カッコーの巣の上で
e0080345_9403589.jpgなんと、あの「アマデウス」の監督、だったんですね。
しかも、ベストセラー小説の映画化だったとは!

噂には聞いてたけれど、途方もない作品でした。
あらゆるタイプの個性派・俳優。そして、芸達者達が渾身の演技を繰り広げてます。

それだけに、ちょっとお疲れ気味な方。キモチが弱ってる人には、オススメできないかも。(実際、ネット評をみると、しばし茫然自失の声や、多感な頃にみて圧倒されたケース、多し)

だって、あのジャック・ニコルソンの才気、大爆発!
しかし、それに負けてない周囲の個性。および演技も、また、おそるべし!です。

とくに、看護師長の鉄仮面ぶり。その存在感が凄い。
彼女の冷徹なまでのクールさ。静と、ニコルソンのハジケっぷり… 動が、好対照。すんばらしいコントラストでした

あくまで推測ですが、この30年余り前の作品は、いろいろな意味で、あの時代のアメリカ(の気分や状況、時代性)を象徴。そして、きたるべき時代を予見してたのかもしれませんね。

個人的には、ちょっと前にみた「攻殻機動隊」の笑い男シリーズ・精神病院編。
その雰囲気や、とくにクールな看護師長のキャラが、「…ひょっとして、この影響をうけてるのでは?」と感じてたのですが、まさにビンゴぉぉ! 勝手にウケてしまったのでした。

とくに、強烈なインパクトを残すラストは、賛否両論ありそうですが
音楽と映像が、秀逸。映画史上に残るものを感じました。

微妙に不安定感をもつ、独特な音色(おそらく、テルミン?)が、とても効果をあげてた気がします

1975年のアカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞と主要5部門を独占し、要5部門の獲得は1934年に受賞した「或る夜の出来事」以来、実に41年ぶりの快挙だったのも、大納得!
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by noho_hon2 | 2008-02-11 10:00 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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