2009年 12月 21日
JIN-仁- 最終回 |
散りばめられた数々の謎は謎のまま、とてもヒューマンで前向きな姿勢のまま、ドラマとして、きわめてキレイに終わった最終回でしたね。
龍馬が行方不明になり、周囲の懸命の捜索にもかかわらず見つかりません。
やがて日々は流れて、咲も結納の日を迎えます
奇しくも野風、手術の日でした。
華岡流の出であり「胸の岩」に知識と経験ある佐分利の説得にも渋り、迷ってたけれど、結局。彼の熱意と洪庵の墓の前できいた、龍馬の言葉に心動かされたのでした。
(龍馬は、なぜか漁師町にワープ。あいかわらずの性分のまま、村で歓待され、人気者に。何事もなかったかのように戻ってきた)
結果、身請け話は流れてしまいました。白無垢を着て吉原を出て行く野風。悪性の乳癌と思われるのに、なぜか表情は晴れ晴れと、嫁いでいくかのよう。彼女なりの決意だったのでしょう。仁先生を信頼しきっていたのですね。
野風が手術を決意したことによって、写真は再び半透明になり、決心がにぶらないように、箱に入れて埋めることにします。
手術の最中。ふと仁の声を聴いた気がし、結納の席を抜け出してしまった咲。その姿のまま仁先生のもとに駆けつけます。はたして、酷い妨害をうけていた手術の危機を救ったのは、彼女の気迫、だったのでした。深い信頼関係をたしかめあう、仁と咲。それを知った野風は覚悟を決めます。
野風は術後も良好。晴れやかに、診療所を出て行きます。出会いと同じく「自分で幸せになってみせます」とアッカンベーしたのが可笑しかったけれどね。
舞い始めた雪。(せめての逢瀬を願った)あの日のように「雪になりたいか」と尋ねる龍馬に、そう、お茶目な返答が粋でした。決意を叫び、毅然と歩いていく彼女。
問題の写真は… 箱を開くと、写真ごと、そっくり消えてました。未来をつなぐものが無くなった今、改めて、いる場所で精一杯いきていくことを決意する仁。龍馬に正体を明かそうとするも、
「聞いたところで、どうにもならん! 十年先、百年先を聞いたところで、日ぃは一日一日明けて行くだけじゃ。一歩一歩、前に進むだけじゃ。わしも、先生も、地を這う虫のように」と、例の豪快笑いで、逆に説得されてしまいます
診療所「仁友堂」を、なんと、あの火消しの親分が建てつつあります。咲の縁談が流れた橘家の母君を「私がいますよ」とフォローする兄には、さっそく縁談の釣書が (^^;)
野風は、子供達を教える塾のようなものをはじめようとします
(最後、一瞬。現在の未来が、元気に先生してるショットが流れましたね)
原作が連載中の関係。それを考慮して、続編も作れそうな、うまいフィニッシュ
でも我家では、あまりにキレイにまとまったので「むしろ作らない方が…」の声も
ちなみに例の奇形胎児は「神様じゃない?」という説にウケてしまった私です

龍馬が行方不明になり、周囲の懸命の捜索にもかかわらず見つかりません。
やがて日々は流れて、咲も結納の日を迎えます
奇しくも野風、手術の日でした。
華岡流の出であり「胸の岩」に知識と経験ある佐分利の説得にも渋り、迷ってたけれど、結局。彼の熱意と洪庵の墓の前できいた、龍馬の言葉に心動かされたのでした。
(龍馬は、なぜか漁師町にワープ。あいかわらずの性分のまま、村で歓待され、人気者に。何事もなかったかのように戻ってきた)
結果、身請け話は流れてしまいました。白無垢を着て吉原を出て行く野風。悪性の乳癌と思われるのに、なぜか表情は晴れ晴れと、嫁いでいくかのよう。彼女なりの決意だったのでしょう。仁先生を信頼しきっていたのですね。
野風が手術を決意したことによって、写真は再び半透明になり、決心がにぶらないように、箱に入れて埋めることにします。
手術の最中。ふと仁の声を聴いた気がし、結納の席を抜け出してしまった咲。その姿のまま仁先生のもとに駆けつけます。はたして、酷い妨害をうけていた手術の危機を救ったのは、彼女の気迫、だったのでした。深い信頼関係をたしかめあう、仁と咲。それを知った野風は覚悟を決めます。
野風は術後も良好。晴れやかに、診療所を出て行きます。出会いと同じく「自分で幸せになってみせます」とアッカンベーしたのが可笑しかったけれどね。
舞い始めた雪。(せめての逢瀬を願った)あの日のように「雪になりたいか」と尋ねる龍馬に、そう、お茶目な返答が粋でした。決意を叫び、毅然と歩いていく彼女。
問題の写真は… 箱を開くと、写真ごと、そっくり消えてました。未来をつなぐものが無くなった今、改めて、いる場所で精一杯いきていくことを決意する仁。龍馬に正体を明かそうとするも、
「聞いたところで、どうにもならん! 十年先、百年先を聞いたところで、日ぃは一日一日明けて行くだけじゃ。一歩一歩、前に進むだけじゃ。わしも、先生も、地を這う虫のように」と、例の豪快笑いで、逆に説得されてしまいます
診療所「仁友堂」を、なんと、あの火消しの親分が建てつつあります。咲の縁談が流れた橘家の母君を「私がいますよ」とフォローする兄には、さっそく縁談の釣書が (^^;)
野風は、子供達を教える塾のようなものをはじめようとします
(最後、一瞬。現在の未来が、元気に先生してるショットが流れましたね)
原作が連載中の関係。それを考慮して、続編も作れそうな、うまいフィニッシュ
でも我家では、あまりにキレイにまとまったので「むしろ作らない方が…」の声も
ちなみに例の奇形胎児は「神様じゃない?」という説にウケてしまった私です

by noho_hon2
| 2009-12-21 08:41
| ドラマ
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