ゴッドファーザーPARTII
e0080345_8225396.jpg移民としてアメリカに渡り、一代で、大ギャング・ファミリーを築き上げた、初代ドン、ヴィト・コルレオーネ

彼には、幼くして家族を失い、追われる身ゆえの事情と決意がありました(ロバート・デ・ニーロ )

かたや、はからずして、その家督を継ぐことになった、三男坊・マイケル・コルレオーネ (アル・パチーノ)

その、親子の軌跡が、交互に、だけど、きわめて対照的に、映像美に満ちて描かれます。

自らの頭の整理として、ヴィトの子供達

長男は、元気活発だけど、やたら血の気の多く、すぐカッとなるのが難。特にオトナになってからは、愛すべき点もあれど、相当、DV男入ってた、アンソニー(ジェームズ・カーン)

次男は、病弱で心優しいけれど、やや優柔不断。ちょっと、だめんずっぽい(?)、小男のフレッド(ジョン・カザール)

ひとり娘、コニー(タリア・シャイア) ←どこかで見た顔だなぁ、と思ってたら、「ロッキー」のエイドリア~ン!だったんですね

そして三男が、おとなしく、インテリなマイケル (アル・パチーノ)
当初から父の期待を一身に担ってたものの、それを嫌って大学進学。家族に黙って、海軍志願してたとは知りませんでした。

マイケルの妻、ケイが、ダイアン・キートン
(「アニー・ホール」「ミスター・グッドバーを探して 」、最近では「恋愛適齢期 」の方だっ! ウッディ・アレンの公私パートナーとしても有名)

e0080345_9283054.jpgオハナシは…
父・ヴィト少年は、故郷・イタリア・シチリア島のコルレオーネ村で、地元マフィアのゴタゴタから家族を皆殺しにされ、かろうじて母の機転と、土地の人の助けで逃亡。

追っ手をのがれ、孤児の移民として、新天地アメリカへと渡ります

やがて家族をえて、穏やかに暮らしてたものの、生活のため、やむなく泥棒家業。

でも、当然、その筋の上には上が。理不尽な上納金を要求する、地域の黒幕を抹殺した結果。一目置かれる存在になり(カーニバルの賑わいとのコントラスト。屋根の上を歩くさまが印象的)

気がつくと、必殺チックな(!)依頼が殺到
その筋のドンへと、のしあがっていきます

(パート1で描かれた「家族を大切にしない男は、オトコじゃない」が、キーワードとして、より深い意味をもってきますよね)

e0080345_95985.jpg息子、マイケルは、ホテル・カジノ経営で成功したものの、大きくなりすぎた力が、上院議員もからんだ利権を脅かし、反発をかい、やがて紆余曲折あったのち、裁判になります。

でも、それに勝利する代償はあまりにも大きく、結果的に、どんどん家族を失うことに…

ラストシーン。湖畔にたたずむマイケルの回想シーン。
父の誕生日を祝い、ファミリーが集まってた頃のコントラストが切ないこと…

いってしまえば、同じ“血塗られた”修羅の道なのに、家族のために、やむなく、それを突き進んだ初代のヴィト。それが大きくなりすぎたために、今度は、そのファミリー(組織)をまもるため、家族を犠牲にしたマイケル… 

湖畔での姿。諸行無常の果ての静寂は、あまりにも (ーー;)

パート2が1を超えるのは難しいけれど、それをやってのけた希有な手腕に、ただただ、平身低頭
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by noho_hon2 | 2009-02-25 08:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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