ゴッドファーザー
e0080345_17111767.jpgまさに名作。好き嫌いを超えて、映画界最高峰作品のひとつ

原作は小説だったんですね。その作者が、主役にマーロン・ブランドを望んだってのも、分かる気がしました。

驚いたのは、マーロン・ブランドが、マフィアのボス、ヴィト・コルレオーネを演じた時、なんと、40代前半!

威厳をだすため、頬に詰め綿をして役作りにのぞんだエピソードには、思わず目を丸くしてしまったのでした

裏社会のボスとしての威厳に、気品が漂うあたり、スゴイです。また後半では、見事に老いも表現してるんですから(孫と遊びつつ往生シーンなぞ、かなりの年齢に見える)アカデミー賞、主演男優賞も大納得!

「羊たちの沈黙」で、レクター教授を演じた、アンソニー・ホプキンスと並び、洋画部門、二大最強・闇のダンディで賞を、さしあげたいぐらい

あと、「ガラスの仮面」ばりに“変貌を表現”という意味で、最初は家業を嫌っていた三男、マイケル(アル・パチーノ)が、実直な青年風から、どんどん、マフィアのボスへと変化。風格を増していくあたりも、ゾクゾクさせられます。(目つきとオーラが、序盤と後半では、ほとんど別人!)

とくにバイオレンスを扱った映像作品で、影響をうけてない作品は無いのでは?と感じてしまったほど。

個人的には、音楽や光の使い方といい、テンポやカット割といい、必殺シリーズなぞ、思いっきり、その美学みたいなものを、お手本にしてるなぁ、と感じてしまったのでした
(だから、その完成度の高さ。長寿化したのかな?)

レストランで開眼。ぶぁいおれんす炸裂!は「ニキータ」もそう、ですもんね

殺戮シーンに、ガラスにひび描写の多用。とくに、メガネに弾痕が… は、「HEROES シーズン2」 で見たばかりなので、思わず「ををを!」

まだ若くて潔癖だった頃は、マイケルの逃亡先、シチリアでの結婚が、なんだか現地妻の感。おまけに、あまりにも、あっさり殺されてしまうし、その後の扱いも「そんな時代もあったね」風なので、いまひとつ「……」だったのですが、

マイケルがのぼりつめるほどに、どんどん孤独の影がつきまとうのは、その影響もあったのかなぁ、と妙に納得したりしてね

今みると、改めて、これは家族の物語だったんだなぁ、と実感

ハードだけど長尺を感じさせず、目が離せないのは、圧倒的な才気と美学の上にあるからなのかもしれませんね。名作は、奇跡的なまでに、監督、役者、音楽、脚本、等、すべて揃っているのも不思議だなぁ、と、しみじみ
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by noho_hon2 | 2009-02-20 17:45 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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