2005年 09月 30日
マーサの幸せレシピ |
なんだか安直なタイトル(…失礼…)で、損をしてるなぁ、と感じてしまったのですが、思いがけず素敵なドイツ映画でした。マーサは、料理の腕は超・一流なシェフだけど、職人気質というか、天才にありがちなトホホで、気難しく、特に「人と関わる」のが、うんと、下手っぴぃ。
だけど思いがけず、交通事故で不慮の死をとげた姉(シングル・マザー)の忘れ形見。姪のリナをひきとって生活したのがきっかけで、転機が訪れます。
母親を亡くしたショックから、何も食べられなくなり、彼女のご自慢の料理も、すっかりかたなし。
かぎりなくプライド丸つぶれで、ただでさえ、人と関わるのが苦手なのに、心を閉ざした子供相手に四苦八苦するあまり、本職の方も、何かと手が回らなくなり、ピンチヒッターとして厨房にやってきた、これまった一流シェフ。マリオの存在が、第二の転機になります。
彼女とは正反対に、明るく陽気な性格のイタリア人シェフ、マリオ。最初は、なにかと反発したけれど、いつしか通じ合うものが生まれ…
あのチャングムで、軽快な音楽にのって「どんどん料理するシーン」が、とても印象的でしたが、この作品でも同様。映像も音楽も、じつに合ってました。(特に、キース・ジャレット、すばらし~~っ)
登場人物が、みな、じつに魅力的。(私はマリオの、陽気で包容力ある雰囲気が、とても好き)ヒロインのマルチナ・ゲデックが、実に気品ある美人で、最初の「うんと硬い」雰囲気から、どんどん表情が柔らかくなる変貌ぶりもヨカッタです。
ラストのミニ・エピソードも、実にオシャレで意味深。印象に残りました。
噂によると、今度、この作品が『シャイン』のスコット・ヒックス監督のもと、キャサリン・ゼータ・ジョーンズ主演でリメイクされるそうですが、どういう雰囲気になるのでしょうか? 大いに興味津々…
by noho_hon2
| 2005-09-30 16:39
| 映画
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Comments(2)
TBありがとう。そう、リメイクねぇ。くだらんといいながら、たぶん、僕は見に行くんでしょうなぁ。
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リメイク版、私は、うんと楽しみです>kimion20002000さん。見てきたら、ぜひ感想をきかせてくださいね

