主人公のシングルファーザーが愛する娘を誘拐されたことに端を発し、
さまざまな登場人物たちの計り知れない秘密が絡み合い事件が巻き起こっていく、オリジナル脚本の本格サスペンス。
誘拐事件がきっかけとなり、家族、欲望、幸せ、権力のためにそれぞれが守り抜いてきた秘密が暴かれていき、複雑な物語が展開
って、カンテレ制作だけに、やや濃い目の味つけ。コテコテのドラマチック展開。
しかし、朝ドラ「ゲゲゲの女房」でブレイク。爽やか好青年の筆頭だった向井理、
同じく朝ドラ「
とと姉ちゃん」で「ちょっと変わった、ちゃっかり叔父さん」を演じた時もチャレンジ精神でしたが、思春期の娘をもつ父親を演じるようになったのね、と驚嘆。
「
トリック」や「
ごくせん」で、コミカルでキレイなお姉さんだった、仲間由紀恵も、今や貫禄でシリアスな役も
なにげに、仲里依紗、渡部篤郎、佐野史郎、名取裕子、が配されていて、個人的に、豪華キャスティング。
意外な謎が少しずつ解明される、サスペンスです
(ストーリー)
10年前の火事の真相に傷ついた瞳(山田杏奈)は、圭太(向井理)を軽蔑し家を出た。圭太は、由貴子(仲間由紀恵)が瞳の誘拐を仕組んだだけでなく、データを3億円で取引し、手帳を使ってさらに3億円を得ようとしていると知って憤る。一方、菜七子(仲里依紗)は、瞳と頻繁に連絡を取る翼(松村北斗)に違和感を。圭太からそのことを詰問された翼は、自分の過去について告白を始める。