2005年 09月 30日
“中の人”考 |
最近では、しっかりメジャーになり、市民権を確立。どうやら、現在では、アニメの声優さんとかを指すみたいですが… この語。すっごく「うまいっ!」ですよね。はじめて知った時は、ふつふつと感動おぼえました。それに、考えてみると、この綾部分ってエンターテイメントの一大ジャンル。
たとえば、『転校生』は、もろに男女の「中身が入れ替わってしまう」面白さだし、『スキップ』は、中身は17歳のまま、唐突に年齢が四半世紀ほどワープしてしまう、心の冒険と成長が感動的。
そういう勘所、という意味では、若きニコラス・ケイジがでてくる、『ペギー・スーの結婚』なぞ「なるほどなぁ…」(特殊メイクで、無理やり同級生!は、逆に年齢が浮きぼりになってしまい、ちょっと痛かったけれどね)
『名探偵コナン』の味わい深さ、中身は高校生なのに、見た目が小学生になってしまうってあたり、キモ部分で… それに翻弄されたり、逆に利用したりする辺が醍醐味であり、可笑しさ。よくできたミステリー部分もさることながら、それによる、蘭ちゃんと、新一、コナンの、独特な距離感がたまりません。
『ロングバケーション』の、桃子ちゃんの台詞。「あ~あ、なんだか靴がぶかぶかだよぉ…」なぞ、じつに心に残るものがあり、実際、女性達の共感よびまくったしね。
だけど、それって、よくあると思いません? CMの「僕たん、44歳」じゃないけれど。
「見た目と中身が違~う!」ことって…
すっごく印象に残ってるのは、勤めてた頃、うんと才媛で、やや男勝りの友人が婚約した際、社内は一大センセーションでした。しかも、私が「ハンサムな御曹司だよん」と漏らしたことから、騒ぎは、さらにヒートアップ(すみません)
そのとき、彼女に「ねぇねぇ、彼の、どこがヨカッタの?」と素朴に尋ねた際の返答が、じつに新鮮!だったんですよ。
「アイツね、見た目は男だけど、中身はオンナなのよ。すごく感情的で涙もろいし。私は、分類上は女だけど、中身は、思いっきりオトコなのよね。だから、なんとかなったんとちゃう?」と、ぶっきらぼうに言い放った時は、思わずカッコイイ! 内心。口笛ひゅう~♪だったのでした。
でも世間では、そういうこと、山ほどあるように思われて。
私も、必要に迫られ、大人仮面かぶる(!)際は、なぜか、脳裏に、ウルトラマンのタイマーがよぎってならないのでした(長時間もたない)。とほっ
by noho_hon2
| 2005-09-30 17:28
| 雑感
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