カテゴリ:映画( 800 )

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
e0080345_8285755.jpgあ~~、白状します。この映画を見てみたくなった(かぎりなくミーハーな)興味は、ただ一点。

いっとき、映画パロディ等々に、必ず、といっていいほど登場した、ピアノの上で、深紅ドレスの女性が、色っぽく歌って踊るシーン。…その元ネタになった場面のオリジナルを、実際に見てみたかったから (^_^;)ヾ

でも、じつは、じつにお洒落で小粋な、大人の映画♪

オハナシは、冴えないホテルばかりを渡り歩いてきた、ピアノ・デュオの兄弟。でも、渋目な演出と選曲が災い。趣味はイイけれど、客層にあわず、長年、つとめてたホテルをクビになったことから、一発奮起。

女性ヴォーカルを、オーディションで募集。スーザンの起用が転機になって大成功をおさめたものの、ちょっとだらしないけれど、心優しい色男。ジャック(弟)と、ボーカルのスーザンに恋がめばえ、微妙な方向性の差もあり、生真面目な兄・フランクとの関係が、軋みはじめて…

この3人が織りなす、デリケートで心温かい、ちょっとビターな人間模様。そして、大人のラブストーリー。その心のヒダを巧みな脚本で、しっとりと描いた佳作でした。

この魅力的なボーカリストが、あのキャット・ウーマンを演じ、「アンカーウーマン」「素晴らしき日」「I am Sam アイ・アム・サム」の、ミシェル・ファイファー、だったんですね。

じつは、彼女自らが歌うスタンダードナンバーが、この年度のグラミーベストアルバム賞、映画音楽部門賞を受賞してたとは! いや、たしかに、全編にわたる選曲が、じつにオシャレだなぁ、と感心させられてはいたのですが… そこまで、とは。ビックリ、だったのでした

(音楽監修、デイヴ・グルーシンだけど、監督自身が選曲。脇を固めるのは、フュージョン界屈指のプレイヤー、だそうです)

そして、兄弟役を演じるふたりは、実の兄弟。

監督・脚本を手がけたスティーヴン・クローヴスは、撮影当時、弱冠29歳。
のちに「ハリー・ポッター」シリーズ3作品の脚本も手がけた方で、エグゼクティヴ・プロデューサーが、シドニー・ポラック… これまた驚き!だったのでした

この世界をひきたてる、カメラワーク。とくに背景が、また秀逸
夜の風情や、朝の光に包まれたビル群や、屋上で展開される機微。一流ホテルはもちろん、庶民派レストランの片隅な光景までが、味わい深さ、いっそう、でした

いろいろな意味で、ちょっと「思いがけない、拾いモノ」感。
映画ならではの持ち味。そのサプライズ感に、思わず (^。^*)
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by noho_hon2 | 2007-11-15 08:27 | 映画 | Trackback(1) | Comments(2)

椿山課長の七日間
e0080345_82881.jpgデパート勤務の、椿山課長。激務のバーゲン会場で突然死したものの、現世への未練から(というより、知らなかったことが多すぎる、という、天からの示唆をうけ?)

3日間だけ、似ても似つかぬ美女の姿を借りて、この世に戻るハートフル・ファンタジー…

個人的には、古畑任三郎シリーズや、「王様のレストラン」、「王様のレストラン」で、名前をお見かけした、河野圭太が監督をつとめてたことと

最近。入れ替わりモノでは「パパとムスメの7日間」が、たいへん良いデキだったので、そういう興味もあいまって、チェックしたのですが…

改めて、今をときめく女優さん。伊東美咲の“活かし方”って、難しいんだなぁ、センスと演出が必要なのね。と、むしろ、そちらの方に感心してしまったのでした。

(「タイガー&ドラゴン」や「電車男」は、あんなにハマってただけに…)

さすが、連載中から話題になり、ベストセラーにもなった原作です。オハナシとしては、じつによくできていました。(どうなるの?という興味に引っ張られ、最後まで見てしまった)

キャスティングも、なかなかに魅力的。西田敏行を筆頭に、脇役も味だし、とくに子役達が、じつに芸達者! それだけに、ほんの少~しだけ「何かが足りない?」ハテナ気分。素材の持ち味を最大限にいかしきれてない、お料理感が、やや残念だったかな

だけど、いろいろな意味で考えさせられ、退屈知らず?!
別の意味で楽しめました。こういうのもアリ… かも (;^◇^;)ゝ 
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by noho_hon2 | 2007-11-12 08:23 | 映画 | Trackback(3) | Comments(0)

普通の人々
e0080345_8482982.jpgいまや、人気ドラマ「24」で、国民的スターになった、キーファー・サザーランドのパパ。ドナルド・サザーランドが出演してる作品ってな興味から見始めたのですが…

私、アカデミー賞に輝いた、家族の虚構モノって意味で、完全に勘違いしてました。「アメリカン・ビューティー 」と!

全編に流れる、ヒリヒリしまくったシリアス感。どこで、あらま~っな展開になるんだろ、しかし、この、不器用なまでに真面目パパが脱線するのは、お気の毒すぎるような… と思ってたら(不謹慎で、失礼)

終始一貫して、丁寧に、その気まずさの“裏側にあるもの”を追求した作品で、その徹底ぶりに、ポカーン。「…おそれいりました…」だったのでした。

それでも終始、作品に引力があったのは、やはり、そこはアカデミー受賞作品。ロバート・レッドフォード監督の、なみなみならぬ力量!ですよね。再確認。

オハナシは、家族の星にして、とくに母親にとっては、かけがえのない「自慢の息子」を事故で失ったことから、ナイーブな次男は自責の念に潰されそうになるわ、母親は失意のあまり、心が凍ってしまうわ… で、家族全体がギシシャクしてしまい、それを懸命に再生しようと試みる、と~っても真摯な物語…

ひとつの要となる、女の子の顔が「…どっかで見たような…」と思ってたら、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のヒロイン、だったんですね。えらい納得!だったのでした。「ワンス~」の方を先に知ったので、彼女のプレッピー姿が、えらい新鮮♪

だけど、考えてみると、家族の誰かを失ってしまう悲しみの深さ。それが原因の、家庭のアンバランスがゆえに… という意味では、個人的には「スタンド・バイ・ミー」で、ガキ大将少年・クリスを演じた、リバー・フェニックスを思い出してしまいました

(きくところによると、「スタンド…」は、作者であるスティーヴン・キング自身が、かなり濃厚に投影されてる、んですってね。しかも、キーファーが出演してたとは!)

改めて家族って、宇宙だな。不朽不滅のテーマだよね、と、しみじ~み
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by noho_hon2 | 2007-11-09 08:32 | 映画 | Trackback | Comments(0)

トンマッコルへようこそ
e0080345_17575991.jpgやはり、うまい!ですよね。このタイトル…

たぶん、戦争モノとか反戦色が全面に出てたら、それだけで、即。回れ右したであろう私にも「興味を抱かせた」時点で、エンタメ的に「あんたの勝ち~っ」を感じてしまったのでした。

ただ、なんとな~く、のんびりとしたファンタジックなものを予想してたもので、かなりハードな要素も多々。

心の準備が無かった分、予想外なドンパチ率の高さ。「ひぇ~~っ」だったのも白状してしまふ… (^。^:)ヾ

うんと重い現実をふまえつつ、上手に、大切なものを「伝える」意味で、こういうハードと、すちゃらか。脳天気とシビアさ。「んなバカな!」の匙加減に、「…なるほどナ」

オハナシは、朝鮮戦争時の韓国。立場の違う、それぞれ対立関係にある面々、3組が偶然、「武器も戦争も知らない」、うんと浮き世離れした村に迷い込んで… な物語。

中和剤、かつ重要な役割として、頭のヨワい少女が、じつにイイ味だしてました

個人的には、激しく対立し、緊張してた面々が、村人の大らかさの前。徐々に人間性をとりもどしていく場面が好き、だったかな?

あとから、じつは本国ならびに、日本でもヒットしたのを知り、「あらま、びっくり」
同時に、こういう作品が作られ、そして支持された背景に、改めて (^^;)
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by noho_hon2 | 2007-10-29 18:14 | 映画 | Trackback(3) | Comments(2)

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
e0080345_8175824.jpg最初に見たときは、なまじ「邦画実写・ナンバーワン作品」という実績に圧倒されて、少々、アマノジャク気分

真矢みき、演じる、新たな女性上司。沖田仁美役に、わからずやの憎まれ役を押しつけすぎてる印象が、やや抵抗感、だったのですが…

それなりの理由があったんですね。
(レギュラー・登場人物達に、花をもたせてメリハリ。終盤のカタルシスをパワーアップさせる?)

逆に、「そういう役」の、エッセンをを凝縮しつつ、一手に引き受けて演じてのけた、彼女の好演ぶりに、脱帽。…むしろ、徹してるのがアッパレ、でした。

ずっと、シリーズを通して見て、肩の力を抜いて鑑賞できたせいか「すごく、面白かった!」です。存分にエンタメ!しててヨカッタです。

細かい部分の随所に、シリーズを通した遊び心も配されてたし、ファン・感謝デー作品の側面も、もちつつ、映画ならではの贅沢さがふんだんでヨカッタし、冒頭の快挙なる実績!に、めちゃくちゃ納得。

改めて、和久刑事役の、いかりや長介。改めて、とても味でした
すちゃらか担当のスリーアミーゴスを含め、役割分担が幅広いのも魅力のひとつ、かな?

本当に、テレビから育った、お手本みたいなサクセス例ですよね。

テレビ、スペシャル、映画、と、それぞれの持ち味を活かした、お手本…かも。
今回は特に、一気・オンエア!にサービス精神を感じました
…大いに堪能 (^。^*)
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by noho_hon2 | 2007-10-22 08:30 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)

リンダ リンダ リンダ
e0080345_17463435.jpg地方都市の、ある高校。文化祭を目前にした、ある日。軽音楽部所属の少女5人組が、ギターの骨折を発端に空中分解。

急遽、たまたま目の前を通った韓国からの留学生をボーカルに引きいれて… という、青春ストーリー。

じつに淡々としたペースで描かれるのが、独特のリアリティ。前半の思春期独特の、気まずさ描写のうまさとあいまって、ハーフビターな味わいです。

それが、たまらなく好き!という熱烈ファンも多く、評価も高い、一方。「暗い」とか「ちと、期待外れ」との声もあり、双方、ワカル気がして「…なるほどなぁ」

個人的に、母校の文化祭が、どちらかというと地味だったので、学生の頃。みんなが、ヨモヤマ話に語ってくれた文化祭って、こういう感じだったのかなぁ、と、そういう意味で、大いに想像をたくましくしてしまったのでした。

驚いたのは、先生役で出てた、甲本雅裕(「踊る大捜査線」で、味のある、おまわりさんを演じてましたよね)って、じつは実兄が、元、ザ・ブルーハーツの、甲本ヒロト(「リンダ リンダ」のヌシ)だったとは!  あらま、びっくり… 

e0080345_18373459.jpgそれに、引っ張り込まれた、韓国からの留学生。べ・ドゥナって、「子猫をおねがい」にも出演してた彼女だったんですね。

ごく普通の子に見える瞬間と、すごくチャーミングに見える瞬間と、くるくる変わるのが、「へ~ぇ」でした

また、香椎由宇の制服姿に、えらい感心。

ちょっと前。「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」で、先生役を演じてた印象が強かったので、てっきり、かなりオトナかと思ってたら、まだまだ若かった(現在、20歳)のに
これまた、(ノ ̄□ ̄)ノ

劇中で歌われる曲もヨカッタけれど、エンドロール。お約束のように流れる、本家本元ソングは、やはり、圧倒的! 改めて「時代を代表する曲だよね」の感、ひしひし

ふとした間が、印象に残る作品でした。この監督さんの独特センスに注目
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by noho_hon2 | 2007-10-16 18:25 | 映画 | Trackback(5) | Comments(2)

隠し砦の三悪人
e0080345_902338.jpgこれまた、2回目の鑑賞…

最初は、あの「スターウォーズ」シリーズの、すちゃらかコンビ。C-3POとR2-D2のモデルである、説への興味から見たのですが… 火祭りシーンの、日本人離れしたセンスと、迫力に圧倒。

黒澤演じる、真壁六郎太のパワフルさ。槍の試合や、馬での追っかけシーン、最後の勇士、等々。ほとんど独壇場でしたよね

それと、雪姫の、(心意気の)ハンサムぶりが、いい味だしてて「ほ~ぉ」。とても印象に残った記憶があります。

また、3人組といっても、三銃士のように、かっこいいヒーロー三羽ガラスじゃなくて、強欲な俗人の「隙あらば…」コンビと、猛者。プラス・アルファって組み合わせ。その凸凹チームで姫の護衛&脱出劇ってのが、なんとも味なこと。

e0080345_923782.jpgこう再び見ると、初めて「なぜ、火祭りだったのか」とか、「あの、唐突に思えた槍試合には、じつは大きな意味があったのね」等々。

ファンの方からは、「そんなこと、見れば1発じゃんか~!」と突っ込み&脱力されそうな部分… ディテール部分が、ようよう飲み込めて、嬉しかったのでした。

さらには、ネット情報を読んでると、ヨモヤマ話に、さらに「なるほどなるほど…」

e0080345_924090.jpg雪姫の演技は、黒澤ワールド独特の(ハイテンションな)言い回しかと思いきや、じつは「猛烈に大根であ~る。しかし、それをも凌駕する存在感」とたたえられてたのも、そのはず

じつは、思いっきりの新人だったこと。
しかも、強烈な印象を残したまま、あっという間に引退してしまったこと。

最初のクレジットで、「姿三四郎」の主演をした、藤田進の名前を見かけたので、「あらま、どこで出てたんだろう…」と思ってたら、じつは、例の槍試合のオッサン。田所兵衛役で、終盤にも要になる人物だったこと。

しかも、初期のウルトラ・シリーズから「モスラ対ゴジラ」、「太陽にほえろ」にまで出てる経歴に「あれま~」だったのでした。

だけど、CGもない時代。ほとんど「ベン・ハーかっ!」と突っ込みたくなるような、怒濤のエキストラ。人海戦術の映像は、ちょっと圧巻!ですよね。

改めて、銀幕が最大のレジャーだった時代の威力を、ひしひし
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by noho_hon2 | 2007-10-10 08:34 | 映画 | Trackback(5) | Comments(0)

ピンポン
e0080345_923538.jpg何度か見たことあるので、気楽にさわりだけチェックしようとしたら… 「いつのまにか、惹きこまれてた」という意味では、この作品もそう!

これまた、改めて気楽に見てたら、ぐいぐい。
ものすごぉ~くヨカッタ!です

最初にみたときは「…なんか、高校生にしては… みなさん。オトナすぎません?」と、「冬のソナタ」の序盤みたいな野暮天なこと、感じてしまったのですが(すみません)

これだけの逸材な役者さんでありながら… 本当に、惜しい!ですよね、窪塚洋介。

我家では、「なんか… 重なっちゃうね。これがあったから、彼。あんなことやっちゃったのかなぁ…(飛んでシマッタ件)」とポツリ。変なところで盛り上がってしまったのでした。

やはり、これは決してスペシャル・ドラマでは出せない、映画ならではの味… 
独特の空気感が素敵でした。

役者の持ち味、キャラクターの対比のみならず、動と静を上手に使い分け、CGを巧みにお道具として、迫力のスピード表現と、しみじみ部分…を表現するセンス。テンポと音楽の使い方に「…やるなぁ」と感じました。

だけど、途方もない存在は、松本大洋の原作と、宮藤官九郎の脚本かも…

「よく、この時間内で、この世界を表現し、まとめたなぁ… 本当に、この世界を“理解してる”よね」と言ったダンナさんの台詞に「…なるほどなぁ」と感心。大いに共感してしまったのでした。

それにしても… (原作を読んでない分)ネットでチラっと見た、原作の絵柄と、実際の配役に、思わずブハッ! ここまで似せたのは、のだめ並に、凄い…かも。

伸び盛りの新しい才能と、映画への情熱が伝わってくるのに、わくわくさせられました
これまた、見ることができて、超・ラッキー♪
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by noho_hon2 | 2007-10-02 08:53 | 映画 | Trackback | Comments(0)

七人の侍
e0080345_8242261.jpgじつは、この作品を見るのは、2度目… でも、気楽に見ることができたせいか、今回の方が断然面白かった!です。

(最近では、大胆なアレンジをくわえたアニメ。「サムライ7」も話題になりましたよね)

前回は、あまりにも「映画史上に燦然と輝く…」とか「世界的ビッグネームの、あ~んな人、こ~んな作品にまで影響を与えた」等々。

周辺情報に圧倒されてしまい、「…凄い作品だな」との印象はあったのですが、期待の大きさのあまり。アクション音痴なこともあり、「…痛快劇というより、むしろ…」と感じた記憶あります

だって、そのとき、うんと印象に残ったのは、噂の合戦シーンより、むしろ、巧みに散りばめられた、枝葉部分… 中でも、略奪された村女のエピソード。

悲嘆のあまり、しずかな狂気をたたえた表情が圧巻で、夫をみて、我に返った瞬間… な顛末が、アクション・シーンより深く心に刻まこまれた記憶あります。

e0080345_825346.jpgだけど、今回。冷静にみる機会をえて、しみじみ感じたのは、三船敏郎って希有な才能の役者さんなんだなぁ…と、改めて感心。

だって、この作品がインプットされたのは、学生時代。仲間内で、数すくない映画通の子が、みなに講釈してくれたトーク

「三船敏郎がね… いいんだよ。普通に考えると、バリバリ主役の二枚目役だと思うだろ? ところが、違うんだなぁ。完全に、はみだしキャラ。でも、すっごく格好悪いのに、めちゃくちゃカッコイイ!」ってな感想がインパクトで、一同。「へ~ぇ」

なるほど、この作品、もしも彼の存在がなかったら、全然、別物になってましたよね。
ダイナミックさと、ユーモラスさが、日本人離れしてます。
心密かに「…まるで、イタリア男みたいだなぁ…」と感じてしまったりしてね。

(気のせいか、黒澤作品自体、日本人離れしてますよね)

もちろん三船は抜群!でしたが、それにしても、脇役の配し方が、とてもヨカッタです。
風格ある、賢者風のリーダーがいて、クールガイがいて、青二才も、大らか男もいて… キャラの配し方のお手本のよう。

大きな画面で、再び見ることができて、大いに満足
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by noho_hon2 | 2007-10-02 08:31 | 映画 | Trackback | Comments(2)

情婦
e0080345_17141897.jpg巷の評判でも、この邦題には、かなり賛否両論。
「ちょっと待ったぁ!」の声も多かった模様ですね。

(レンタルで借りるとき、恥ずかしかった、とか、あらぬコーナーに分類されてた、の声に、思わずプププ…)

監督がビリー・ワイルダーで、マルレーネ・ディートリッヒが出演してる興味から、「彼女の姿が拝めるまで…」と、さわりだけ見ようとしたのですが、

退院してきた、辣腕・老弁護士の毒舌と気むずかしさ。それを、ずんぐりむっくり体型の氏が演じる、独特の可笑しさと、看護士さんとのやりとりのユーモラスさが、いい味だしてます。

e0080345_17163442.jpgそれゆえ、なんとな~く眺めてたんですが、じつは、アガサ・クリスティの短編が、ロングランを記録した舞台になり、それをワイルダーが映画化。映画史上に残る、どんでん返しの傑作、だったんですね。

たしかに、タダモノでない感に満ち満ちた女性を、ディートリッヒが演じる迫力に「ほ~ぉ」 (彼女の魅力は、あのアルト声と立ち姿にもあるとみた!)

しかし、このとき、彼女は50代後半。しかし、曲線美をも披露。
「う~ん、女優力だなぁ…」と、えらい感心してしまったのでした。

くわえて、看護士さんも、その美貌と存在感に「…デキるな、おぬし…」と感じてたら、やはり、かなりのビッグネームだったみたいですね。えらい納得!

きくところによると、この作品。ヒッチコックにライバル意識メラメラ…で、チャレンジした、との噂もあったのだとか。なるほど、同じ原作で、ヒッチコックにも作らせてみたかったなぁ…の感想に、思わず1票!だったのでした。

通ほど、たいへんに高い評価だったのも、よく分かる気がしました。

改めて、名作は、脚本とキャスティング、演出がイノチなんだなぁ、と再確認
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by noho_hon2 | 2007-09-28 17:35 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)


折々で感じたままに書いてます。心に残ったものレポート
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