2010年 03月 08日
龍馬伝 引きさかれた愛 |
ロミオとジュリエットも真っ青の悲恋。オウチ同士の確執ならぬ、時代と周囲のやむにやまれぬ事情で引き裂かれてしまった将来を誓った2人でしたね。岩崎弥太郎、獄中で書いた意見書に、吉田東洋から彼の商才を見いだされ、天分を見いだされ、急にキレイになりましたね。顔つきまで変わっていて、びっくりしたぁ (^_^;)
坂本龍馬(福山雅治)は、江戸の天下の千葉道場から目録を頂戴し、郷土に凱旋帰国します。坂本家は、乙女姉さんに至るまで大喜び (鬼王さま、この時点では、しおらしく人妻に。お風呂で談話する姉弟ぶりが、お茶目で可愛かった)
じつは佐那からも想いを告げられ「あなたとの日々は楽しかった」とされるのですが、「故郷に残したものが…」と「それは、あなたの道ですね」「はい」と、結果的に求愛をかわします
土佐に戻った龍馬は、加尾(広末涼子)は「剣術道場を開いたら夫婦になってほしいと」プロポーズ。彼女も、この申し出を受けます。
そのころ半平太(大森南朋)は幕府の大老、井伊(松井範雄)が朝廷を無視してアメリカと通商条約を締結したことに憤り、攘夷を行うために土佐藩を動かそうと考えていました。
一方、開国派の東洋(田中泯)は象二郎(青木崇高)に命じて弥太郎(香川照之)を監獄から出し、外国との貿易が始まった長崎に派遣。さらに家臣の俸禄(ほうろく)を減らすなど、藩の財政改革を推進します。
東洋の改革により、既得権益を失った柴田備後(北見敏之)は半平太を利用しようと考え、それは半平太派である、収二郎の妹、加尾を使う(攘夷派の三条の動きを探るため、隠密としてのりこむ)ことになったことでした。
郷里で下士として虐げられるぐらいなら、大出世である、この道を妹に充てたのですが、龍馬からの求愛がある手前。いくら待遇はよくても、加尾は京都には行きたくありません。でも、申し出を断れば、兄が切腹させられる事情。泣く泣く、申し出を受け入れたのでした。
加尾が「自分で決めた」と言い張る限り、龍馬には、なすすべがありません
信じる攘夷のため、非情に徹しようとするものの、苦悩する半平太も印象的でした。
結果的に、半平太と弥太郎は全く逆の派閥にそれぞれ属し敵対することになります。さて、そんな中。龍馬は、どうするか? 大切な恋を失った今、大いに一波乱、二波乱ありそうですね
ps:ちなみに、我家では、龍馬伝の画像。ディテールに感心しっぱなし。
大きな画面でみると、よけいによく分かります。
「映画でもない、普通のテレビでもない、また別の進化を遂げてるね」
と、もっぱら評判、なのでした
by noho_hon2
| 2010-03-08 08:19
| ドラマ
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