2011年 06月 22日
蛇蠍(だかつ)のごとく |
「蛇蠍」とは、「ヘビとサソリ」のことで、互いに忌み嫌い合っていた中年の男同士が、ふとしたことから理解し合うようになる経緯が、コメディ・タッチで描かれてます。
テレビ・ドラマをベースにノベライズされたもの、みたいですね。
いかにも、向田邦子らしい設定ですが、その描き方が名人芸で、ドロドロした心情を描きつつも、品があります。「人間って… そうだよなぁ」と感じるディテールに唸ってしまうばかり。
NHKの土曜ドラマとしてオンエアされた際は、娘(池上季実子)、父(小林桂樹)、妻子ある中年(津川雅彦)という配役になってたのだそう。(他にも、内海桂子、加賀まりこ、などなど)
先日、和田勉の追悼特集として再放送された、「天城越え」に唸ってしまった私…
なんだか、ドラマを見てみたい気がしたのでした
内容(「BOOK」データベースより)
小心・真面目なサラリーマン古田は、近く退社するという部下の女子社員と一世一代の不倫を計画していた。だが、その当日、妻が会社に来る。娘が妻子ある男と同棲を始めようとしていたのだ。「遊びか、真剣か」とつめよる古田に男は「遊びだ」とうそぶく。不倫をテーマに、微妙な人間心理と家族のあり方を描く。
テレビ・ドラマをベースにノベライズされたもの、みたいですね。
いかにも、向田邦子らしい設定ですが、その描き方が名人芸で、ドロドロした心情を描きつつも、品があります。「人間って… そうだよなぁ」と感じるディテールに唸ってしまうばかり。
NHKの土曜ドラマとしてオンエアされた際は、娘(池上季実子)、父(小林桂樹)、妻子ある中年(津川雅彦)という配役になってたのだそう。(他にも、内海桂子、加賀まりこ、などなど)
先日、和田勉の追悼特集として再放送された、「天城越え」に唸ってしまった私…
なんだか、ドラマを見てみたい気がしたのでした
内容(「BOOK」データベースより)
小心・真面目なサラリーマン古田は、近く退社するという部下の女子社員と一世一代の不倫を計画していた。だが、その当日、妻が会社に来る。娘が妻子ある男と同棲を始めようとしていたのだ。「遊びか、真剣か」とつめよる古田に男は「遊びだ」とうそぶく。不倫をテーマに、微妙な人間心理と家族のあり方を描く。
by noho_hon2
| 2011-06-22 09:22
| 本、雑誌
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