2008年 12月 02日
ソロモン流 西本智実 |
どちらかというと、その実績以上に、昨今のCM(スズキSX4)。男装の麗人風、指揮者なインパクトから人気がブレイクした感。
実際、観客席を占める女性数と、その熱気。サイン会や出待ちの人数や歓声は「さながら、宝塚スター!」で、それも、ちょっと面白いなぁ、と感じました。
プロフィール的には、音楽一家に生まれ、早くに日本を出て、ロシアで師従し、修行。そちらを拠点に活躍し、ロシア・ボリショイ交響楽団ミレニウムの首席指揮者に就任。
ロシアのオーケストラでは、はじめての東洋人首席指揮者となり、日本でも数多くの賞に輝く、国境、男女の差を超えた、たぐいまれな天分と実力
現在はベルリンを拠点に欧州で大活躍で、国内外での大きな評価。雑誌『Newsweek JAPAN』の、「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれているほど
以前、とても有名な指揮者の方が対談で「指揮者とは、他の人間が指揮してたら、思わず、殴り倒して、引きずりおろし、ぶんどって指揮したくなる… そういう人種だよ。わっはっは…」みたいな、うちあけ話に「へ~~っ」だったのですが
彼女の場合。「偉大なる作曲家は、自分にとって神。譜面はバイブル。…だから、自分の役割は、それをいかに(エッセンスを分かりやすく)“伝えるか”なんです」みたいなことをおっしゃられてて、まるで巫女さんか、名通訳者のよう
(演奏前、ひとつの儀式として“眠る”ってのも面白かった。あるいは、心を無にしてナニか“おりてくる”のを待ってるのでしょうか?)
そのあたりのストイックさが、ますます人気に拍車をかけた気がするし、「より、分かりやすく」って勘所が新鮮。彼女のカリスマ性もさることながら、クラシックとしては異例のヒットを続けるCDセールス実績の理由は、案外。そのあたりにあるのかもしれませんね
吉本ばななや村上春樹の文章が、洗練し尽くした結果。一見。うんと「分かりやすい」形になったのと似てるものあるの… かも
もちろん、抜群の音楽的才能はもちろん、女優さんや、カリスマモデルさんと並んでも全然、負けてないオーラも、また天分。
熱烈ファンの方には「いっしょにすなーーっ!」とお叱りをうけるかもしれませんが、カラヤン人気のひとつもまた、見た目の華にあった気がして… (^ー^*)
さすがに、言葉の壁があるオケを任されたときは、意思の疎通で苦労してましたが、それでも負けない不屈のガッツ。通訳の配慮、等々で、結果的に、演奏会を万雷の拍手と絶賛の嵐に導いた手腕は、やはりサスガだなぁ、と頭が下がる思いでした
あと、京都が大好きで、「いつも、分秒のリズムで暮らしてますから、こういう時間に… 癒されます」ってのも興味深かったナ
余談ながら、彼女もまた(のだめの千秋じゃないけれど)「大の飛行機嫌い」なんですってね。そのあたり、勝手に大うけ!
美と才能のある方が、世界を唸らせる活躍は、やはり問答無用でワクワクワク
実際、観客席を占める女性数と、その熱気。サイン会や出待ちの人数や歓声は「さながら、宝塚スター!」で、それも、ちょっと面白いなぁ、と感じました。
プロフィール的には、音楽一家に生まれ、早くに日本を出て、ロシアで師従し、修行。そちらを拠点に活躍し、ロシア・ボリショイ交響楽団ミレニウムの首席指揮者に就任。
ロシアのオーケストラでは、はじめての東洋人首席指揮者となり、日本でも数多くの賞に輝く、国境、男女の差を超えた、たぐいまれな天分と実力
現在はベルリンを拠点に欧州で大活躍で、国内外での大きな評価。雑誌『Newsweek JAPAN』の、「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれているほど
以前、とても有名な指揮者の方が対談で「指揮者とは、他の人間が指揮してたら、思わず、殴り倒して、引きずりおろし、ぶんどって指揮したくなる… そういう人種だよ。わっはっは…」みたいな、うちあけ話に「へ~~っ」だったのですが
彼女の場合。「偉大なる作曲家は、自分にとって神。譜面はバイブル。…だから、自分の役割は、それをいかに(エッセンスを分かりやすく)“伝えるか”なんです」みたいなことをおっしゃられてて、まるで巫女さんか、名通訳者のよう
(演奏前、ひとつの儀式として“眠る”ってのも面白かった。あるいは、心を無にしてナニか“おりてくる”のを待ってるのでしょうか?)
そのあたりのストイックさが、ますます人気に拍車をかけた気がするし、「より、分かりやすく」って勘所が新鮮。彼女のカリスマ性もさることながら、クラシックとしては異例のヒットを続けるCDセールス実績の理由は、案外。そのあたりにあるのかもしれませんね
吉本ばななや村上春樹の文章が、洗練し尽くした結果。一見。うんと「分かりやすい」形になったのと似てるものあるの… かも
もちろん、抜群の音楽的才能はもちろん、女優さんや、カリスマモデルさんと並んでも全然、負けてないオーラも、また天分。
熱烈ファンの方には「いっしょにすなーーっ!」とお叱りをうけるかもしれませんが、カラヤン人気のひとつもまた、見た目の華にあった気がして… (^ー^*)
さすがに、言葉の壁があるオケを任されたときは、意思の疎通で苦労してましたが、それでも負けない不屈のガッツ。通訳の配慮、等々で、結果的に、演奏会を万雷の拍手と絶賛の嵐に導いた手腕は、やはりサスガだなぁ、と頭が下がる思いでした
あと、京都が大好きで、「いつも、分秒のリズムで暮らしてますから、こういう時間に… 癒されます」ってのも興味深かったナ
余談ながら、彼女もまた(のだめの千秋じゃないけれど)「大の飛行機嫌い」なんですってね。そのあたり、勝手に大うけ!
美と才能のある方が、世界を唸らせる活躍は、やはり問答無用でワクワクワク
by noho_hon2
| 2008-12-02 08:04
| テレビ
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Comments(2)