耳をすませば
e0080345_13444737.jpg画面が大きくなって、はじめて見た、ジブリ作品…
やはり、圧巻!でした。

夏休み独特の空気感。このシーズンならではの、空と雲の色。

ぼってり猫ちゃんの動きや仕草。その猫ちゃんに、ふと心惹かれ、知らない路地をぬけてて、不思議な通りにでる感じのドキドキとか、急に風景が開ける感じ。とくに、坂道!

大林映画とは、また、ちょっと違ったニュアンス。
「原風景のある作品」ですよね。

たしか、公開当時。「主人公達が、団地に住んでる」とのことで話題を呼び、気のせいか、感受性が豊かで、エネルギッシュな、プロのオトナ達ほど(具体的には、映画評論家)「…なんだか、気恥ずかしい」と、一様に感想を述べてたのに笑ってしまった記憶あるのですが、

とにかく、「ディテールを味わう」だけでも、映画として、一見の価値アリ。
お姉ちゃんが二段ベッドにのぼると、“ちょっと軋む”感じには目を見張ったし、
ヒロイン。雫の表情が、オトナとコドモがまじって、くるくる感じ。

決して、高校生ではない、中学生ならではの領分。思春期ならではの繊細な感じがデリケートに表現されてて、それを眺めてるだけで、ただただ、“胸、打たれた”のでした

個人的には、ウォーターボーイズじゃないけど、たんぼと自転車の青春、だっただけに、生活の中に、電車があったら、こういう感じなのかなぁ、と、ふとね。そういうイマジネーションをわかせること自体。「映画としてのパワー」なのかな?

さすが、こういう表現を描かせたら、右に出る者は無い、といわせた、近藤喜文監督ならでは、ですよね。じつにイイ仕事してます。

ネット評を読むと、随分。見た年齢や境遇、経験によって感想はまちまち、だった模様。
特にラストには、かなり意見がバッチリ分かれてたみたいですが、

ディテールが細かいだけに、その甘さ部分(とくに、友人や、オトナ達の理解や優しさ…)が、大いにファンタジー。「なんだか、イイなぁ…」と、個人的には、とても気持ちよかったです

知らなかったけれど、じつは少女漫画が原作、だったとは。(な~るほど!)

あと、天沢聖司の声を担当した、高橋一生 って…
最近、快進撃めざましい、あの高橋一生?!と、思わず感心してしまうことしきり。

映画には、こういう楽しみ方もあるんだなぁ、と、改めて、しみじ~み
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by noho_hon2 | 2008-02-25 08:21 | 映画 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 平成エンタメ研究所 at 2010-08-04 10:21
タイトル : 耳をすませば <あの街>に向かっていくふたり
 月島雫はこんな女の子。  本が大好きな中学生。夏休みなのに学校の図書館に通っている。  想像力が豊かで、電車に乗っていた太った猫を<男爵>という猫の人形が変身したものではないかと思える。(猫を追いかけて丘の上の骨董品屋<地球堂>に行くあたりは「ふしぎの国のアリス」を思わせる)  太った猫を<男爵>ではないかと思える想像力。  雫はいつでも現実から空想のワンダーランドに行くことが出来る。  骨董品屋<地球堂>に入った時の感想も彼女らしい。  「こんな所があったなんて知らなかった。洞窟で宝箱を見つけたみ...... more
Commented by バンガード at 2008-02-25 22:57 x
言われて、何か聞いたことがある名前と思ったら、「医龍2」の外山先生とは!!
また貴重な情報をありがとう御座いました。
Commented by noho_hon2 at 2008-02-26 07:48
そうなんですよ。「医龍2」の外山先生、ならびに、個人的には、「吾輩は主婦である」の、まるでクドカンの分身パロディのような(!)、夜しずか先生… 最近では、「セクシーボイスアンドロボ」や「1ポンドの福音」にも出演してるんですね>バンガードさん。

映画方面では、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「スウィングガールズ」にも出てたみたいで、さらに、びっくり w( ̄o ̄)w
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