仁 -JIN- 運命と悲劇の再会

月日は流れ、この時代で生きていく決心をした仁（大沢たかお）は、着々と手術の道具も揃え、緒方洪庵(武田鉄矢)の元、西洋医学所で教えるようになりました

坂本龍馬（内野聖陽）は、勝海舟（小日向文世）に弟子入りし、橘恭太郎（小出恵介）も秘書の形になります。そんな龍馬に仁が、目隠しされ、連れていかれた先は、なんと吉原　(^^;)

そこで、現代の恋人。未来と瓜二つなトップ花魁、野風（中谷美紀、二役）と引き合わされ…

最初は、けんもほろろ、だったたけれど、アカンベーから彼女の貧血を見抜いてしまうあたりから名医と確信。野風の恩人である、オヤジさん。彦三郎（六平直政）の具合悪さを看るように依頼され、慢性硬膜下血腫と確信します

血腫よ、見つかってくれ！　（レントゲンもＣＴも、まだ存在しない頃ですもん）
今回は、手探り手術と、龍馬が聞く、苦難に満ちた野風の事情が並行

花魁姿の中谷美紀、美し～～♪　吉原の街並みも、また雰囲気
仁を信じて待つ、咲(綾瀬はるか）の塩むすびエピソードもヨカッタです。
喜市も奉公に出たようで安堵

原作を先に読んでるダンナさんによれば、「どうも、ドラマはドラマとして。ディテールをかえて、じっくり…　なんだね。写真は、（原作には）無いんだよ」というヨモヤマ話が印象的でした

だって、その結果として写真が変わりますもん。まるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいで、「ををを！」　落語「明烏」とかける遊び心要素もあり、今回も見ごたえ充分でした

来回は梅毒との戦い。どうなることやら…　はらはら