カテゴリ:本、雑誌( 45 )

そうだったのか! (村上春樹、河合隼雄に会いにいく)
e0080345_8423943.jpgある時期、とても興味を感じ、「心に響く」ものがあったものを再読してみると、いろいろな発見があって興味深いですね。

「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」を、なにげな~く、ぺらぺらページをめくってて、思わず読みいってしまいました。

ちょびっと本筋からは離れてしまい、申し訳ないのですが…

たしか、村上春樹って、かなりの聞かされ体質(!)みたいで、エッセイや小説世界からも、それをうかがわせる部分、多々。(逆に、それが蓄積して澱のようになってしまう痛し痒しから、虚構世界を紡ぎだし、昇華させている、みたいな記述に「なるほどなぁ…」)

同じように、各方面で熱烈信者をもつ河合隼雄もまた、その手の名手!

その河合隼雄の「聞き上手さ」ぶりをして、けっして「自分が(過剰に)話しすぎない」「相手のハナシを誘導しない」ってな部分を指摘してたのに「をををっ!」 ちょっと、目から鱗が落ちるものがあったです。

私、ずっと話し下手がコンプレックスでした。

トホホなほどに「空気を読む」のがダメダメで、頭の回転が遅いため、場の空気をさっと読んで、盛り上げる、気の利いた台詞をくりだす、なんて、夢のまた夢。ほとんど神業です。リアル・ワールドでも、テレビの中でさえ、そういう才覚のある方を、尊敬と憧れの念を込めて、うっとり眺めてしまうばかり。

でも、なぜか昔から「話を聞く」展開になることは多かったのですが、ちっとも聞き上手じゃなかったなぁ、と後悔するばかり。だって、やっとレスポンスが浮かぶ頃は、既に話題は、次のまた次ぐらいに移ってて、「言ってあげたかった」言葉が積もるばかり。集団の場合も、1対1のケースも。ぐすっ

(だから、ネット時代になって、個人的には超・ラッキー♪)

ほとんど偶然ながら「それは、それで、ヨカッタの… かな?」と思えて、はじめて過去に対して大いに安堵させられたのでした。なんだか、ひどく安心するものがあった次第。

こういうことがあるので、琴線ブックは、歳月をへて再読してみると、また味わい深いですね。

まだまだ「今だからこそ見える発見が多々」の予感に、ワクワク
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by noho_hon2 | 2006-01-25 10:08 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

隙間をねらえっ! (雑誌・戦国時代)
e0080345_1724648.jpgここのところ本屋を眺めてると、女性誌コーナーでは、おしゃれナチュラルというか、ロハス系雑誌のパイロット版みたいなものが、やたら目立ちますね。

「ちょいモテおやじ」を提案して当たった「レオン」。その女性版として創刊された「ニキータ」も、独特の言葉センスが話題になり

乳間(にゅうかん)ネックレスだの、艶女(アデージョ)等々で話題をふりまきましたが

その編集長がラジオに出演してた際。「雑誌の収入源は、読者より、むしろ広告主です」と言い切った発言の大胆さに「ほ~ぉ」と感心してしまいました。なるほどなぁ…

かと思うと、ちょっと前。「もうかりマンデー」に出ていた、角川書店の名物編集者から転じて、幻冬舎の社長となった見城徹がゲストに招かれてた回が印象的だったのですが

「いやいや、日本人男性は、やっぱ仕事でしょ。だってバカンスでハワイにいても、逆に“携帯にかじりついてる”位だから…」って、目のつけどころ自体にウケてしまったのでした。

その彼が、音頭をとって創刊した「ゲーテ」。はたして当たるかな、当たるかな?

やっぱ、こういうジャンルは特に、隙間をねらったもん勝ち!ですよね。
とくに新しい意識やスタイルをもった(従来になかった)層に訴求するのが1番っ! きくところによると、最近、元祖コギャルをねらった雑誌が出てきたそうですが、それも密かに興味津々…
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by noho_hon2 | 2005-12-07 17:19 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(2)

たけし、古田選手と語る
e0080345_18171829.jpg4年ぐらい前に出版された、たけしの対談集。「頂上対談」をほげら~っと読んでたら、やったら面白かった!です。

やっぱ、折々の「時の人」、もしくは、ある分野で「きわめた人」ハンパじゃないですね。

でも、それ以上に、はからずして、そこにキラッと見える才気や珠玉の台詞。とくに、たけしの「まとめ」(けっこう、そっけないのに鋭い)が「をを!」なんですよ。

偶然、日本一の捕手として、名をはせた直後あたりの古田選手との対談があって、なんて、タイムリ~♪ 今、読むと「どひゃ~!」なものがあった、のでした。

なにより、たけしが「一瞬で“すごく頭がいい”と感じた」「やがて監督になるね」「しかも、野村さんが作りあげた形を、もう一歩前進させた形になるだろう」「だから、2人の出会いは、とても幸福だったと思うよ」みたくあとがきで予言してるのには、な~んかに感慨深いものがあったりしてね

やっぱ、頭角をあらわす人は、「一瞬で分かり合える」のかな?
そういう意味でも、すごいやすごいや…
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by noho_hon2 | 2005-10-22 18:27 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

海馬―脳は疲れない
e0080345_16524281.jpg素朴に「すっごく面白かった!」です。やはり、それぞれの分野の第一人者が、それぞれの興味に従って、「読み解く」って、実に味わい深いですよね。

思えば、超・人気作家、というより、個人的に、現代のシャーマンと感じる村上春樹と、これまった、たいへん現代の賢者、とお呼びしたい、河合隼雄

その2人がと対談した『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』が、本が発売になった時、新聞でミニ企画としてのコーナーに紹介されてた段階で、すっごく興味深かったのが印象に残ってるのですが、知識のピコリ~ン体験としては、それ以来の快挙!かも。

たとえば、かの人気・長寿番組。『開運! なんでも鑑定団』が、これほどのとして、衰えぬ視聴率をキープし続けてるのは(似たような番組は、みたコケたのにね)、企画の勝利もあることながら、

司会者に、島田紳助と石坂浩二を配した、そのドジョウ鍋なセンス(石坂浩二の博学な臭みを、島田紳助のお笑いセンスで、イイ感じに中和)が素晴らし~~っ!と感じてるのですが、それぐらいの「組み合わせ、の絶妙さ」をおぼえることしきり。

個人的には「脳は疲れない(だって、寝てる時だって“夢をみたり”とか、大車輪)」とか「年齢による衰え感は錯覚。働きが変わってくるだけ」「30歳は人生の縮図」みたいな発想が、面白いなぁ、と感じました。

エピソード的には、手塚治虫の超人的な仕事の様子と、それに告示してる宮崎駿のさま、って部分に「やっぱりぃぃ!」と感じたナ…

だって、手塚治虫が亡くなられた時、みんな嘆き悲しみ、ますます彼を神様のように崇める中、ひとりだけ彼が、アマノジャク発言してるのが、うんと印象に残りました。

私は密かに、それを宮崎氏の、決して形式でない、並々ならぬ“悼むキモチ”と密かな慟哭ぶりが伝わってきて、すっごく心に残ったのですが、これを読んで、ますます「そっかぁ。彼等は、ある意味ウリだったのね」と納得できた気がして。

読みやすさ、抜群。ふとした雑学、小ネタの宝庫として。あるいは「なんだか無性に、元気の出る本」として、ぜひ、おすすめっ!
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by noho_hon2 | 2005-09-27 17:11 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

達人は、イメージ上手
雑誌の過去スクラップを眺めてて「あっ、面白いな…」と感じたこと、パート2…

e0080345_8554838.jpgたとえば、その選択眼に、一目もニ目も置いてる、マーガレット・ハウエル、雅姫、伊藤まさこ、西村玲子、王由由、大橋歩、小林カツ代、等々…

とくに「ものを探す」場合、その決め手!になるのは「それを、“実際に使ってるところ”をイメージしてみるとイイ」説が共通してるのに「をを、なるほど…」と感心してしまいました。

特に、マーガレットが、蚤の市みたいな場所で、どんどん発掘していくさまと、そのスピードは、同行記者達も、「ほとんど神業っ!」と驚嘆。アングリしてたほど、でしたが、読んでるこちらまでワクワク。案外、セレクトショップの優秀なバイアーとか、そういう感じなの…かもなぁ

特に、インテリアとしてのオブジェなど「別の目的で」用いたり、素材から服とか、「違ったものに変化させる」場合、とくに、そういう「想像力って重要!」なんですね。(小林カツ代なぞ、アウトドア用の道具を、じつに上手に使ってて、ビックリ)

…改めて、ぐりぐりと頭にインプット
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by noho_hon2 | 2005-09-26 09:32 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)


折々で感じたままに書いてます。心に残ったものレポート
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