、苦手…」との声も少なくなかったり… トリのヘルシンキ編なぞ、感じ方が、じつに様々で「…なるほどなぁ」

一見、同じような「タクシーという密室世界」という設定ながら、街の匂いが、じつに濃厚。
それぞれの事情を、巧みに反映してる芸の細かさ。笑いあり、感心あり、ブラックユーモアあり。しみじみあり… ぞれぞれ、違うティストなのも、改めて「へ~ぇ」だったのでした。

大いに感慨深かったです。以前、見て「印象に残った」作品を、「…また、見直してみたいかも」な気分。しみじ~み!
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by noho_hon2 | 2007-09-06 17:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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