2011年 03月 10日
髪結いの亭主 |
好みと評価は分れる気がしますが、これぞ仏映画ならでは、愛の文化の底力!を感じさせる、大人のファンタジー。
ラストは特に賛否両論みたいですが、私は「映画は、夢や憧れ、禁断や不安、願望の延長線上を、美しく表現」させてる意味で、とても胸に響き、共感おぼえたのでした。
今みると、ヒロインのアンナ・ガリエナがとても美しく表現され、憂いを含んだ表情や笑顔と、濃密な雰囲気が素敵。ファッションやインテリアも独特で、異国のダンスもスパイスとして、味わい深い気がしました。
理髪店独特の匂いといい、浜辺、雨音、音楽… 五感で味わう醍醐味が満載ですよね。
公開当時、ミニシアターながら6万人を呼ぶ大ヒットとなり、日本にパトリス・ルコント監督の名前を知らしめたのも分かる気がしたのでした。愛について、深く考えさせられる作品です。
(ストーリー)
子供の頃からずっと女の理容師と結婚したい、と夢見続けているアントワーヌ。彼は、中年にさしかかった頃、ようやくその夢を実現させる。妻となったマチルドは、とても優しくて綺麗で、その上とても腕の立つ理容師だった。その日から、理髪店が二人の生活のすべてとなった。結婚式も、お酒を飲んで酔っ払うのも、愛の行為を行うのも……。そして10年、何事もなく平穏に、そして静かに時は過ぎていく。だが、永遠に続くかのように見えた日々の向こうには……。
ラストは特に賛否両論みたいですが、私は「映画は、夢や憧れ、禁断や不安、願望の延長線上を、美しく表現」させてる意味で、とても胸に響き、共感おぼえたのでした。
今みると、ヒロインのアンナ・ガリエナがとても美しく表現され、憂いを含んだ表情や笑顔と、濃密な雰囲気が素敵。ファッションやインテリアも独特で、異国のダンスもスパイスとして、味わい深い気がしました。
理髪店独特の匂いといい、浜辺、雨音、音楽… 五感で味わう醍醐味が満載ですよね。
公開当時、ミニシアターながら6万人を呼ぶ大ヒットとなり、日本にパトリス・ルコント監督の名前を知らしめたのも分かる気がしたのでした。愛について、深く考えさせられる作品です。
(ストーリー)
子供の頃からずっと女の理容師と結婚したい、と夢見続けているアントワーヌ。彼は、中年にさしかかった頃、ようやくその夢を実現させる。妻となったマチルドは、とても優しくて綺麗で、その上とても腕の立つ理容師だった。その日から、理髪店が二人の生活のすべてとなった。結婚式も、お酒を飲んで酔っ払うのも、愛の行為を行うのも……。そして10年、何事もなく平穏に、そして静かに時は過ぎていく。だが、永遠に続くかのように見えた日々の向こうには……。
by noho_hon2
| 2011-03-10 14:37
| 映画
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