2011年 09月 22日
理由 |

きくところによると、リアリティを出すべく、出演者が皆、すっぴんで挑戦した、って演出も、凄いなぁ、と感じました。チャレンジャーですよね。でも、南田洋子なぞ、それならではの存在感!
(序盤なぞ、リアリティありすぎて、少し怖かった)
ドキュメンタリー・タッチで証言される事件の様々な側面… そこから、まるでジグソーパズルのように、次第に浮かび上がっていく社会問題。意外な真相… さすが、直木賞受賞の原作です
個人的には、新人として、今をときめく多部未華子(中学生役)が出てたのが「をを~~っ」でした。
正直いって最後の歌には「…ん?」だったのですが、「時をかける少女」を撮った監督です。そこは御愛敬? (^^;) (「時かけ」の劇中、歌われるデュエットに、コケそうになる一方、あまりの突き抜けぶりに感動さえ覚えるのは私だけ?)。好みの分れるところかもしれませんね
wowowさんも、大林監督も、意欲的な仕事してるなぁ… と、しみじみ
(物語)
ある大嵐の夜、東京・荒川区にそびえ立つ超高層マンションで4人の男女が惨殺された。当初被害者たちはひとつの家族と思われていたが、捜査が進むにつれ、まったくの他人同士であったことが判明する。彼らはいったい何者なのか。加害者は誰なのか。そして関係者の証言が積み重なっていくうちに、驚くべき事実が明らかになる。悲しい絆が解き明かす、その「理由」とは?
映像化不可能と言われた宮部みゆきの直木賞ミリオンセラーを、大林宣彦監督が完全映画化!
by noho_hon2
| 2011-09-22 08:42
| 映画
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タイトル : 理由 (2004) 160分
1996年6月5日、東京が暴風雨に見舞われていた深夜未明、荒川区にある超高層マンション“ヴァンダール千住北ニューシティ”で一家4人が殺される事件が発生する。住民台帳から犯行現場の2025号室には小糸信治一家が住んでいたことが分かる。当初4人の遺体はこの小糸家の人...... more
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