カテゴリ:本、雑誌( 45 )

綿いっぱいの愛を!
e0080345_16334017.jpgバンド筋肉少女隊脱退後、自らのバンド「特撮」を結成し、安定した活動を展開する大槻ケンヂ。

作家としてもSF小説の権威「星雲賞」を2年連続受賞、現在も複数の連載をかかえる売れっ子作家オーケンの爆笑のほほんエッセイ集

オーケンの文章に初めて「ををっ!」と感銘をうけたのは、大好きな中島らもさんの文章を「ほかほかの炊きたてご飯のようだ」と比喩したのに感動した時、以来です。

好きが高じて、写して学ぼうとし、らもさんに「それでは、写経だよ」と突っ込まれたエピソードも可笑しいです。

なんといっても、独特のユーモラスさがイイですよね。

どんなトホホ経験も「ネタになるのだ」を合言葉にすると「乗り越えられる」というスタンス。幼少体験から、諸々の体験、見聞、等… 独特の視点と比喩がよくて、笑いながら読めるのが、いいなぁ、と感じるのでした。

個人的には、オーケンが大好きで、よく比喩に出てくるプロレス・ネタですが、彼の手にかかると、分かりやすくて、とても愛すべきものに思えてグッドです。

余談ながら、筋肉少女隊時代のオーケンと、その詞を、あの柴門ふみが、とても誉めてていて、ファンだったことも、昔、うんとインパクト。やはり、文章で頭角をあらわしましたね。

元気を出したい時、笑いたい時、リラックスしたい時、オススメなのでした。

[目次]

人間万事塞翁がコラムネタ
南セントレア市はできなかった
鴨川痴漢旅…ってオイ!!
手塚治虫よ、ちっぽけなプライドを返せっ!
スペル星人はどこへ消えたのだろうかと
ドラえもんとLSDの関係
追悼らもさんキープ・オン・ロッキン!
中島らも追悼ライブ・その裏側を暴く!
オムライザー!え?藤岡弘!?
ジーン・シモンズに会って来た〔ほか〕


[PR]
by noho_hon2 | 2014-11-25 16:29 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

「つくも神さん、お茶ください」畠中恵
e0080345_14212473.jpgやはり、イマジネーション豊かな方のエッセイは楽しいですね。

人気シリーズ「しゃばけ」の作者、畠中恵さんの初エッセイ集。

丁寧なものいいの中の、独特のユーモラスさと豊かな感性、ひょうひょう感が素敵です。

遅咲きだったデビューまでの経緯。

兄が買ってもらう少年系エンタメ本に影響され、自分の中に、物語が生まれ始めたことや、漫画家めざしてた時代があったこと。食いしん坊ならではの、いかにも美味しそうな世界観…

特に「中国・グルメ・ツアー」レポートなぞ、あくなき食への探求と情熱。「へ~~っ、こんな感じだったのですか」と、こちらまでワクワクさせられたのでした。

後半は、本が受賞し、売れて、みんなに「どんな挿絵で読んでみたいですか?」と質問したり、「どういう層の本に書くのがよろしいのか」とか質問し、そのレスポンス披露、等々、大いにウケました。

(彼女のイメージの中では、断然、杉浦 日向子ラブ、だったみたいですね)

売れっ子になってのちの、自らを畠屋と呼び、粗忽披露も御愛嬌。

彼女の作品は、「しゃばけ」シリーズの「うそうそ」等ドラマ化されたもので堪能しましたが、ファンになったのでした。

   (解説)

大人気「しゃばけ」シリーズの戯作者、畠中恵さんって、こんな人なんです。遅咲きだったデビュー秘話、妖たちとの初めての出合い。愛する本や映画のこと、創作における苦労。今は亡き小説の師匠の思い出。隠しておきたい弱点や、とっておきのストレス対処法…。お江戸の世界と日常を自由自在に行き来しながら、愛すべき小説を生み出す作家の素顔とは。もりだくさんの初エッセイ集。

[PR]
by noho_hon2 | 2014-08-06 14:25 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

「あぶさん」が終わってた
e0080345_15022971.jpgお医者さん通いのささやかな楽しみは、待ち時間、コミックを読むこと。

気がつくと「あぶさん」が2月のはじめに終わり、カウントダウンしてる時の感じが感慨深かったです。

(情けないことに、最終回は見逃したぁ (^^;)ゞ)

あいかわらず、こち亀はパワフルに続いていて、これまた感慨無量。「両さん、お誕生日・大作戦」で、珍しく、中川が人格崩壊しかかってて、爆笑。

[PR]
by noho_hon2 | 2014-03-06 15:06 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

ゆっくりさよならをとなえる
e0080345_16580432.jpgタイトルからして、その言葉センスが素敵。

「いままでで一番多く足を踏み入れた店は本屋、次がスーパーマーケット、三番めは居酒屋だと思う。なんだか彩りに欠ける人生ではある」。

春夏秋冬、いつでもどこでも本を読む。居酒屋のカウンターで雨蛙と遭遇したかと思えば、ふらりとでかけた川岸で、釣竿の番を頼まれもする。

まごまごしつつも発見と喜びにみちた明け暮れを綴る、深呼吸のようにゆったりとしたエッセイ集、とのことですが…

ちょっと湿り気と匂いとユーモラスさと余韻のある筆致。こんな風に、なにげない日常を違う角度から見られる視点は斬新ですよね。

体調やお腹の減り具合によって図書館に行きたかったり、本屋さんに行きたいかが異なったりするあたり「へ~ぇ」(図書館と本屋さんとは、本達のスタンスというか、アピール度が異なるのだそうです)だったのに、

じつは「本を読む」ことに開眼したのは、割とオクテで、少し大きくなって「読み聞かせて」もらって初めて、だったのも面白いなぁ、と感じたのでした。

いっとき、教職に就かれてたそうですが、その時代の自らをして「となりの山田くん」の、無気力・ぐうたらな女先生そっくり、って、おっしゃられてましたもんねぇ。

個人的には密かに「大女は不便である」のオハナシがサプライズで、「16巻はいずこ」(拾った漫画がきっかけで、探しまわる)エピソードがお茶目で妙にウケたのでした。

[PR]
by noho_hon2 | 2014-03-05 17:17 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

聞いて、ヴァイオリンの詩(千住 真理子・著)
e0080345_14374642.jpgやはり、ある分野において、抜きん出た方の視点というか… 見る風景や感性は独特で途方も無いですね。

発見が多くて興味深いし、面白いです。それに、その情熱はやはり感動的。

まずは、親御さんの深い愛情に育まれた才能であることに感心。同時に、千住家の血は、ある分野を追求する血でもあるののかな?と感心してしまったのでした。お兄さましかり(画家と音楽家)お父様しかり(研究者)

彼女によるとお母様が、とてもユーモラスで懐の深い人物である旨だったのですが、すごく分かる気がしました。

成長期の(音楽への)目覚めと、「天才少女と呼ばれ、期待された時期」のプレッシャーとジレンマ。反抗期と、あるブランク時期と復活の時期と… ホスピスでの演奏による、深い癒やしも含めて、大いに感動的

でも、庶民感覚としては、猛練習と演奏旅行の移動の連続… 食糧事情が意外や意外でした。(往々にして、演奏と、その他諸々が深夜に渡り、特に海外では食事する時間すら無くなるので)「カロリーメイトは、旅の必需品」には、思わず (^^;)

天才達の楽曲に触れていると、あるアーチストは、指の幅を必要とするため「常に、オフロに入って(膨張させて)望んだ」エピソード… そして見えてくる風景も凄かったし

耳栓や目隠し(を駆使した練習)は、まるで巨人の星、のよう、です。
同時に、理由を説明されると「…なるほどなぁ」

ストラディバリウスとの出会いと、熱愛にも近い蜜月な日々は圧巻。

不思議と、表現者は文章もまた達者なことが多いですね。
感動があり、笑いがあり、オチがあるあたり、お母様のDNAとのブレンドでもあるのかな、とも感じたのでした。
[PR]
by noho_hon2 | 2013-09-29 14:47 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(2)

バレエ漬け
e0080345_914598.jpgやはり、一芸に秀でた方は、そもそもの感性というか、回路自体が、幼少期より少し独特で

だからこそ徹底して、何かに打ち込め、精進できるんだなぁ、と、改めて感心&納得してしまったのでした。

でも、このような個性をうけとめて生活し、そして、共に自らの道を打ち込めるとは、(周防監督との出会いと結びつきは)本当にラッキーだったんだなぁ、と、しみじみ。ヨカッタねヨカッタね。

椎間板ヘルニアで踊れなかった時期があり、結果。映画に出て、伴侶まで。本当に偶然が幾重にも、ですよね。

(ふと、ピアニスト・中村紘子と庄司薫の結びつきを連想)

ある種の「まっすぐさ」と「徹底的」ぶり、そして、「こだわり」部分… 突き抜けるあまり「豪快さ」に程近いレベルで感動

何事も、ある程度以上、徹底すると、どこかユーモラス。

美貌と運、ともども「恵まれた」方がいらっしゃるんですね。あれほど「命!」だったバレエから退いた今、表現者として、また花を咲かせて欲しいなぁ、と切望

余談ながら、来年の秋、公開という、周防監督の新作。舞妓さんの踊りエンタメ映画(構想自体は、「Shall we ダンス?」以前から温めていたのだそう)、彼女も出演するみたいで、楽しみ楽しみ。
[PR]
by noho_hon2 | 2013-07-24 09:25 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

いい歳旅立ち
e0080345_8252134.jpg最近では、「聞く力」が大いに売れて、対談の名手と言われ、オシゴト絶好調!ですが、

その面白さに開眼したのは、やはり、雑誌で連載を読み、大いにウケた、檀ふみとの「ああ言えばこう~」シリーズ、往復エッセイから、かな?

(「ああ言えばこう食う」が、第15回(1999年) 講談社エッセイ賞受賞 に輝いたのも、大納得。雑誌かどこかで、食欲のダンフミ、愛欲のアガワと公言してたのも、可笑しいです)

じつにイイですよね。この2人… ある意味で、「負け犬の遠吠え」で名をあげた酒井順子とは別の路線。未婚の可能性、ロールモデルという意味で、新しい時代を拓いた、かも。

個人的に、彼女のエッセイは、どれも好き。
軽く読めるし、明るい気分になるので、つい、待ち時間のオトモに。古本屋で見かければ、迷わずゲットしてしまいます

やはり、稀有な存在ですよね。

いまや、対談といえば、黒柳徹子か、阿川佐和子か。こういう、話し上手の、引き出し上手。わくわくの存在になれたらイイですね。このエッセイは「いかにして、そういうキャラが生まれたか」を知る意味でも、大いに興味深かったのでした

持ち前のサービス精神。短い中にも、明るく品よく、ユーモラスに「オチをつけてる」あたりも、小咄みたいでマル

   (内容紹介)

こうして阿川佐和子は、大きくなりました!短気で愉快な父、諦め気味な母。この親にしてこの子あり……。元気で痛快な半生記(反省記でもありますが)、読めば元気になれる毎年「いい歳」旅立ちエッセイ集
[PR]
by noho_hon2 | 2012-11-27 08:41 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

奥さまは社長―爆笑問題・太田光と私
e0080345_9344932.jpg爆笑問題、太田光の妻であり、彼らが所属する会社・タイタンの社長でもある、光代さんのエッセイ

先日、なにかのインタビューで、田中裕二が相方・太田光について語ってて「仕事大好きで、天才のあまり、基本的に崇拝しまくり。嫉妬なぞ、カケラもない」との弁に「へ~~」。

さらに、太田光なる人物に興味を感じ、最も親しい人物でもある、奥方(であり社長)の個性やエピソードを知りたくなったのでした。

個人的にウケたのは、その嫉妬深さは尋常じゃなくて「たとえ、自分の夢の中で(ダンナさんの太田光が)デートしてても、立腹のあまり、謝るまで許さない」には、思わずブハッ!

いや、怒る奥さんも奥さんですが、謝るダンナさんもダンナさんで、その図を想像するだに、可笑しくて

同時に、それまでは(恋愛しても)嫉妬とは無縁だったのに… なんで? には、思わず「なるほどなるほど(^v^)」

光代自身もユニークな人柄で興味深かったです。会社のはじまり、も含めてね。
2人の対談も、なかなか…。

ある意味で、太田光。才能は言うにおよばず、周囲(相方と奥様)にも仕事にも恵まれて、本当にヨカッタねヨカッタね。

来月の、コンビしてw入院や手術は、ひょっとしたら、ロングバケーションじゃないけれど、神様のくれた、ちょっとした充電期間、なのかも。どうぞ、ゆっくり休んで英気を養ってくださいね
[PR]
by noho_hon2 | 2012-11-26 09:45 | 本、雑誌 | Trackback(1) | Comments(0)

RURIKO
e0080345_9421181.jpgとびっきりの美貌を持って生まれ、やがて、時代を代表する人気女優になった女性をヒロインに据えて見た、華麗なる昭和史。

裕次郎、旭、ひばりと、時代を彩る、実在の人物がバンバン出てくる興味ともども、「小説として」面白かったのでした。

実際、作者の林真理子も、「想像の翼を広げる」のに、腕が鳴っただろうなぁ、と感じる、のびやかさに満ちてた気がして。

それにしても… 裕次郎やひばりは、今や故人となり、伝説化したけれど、戦後、映画黄金期の作品を見ると、まぶしいほどの輝きを放ち、なおかつ、あの寅さんシリーズでは、最高のマドンナと評され、

最近でも、人気のドラマ「すいか」等、現役で活躍し続ける浅丘ルリ子は、大したものだなぁ、と、改めて、感心。

主人公を、類まれな美貌を持ちつつも、中身は、男前でサッパリしたキャラにし、決して湿っぽくならない、俯瞰したビジョンも効いてた気がしました。(ゴシップ感に満ちた、ドロドロを期待されたむきには、やや拍子抜け、かもしれませんが)特に、映画ファンは楽しめそうです。

   (ストーリー)

昭和19年、満州の帝王・甘粕正彦を四歳の少女が魅了した。「彼女を女優にしてください」。のちに画家・中原淳一に見いだされ、少女は「浅丘ルリ子」としてデビューした。時は昭和30年代、銀幕にひしめく石原裕次郎、小林旭、美空ひばり、燦めくようなスターたち。少女から女性へ、めくるめく恋の日々が始まった。太陽照り映え、花咲きほこる銀幕の裏側、スターたちの舞台は終わらない!自分を生きた女優の半生、一大ロマン小説。
[PR]
by noho_hon2 | 2012-11-07 09:53 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

シューカツ!
e0080345_8262394.jpgきわめて直球な、爽やか青春サクセス・ストーリーである旨に興味を覚え、読んでみました。

シューカツとは就職活動のこと。自分の場合、当時、都市部のキャンパス生活にもマスコミにも、全く無縁だったので、距離感がある分、よけいに興味深かったです。

もちろん、現実はシビアであるだけに、あえて、ヒロインを朝ドラ風にしてたのも、カタカナでポップなタイトルにし、そういうノリだったのも、人気のエンタメ上手な作者の勘所?! 好ましかったです。

なにげに、仲間の中には、準ミス・キャンパスから、女子アナの道を進む者、中には心が折れて、引きこもりになってしまう者。頼もしい応援者。ささやかな恋の予感… 読後感も爽やかだったのでマル

問題提起しつつも、キモチのいい作品だけに、ぜひ、映像で見てみたい(青春スター達に演じて欲しい)気がしたのでした。

    (ストーリー)

大学3年生の水越千晴は学内の仲間と「シューカツプロジェクトチーム」を結成。目標は最難関マスコミ全員合格!クールなリーダー、美貌の準ミスキャンパス、理論派メガネ男子、体育会柔道部、テニスサークル副部長、ぽっちゃり型の女性誌編集志望と個性豊かなメンバーの、闘いと挫折と恋の行方。直球の青春小説。
[PR]
by noho_hon2 | 2012-05-25 08:37 | 本、雑誌 | Trackback(1) | Comments(0)


折々で感じたままに書いてます。心に残ったものレポート
最新のトラックバック
貴族探偵 #02
from 刹那的虹色世界
「釣りバカ日誌(2)」1..
from ドラマでポン
「人は見た目が100パー..
from ドラマでポン
貴族探偵 第2話
from ドラマハンティングP2G
貴族探偵 第2話
from レベル999のgoo部屋
貴族探偵 第2話
from レベル999のgoo部屋
貴族探偵 第2話
from ぷち丸くんの日常日記
最新のコメント
カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
メモ帳
「のほほん日和」
(04年9月~05年9月)