2011年 08月 22日
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連続ドラマの最初の方だけみてリタイアしてしまった私は「ああ、そういう物語だったんだぁ…」と、見届け気分。大いに満足感があったのでした。あくまで少年の成長物語であり、大会で勝ち進む、みたいな、ありがちなスポ根モノではなかったんですね。
ピッチングの腕は天才的だけど、不器用で、うまく人と関われない主人公の巧(林遺都)と、そんな彼を理解し、その腕に惚れ込む、キャッチャーの永倉豪(山田健太)。病弱だけど、家族の愛をたっぷりかけられた分、まっすぐで兄思いな弟の青波(鎗田晟裕)がイイ味だしてました
どうしても、順番マジック、林遣都が「荒川アンダー ザ ブリッジ」のリク君に見えてしまいますが、この物語の、ちょっと屈折した主人公役に、彼の顔や目が、とても合ってる気がしました
(彼が3千人ものオーディションから選ばれてたとは… なるほど)
キャストが豪華で、ベストセラーの映像化に対する、気合いのほどが感じられました。
ちょっと、勝手に期待が大きすぎ、やや (^^;)でしたが、周囲の大自然の美しさと、純粋に、スポーツを通した友情と絆を描いたキモチのよい作品に仕上がってた気がします。個人的に大納得
(あらすじ)
長男の巧(林遺都)が中学へ入学するタイミングで岡山県に引っ越してきた原田一家を迎えたのは、祖父の洋三(菅原文太)だった。甲子園出場校の監督と知られた洋三の血を受け継ぐ巧は少年野球大会でも活躍する剛腕のピッチャーだが、弟の青波(鎗田晟裕)は持病を抱えている。そんな巧の投球に惚れ込んだのは、医者の息子の永倉豪(山田健太)だった。野球は小学校の卒業で辞めるという親との約束も反故にして、豪は巧とバッテリーを組むことを決意する。
by noho_hon2
| 2011-08-22 08:50
| 映画
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