2011年 07月 06日
下流の宴 偽りの家族 |
いやぁ、ひさびさに小説、というかドラマらしい、大どんでん返し! 最後、そうきたか!の感でしたね狙った、高収入・高学歴の北沢(眞島秀和)を、できちゃった婚作戦することに成功した、ちゃっかり娘・可奈(加藤夏希)。
妊娠発覚後も、どうにも煮えくらない北沢を説得したのは、母・由美子(黒木瞳)でした
北沢は早くに父親を無くしてシングル家庭に育ったぶん、家族をもつ… 特に、父親になるふんぎりがつかなかったのですが、由美子が説得。自分も、同じ境遇に育ち、ファミリーをもつ努力をしてきた旨を訴え、決意させたのでした。
でも、とにかく「上流である」と、見栄で固めたい女性陣… フリーターの翔(窪田正孝)のことを医学部めざして浪人中、ということに周囲にはふれこみます。
一方。島田(遠藤憲一)の指導で、だんだん、勉強する楽しさに目覚めていく珠緒(美波)。同棲する、ふたりの間に、次第に会話が減っていきます。
そして、華やかな結婚式の場。ついに、ラストの父親スピーチで夫・健治(渡辺いっけい)が、やっちゃいました。それまで言えなかった「自分は人生のコースにハズれてしまった」旨を大暴露。
要は、人生には何が起こるか分からない。でも、レールを外れたからと言って、目の前から人生が消えてなくなるわけじゃない。ひょっとしたら、脱線した人間にしか見えない世界キラキラした景色があるじゃないか… のスピーチ
落胆して、解散後。泣き崩れる、花嫁。放心する由美子。むしろ、感動する、花婿
「自分(が参加した)のせいだ」と、帰宅後。自らを責める翔… なかなか、対照的な光景だった気がします。
小さなズレが、ここでズドン。果たして、あと2回。どのようなオチになるのでしょうか?
珠緒は、医学部に受かるのか?
最初の思惑から外れ、次第に大きくなっていくふたりの意識のズレは?
由美子ファミリーは? どのようにフィニッシュするのか楽しみ、なのでした。
(あらすじ・NHKネットクラブ)
奈(加藤夏希)の妊娠に動揺する北沢(眞島秀和)だったが、由美子(黒木瞳)の説得で、ついに結婚を決意する。翔(窪田正孝)は可奈との確執から結婚式への出席をためらうが、その背中を珠緒(美波)が押す。一方、健治(渡辺いっけい)は本社に戻れないことを通告される。結婚式当日、由美子たち親族の見えから、医学部浪人生のフリをすることなった翔。その様子を見た健治は、最後のスピーチで突然…
by noho_hon2
| 2011-07-06 09:08
| ドラマ
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