カテゴリ:映画( 730 )

喜びも悲しみも幾歳月
e0080345_1704113.jpgいや~~、調べてみるものすね。
あまりにも有名なテーマソングを作った木下忠司、じつは木下恵介監督の、実の弟さんとは知りませんでした。

ほとんど、つのだ兄弟ばりのDNAパワーだわ。(兄の、つのだじろうは漫画家。オカルト漫画でヒット。弟の、つのだ☆ひろはバラードの名曲。「メリー・ジェーン」の人)

それに、すっかり「ああ、勘違い」。
佐田啓二って、中井貴恵、中井貴一のパパだったんですね。なぜか、司会の関口宏のパパだと思い違いしてた私… (ちなみに、彼のパパは、佐野周二。同じ時代に活躍して、上原謙・佐分利信とともに「松竹三羽烏」と呼ばれたのだとか)

印象としては… 改めて、「高峰秀子、おそるべしっ!」でした。

誰かが「彼女に(老け)メイクは無用。後姿にいたるまで、自在に年齢を演じ分けられる」と指摘してましたが、まったく同感だわ。

物語は、世間から隔絶された燈台守として、約四半世紀におよぶ夫婦と家族の軌跡を、激動の昭和史をおりこみつつ描かれてるのですが(原作となった手記があるのだとか)、ヒロインの高峰秀子。新妻時代から、燈台守の妻として、貫禄がでてくるあたりから、幼な子の手をひき、幸福な頃。初老に至るまで、見事なまでに表現してる!んですもの。

表現の神は細部に宿る、といいますが、微妙なディテール部分にドッキリ。(喋り方から、体の傾け方、歩き方に至るまで) ほとんど、舌を巻いてしまったのでした。

たぶん、北島マヤ、姫川亜弓って、こんな感じなのかなぁ?と、勝手に想像たくましくしてしまったりしてね。

どうも、木下監督自身が30年後の昭和61年。自らの手で、加藤剛、大原麗子を迎え、リメイクしてるのですが、こちらの方が評判イイみたいですね。(再び作ってみたくなったキモチともども)分かるような気がして…
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by noho_hon2 | 2005-11-30 17:24 | 映画 | Trackback(2) | Comments(10)

モンスター
こういう(朝から慌しくて)頭が沸騰気味な時は、インドのチャイ、失恋時の中島みゆき、じゃないけれど、日頃、ちょっと見ることができないハードな作品に挑戦してみるチャンス?!

e0080345_1715664.jpg噂では、暗くて重くて救いが無い、やるせな~い、不幸のズンドコ作品という、もっぱらの評判だったのですが…

公開時。ラジオのパーソナリティの方が「(元が)彼女ほどの屈指の美人でなければ、まず演じられなかった何かがある」発言への好奇心から、さわりだけでも見てみたかったのでした。

だけど、正直いって、当初の素朴な感想は、アマノジャクではありますが… 「それって、ズルくない?」。

だって、たしかに見上げた役者魂!ではありますが「めぐりあう時間たち」における、ニコール・キッドマンの、つけ鼻効果じゃないけれど… そこまで「他の人の分まで、役にはじまり、注目、話題、賞に至るまで、さらってしまってもイイの?」ってね。

ずっと「(そこまでの動機は)何ゆえに?」だったのですが、調べてる内。彼女自身が、それにほど近い壮絶な経験をしてる、って事実に「なるほどなぁ…」だったのでした。

たしかに、ゴシップ誌に暴かれるより先に、それをバネにする方が俳優としては、大正解…かも。(実際にアカデミー賞授賞式で、自ら告白し、会場の感動を呼んだのだとか)

思えば、往年のアウトローものは、銀行強盗を繰り返したけれど、(「俺達に明日はない」など)、それが、いつしか「テルマ&ルイーズ」になり、今度は、こうなるですか… と思ってたら、実は、それは逆。この事件をベースに「テルマ&ルイーズ」が作られた、って事実に、ひっくり返ってしまったのでした。びっくり。

それに、ベースとなった事件の実際の犯人像と酷似してたのに、仰天。いや、いくら根性で13キロ体重を増やしただけでは、絶世の美女が、ここまでにはならないでしょ?と思ってたら、猿の惑星メイクを担当したスタッフまでが総動員で、あの姿を作った… には、半ばアングリ。

じつは、シャーリーズ・セロンの名前からだけでは、元の彼女像が想像できなかったのですが、ラックス・スーパーリッチの宣伝に出てきた美女で、「スウィート・ノベンバー」「サイダーハウス・ルール」で華を添えてた女優さん、だと知り、ますます、クラクラ…

だけど、考えてみると「俺達に明日はない」も、この作品も、かぎりなく実話に基づいてるみたいだし… 今や、ニュースがエンターテイメント化した事実じゃないけれど、人は、そういう振幅激しく、日常を突き抜けてしまったもの、興味を覚えるのかもしれませんね。

そして、それがヒットし、アカデミー賞まで取るぐらいなので、ある意味で病めるアメリカの象徴なのかな?

個人的には、この作品では、とかくシャーリーズ・セロンばかりが話題になり、受賞はで果たしましたが、キーマンである、共演のクリスティーナ・リッチも大いに認められるべきでは?と、ふとね。
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by noho_hon2 | 2005-11-24 17:58 | 映画 | Trackback(4) | Comments(0)

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
e0080345_17153324.jpg気のせいか、前作と、えらく雰囲気が変わったような… と思ってたら、監督が交代してたんですね。

演じてる少年少女達の、めざましい成長ぶりに合わせてか(それにしても、外人さんって、なんて成長の早いっ!)従来の単純明快な冒険活劇から、思春期の、やや気難しティストを加味して?か、かなりダークな肌触りとなってるのが、賛否両論。

ひょっとして、原作は、もっと緻密で、きめ細やか。ボリューム満点なのでしょうか?

原作ファンが「イメージがちが~う!」とか「エピソード、はしょりすぎ。映像美にばかり、懲りすぎ」と怒ってたり… あまりにもビッグタイトルになりすぎると、大変だなぁ、と、やや同情を禁じえない部分さえあったのでした。

それにしても、ゲイリー・オールドマン。「レオン」の敵役で大成功して以来、すっかり世間の期待も、そういう風になり、その手の配役がされるようになってしまいましたね。

個人的には、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンが、どんな女優さんになるのか、今後、どういう作品選びをしていくのか… ちょっと楽しみ♪
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by noho_hon2 | 2005-11-22 17:36 | 映画 | Trackback(1) | Comments(2)

「どろろ」実写版
e0080345_17211190.jpgきくところによると、百鬼丸役に妻夫木聡で、どろろ役が柴咲コウ、なんですってね。

…「オレンジデイズ」コンビですな。
(一瞬、逆?と思ってしまった私です)

勝手にキャスティングすると、百鬼丸はもっとクールな、ロンリーウルフなムードも出せる、オダギリジョーあたりで、どろろは、上戸彩かな?と思ってたけれど、それでは、「あずみ」コンビになってしまいますか。

個人的に「鋼の錬金術師」の大ルーツだと思ってるだけに、楽しみ楽しみ。
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by noho_hon2 | 2005-11-18 17:31 | 映画 | Trackback | Comments(0)

キルトに綴る愛
e0080345_9495822.jpgとにかく「映像がキレイ。ウィノナ・ライダー、美し~~っ! こんな味わい深いキルト、間近で、ぜひ見てみた~い」と、かぎりなく目の保養、な作品でした。

でも、意外にも、ネット評的には、一部で評判が上々である傍ら。「人生イロイロ」ぶりが、うんと狭い世界で起こってしまう関係。ある意味ドロドロするせいか

「やはり、女性映画ですね。男性には少々、キツい…かも(実際、メイン・スタッフの大半は女性だったそうで)」との指摘があったり、かなりの辛口評もあったりして「…なるほどなぁ…」。

ひとつには、総じて男性陣がだらしなく、女性が、うんとパワフル。それゆえ(?)か、人間関係が複雑にねじまがったり、ヒロインの未熟ぶりが(成長への布石とはいえ)、若くて潔癖な層には、やや抵抗感、だったのかもしれませんね。

年齢を重ねた方々のエピソードや、そんなこんなを経て、突き抜けた滋味あふれり表情。最後に語られる詩なぞ、じつに味わい深かったし、とくに最後は爽やかだったけどなぁ…

個人的には「あ、この方、見たことあるぅ」と思ってたら、「卒業」にミセス・ロビンソンとして登場してたアン・バンクロフトだったのも、きわめて感慨深いものがありました。

キルトといえば、ちょっと前にみた内館ドラマ。「昔の男」で、妻の富田靖子が、夫の浮気から、家への執着が過剰になり、静かに崩壊していく象徴として、怒涛の手作り作品や、渾身のキルトが「小道具として、じつに効果的に用いられてた」のが印象的で、ちと怖かったのですが、

なるほど。こういう広々とした開放的な風景。そこにポツンと建つ、素朴な家にこそ馴染むんだぁ、とか、考えてみると、日本には、着物文化があって、ルーツ的には、これに近いものがあるのかも(長く大切に伝えられてきたあたり… とか)等々、いろいろ考えさせられるものがあって、なかなかに有意義でした。

私は、好きな作品です(^-^*)
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by noho_hon2 | 2005-11-17 10:05 | 映画 | Trackback | Comments(0)

69 sixty nine
e0080345_1744481.jpg前評判は上々だったし、脚本も、今をときめく、宮藤官九郎。世間の評判も上々で… それこそ「モテたいための、ロックンロール♪」を地でいく、青春オバカ・パワーに、妻夫木聡の、なにを演じても嫌味にならない品の良さと、安藤政信の、イケメン&雰囲気パワーが、実に合ってたんですが…

う~ん、残念。正直いって、私、かなりエンターテイメント方面で偏食があるみたいなんですよ。

とても無念なことに、世間で大絶賛されてる、20世紀の天才。チャップリンや、ウディ・アレンの笑いに、いまひとつクスリ、となれないし、大人気作家の村上龍。その生命力パワーに、少々、引いてしまいます。(単に、グロが苦手で、その特徴であるバイオレンス・パワーに負けてるだけかもしれないけれど…)

佐世保のもつ、ローカル色や時代背景の再現なぞ、随所に工夫が光ってました。
(ああ、それなのにぃ… うるうる(;_;))

だけど、この時代を青春をすごした方々は、ハンパじゃないエネルギーと数のパワーで、逐一。記録や習慣を塗りかえていったけれど、今や、場合によっては孫さえいる世代なんですね。
そう考えると、ますます感慨深いものがぁ…
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by noho_hon2 | 2005-11-15 18:09 | 映画 | Trackback | Comments(0)

スウィングガールズ
e0080345_1842930.jpg評判通り、素朴に面白かった!です。

じつは、映画の公開前。矢口史靖監督がラジオでゲストとして招かれ、この作品について語ってて、それが実に興味深かったんですよ。

「地方を舞台にして、そのカラーを前面に出したい」「ぜひ、方言を喋らせたい」みたく語ってて、その時点では「へ~~ぇ」

でも、昨今。マシューTV・なまり亭のヒットといい、ドラマ、映画で、そういうものが評判になるわ(でも、セカチューのヒットで、香川県の宣伝が、山手線のラッピング広告にまでなるとは思ってなかったよ) 「吹奏楽の旅」の快挙!といい… まさに「キターッ!」ですよね。

そういう部分でも、「目のつけどころ」ともども、エンターテイメントとしての嗅覚がすぐれてるんだなぁ、と再確認。(さすが、あの小さなニュースから、「ウォーターボーイズ」を作っただけある)

とくに、女の子たちのヤンチャなハジけようが可愛くてヨカッタです。

細かい部分では、ひょっとすると前作(ウォーターボーイズ)の方がすぐれてるのかなぁ?と感じつつも、プレッシャーに負けず、よくぞここまで… の感であります。

演奏も楽しかったし、大いに満足。
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by noho_hon2 | 2005-11-09 18:14 | 映画 | Trackback | Comments(2)

ビッグ・フィッシュ
e0080345_16574569.jpg子供の頃、不思議だったこと。

どうして、大人が子供にきかせる昔話の中。建前上は一応、品行方正なのに、そのくせ、おば~ちゃんやオカーサンは「いっときなぞ、なんたら小町と呼ばれてね(ポッ)」だったり、おじ~ちゃんやオトーサンは「若い頃は、ちょっと鳴らしたワルで… ヤンチャもしたっけ(ニヤリ)」だったり

子供側としも、ちょっと小生意気になってくると、「かなり、願望や郷愁をこめて、過去って書きかえられるのかな?」な~どと、ふと疑問おぼえたことありません?

これは、周囲は喜ぶけれど、いつしか父親の、どちらかというとホラ話としか思えない、ダイナミックな“面白エピソード”を、いつしか素直にきけなくなり、気がつくと心離れてしまってた、父と息子の最期の日々。じつに心温まるファンタジー物語…

とにかく、ティム・バートンならではの、映画マジックが素敵♪

きくところによると、ベストセラー作品の映像化、だそうですが、中には「原作より、コチラの方がイイ」って方さえいらっしゃるのも分かるような気がしました。(かと思えば「自分はダメだった… 気がつくと爆睡」の両極端に分かれるのも、ちょっと面白いところ)

その、「ありえな~い!」のに心惹かれる映像美。ちょっとユーモラスなテンポが、なんともいえず絶妙なあんばいですよね。さすがは、今をときめくユアン・マクレガー、若き日のパパとして、じつにイイ味だしてます。

「そうだよねぇ。うん、そうなんだよねぇ… 物語って」と、思わず、しみじみ。

ふと、キモチがすさみ気味な時、断然、オススメのおとぎ話です。
あって欲しいよね、こんな夢…
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by noho_hon2 | 2005-11-02 17:26 | 映画 | Trackback(4) | Comments(3)

人気ゲーム「DOOM」、映画版が快挙!
e0080345_1941973.jpgきくところによると、アチラでは「DOOM」の映画版が初登場首位、だったんですってね。この情報に、ビックリ 

う~ん、でも、あれをどのようにしたら「映画に」なるのでしょうか? …ちょっと、謎
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by noho_hon2 | 2005-10-25 19:02 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ティム・バートン監督、生出演
新作「コープス・ブライド」のキャンペーンのため来日してたティム・バートン監督が「王様のブランチ」に生出演してたのですが、製作裏話にウケまくって!しまいました。

e0080345_1135505.jpg現在、チャートの1位にいる「チャーリーとチョコレート工場」に関しても、主演のジョニー・デップと、キャラについて検討する際、ジョニーが「(カラーのおかっぱ頭に白肌、だけじゃ物足りない)さらに、尖がったつけ鼻もつけた~い」と言い出して

「いや、それは、ちょっと…」と思わず止めた話とか、

「コープス・ブライド」では、ジョニー・デップが声優に初挑戦!してる訳ですが、「チャーリーとチョコレート工場」の製作中、「ねぇねぇ、今晩、あいてる?」と、悪戯っぽくそそのかして、そのままGO!

どんな作品で、どんな役かも教えないまま、「まんまと、やらせてしまったよ。うっしっし」なヒッチコックも真っ青な「巻き込まれ」顛末とか… (結局、その結果。ジョニーは、昼は「チャーリーと…」で、夜は「コープス・ブライド」と大車輪になってしまったそうな)

聞くところによると、「コープス・ブライド」のヒロイン役が、公私とものパートナーになった件とか、(あれっ、パートナーを起用したのかな? 順番は忘れちゃった) 犬の声は、オウチで飼ってる愛犬を、まんま使った件も、プププ… でした。

な~んか、聞いてると、天才達のやらかすことって、ものすごいのに、どこかスチャラカで可笑しいですよね。おもわず、爆笑!
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by noho_hon2 | 2005-10-22 11:39 | 映画 | Trackback(1) | Comments(2)


折々で感じたままに書いてます。心に残ったものレポート
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