七人の侍
e0080345_8242261.jpgじつは、この作品を見るのは、2度目… でも、気楽に見ることができたせいか、今回の方が断然面白かった!です。

(最近では、大胆なアレンジをくわえたアニメ。「サムライ7」も話題になりましたよね)

前回は、あまりにも「映画史上に燦然と輝く…」とか「世界的ビッグネームの、あ~んな人、こ~んな作品にまで影響を与えた」等々。

周辺情報に圧倒されてしまい、「…凄い作品だな」との印象はあったのですが、期待の大きさのあまり。アクション音痴なこともあり、「…痛快劇というより、むしろ…」と感じた記憶あります

だって、そのとき、うんと印象に残ったのは、噂の合戦シーンより、むしろ、巧みに散りばめられた、枝葉部分… 中でも、略奪された村女のエピソード。

悲嘆のあまり、しずかな狂気をたたえた表情が圧巻で、夫をみて、我に返った瞬間… な顛末が、アクション・シーンより深く心に刻まこまれた記憶あります。

e0080345_825346.jpgだけど、今回。冷静にみる機会をえて、しみじみ感じたのは、三船敏郎って希有な才能の役者さんなんだなぁ…と、改めて感心。

だって、この作品がインプットされたのは、学生時代。仲間内で、数すくない映画通の子が、みなに講釈してくれたトーク

「三船敏郎がね… いいんだよ。普通に考えると、バリバリ主役の二枚目役だと思うだろ? ところが、違うんだなぁ。完全に、はみだしキャラ。でも、すっごく格好悪いのに、めちゃくちゃカッコイイ!」ってな感想がインパクトで、一同。「へ~ぇ」

なるほど、この作品、もしも彼の存在がなかったら、全然、別物になってましたよね。
ダイナミックさと、ユーモラスさが、日本人離れしてます。
心密かに「…まるで、イタリア男みたいだなぁ…」と感じてしまったりしてね。

(気のせいか、黒澤作品自体、日本人離れしてますよね)

もちろん三船は抜群!でしたが、それにしても、脇役の配し方が、とてもヨカッタです。
風格ある、賢者風のリーダーがいて、クールガイがいて、青二才も、大らか男もいて… キャラの配し方のお手本のよう。

大きな画面で、再び見ることができて、大いに満足
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by noho_hon2 | 2007-10-02 08:31 | 映画 | Trackback | Comments(2)
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Commented by まるちょう at 2007-10-02 22:54 x
こんにちは。この作品は、学生のときにみてガツンとやられました。
黒沢44歳のときの作品だったと思います。脂が乗り切っている。
組織というものにうんざりしていた時期でしたが、
人と人が力を合わせることの大切さを、再認識した覚えがあります。
またDVD買って、ゆっくりBlogで感想書きたいな〜
Commented by noho_hon2 at 2007-10-03 08:19
こんにちわ、まるちょうさん。こういう作品を、学生時代に御覧になられたとは、なんて幸福な! 黒澤監督、40代の作品ってのも、すごくワカル気がしました。情熱と熟練が、じつにイイ案配ですもんね。

きくところによると、晩年の作は、かぎりなく天皇状態で有名だったそうですが、この頃は、あくまで「チームを組み、試行錯誤しつつ」、脚本、等々も作られてたそうで… そういう意味でも、作品ともども、興味深いものがありますよね。

2度目みて、外方向のみならず、内側に内包したものが、とても深い作品だなぁ、と感じました。世界に認められたのも大納得。ゆっくり、DVDで鑑賞できたら素敵ですね
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