2011年 11月 18日
ココ・シャネル |
どこか総集編っぽいなぁ、と思ってたら、やはりテレビのダイジェスト版、だったみたいですね。
晩年のシャネルと若き日の彼女のオハナシが並行して進みます。
どちらも、最初は、復帰の失敗だったり、極貧時代の苦労話から始まりますが、基本的に双方、サクセス・ストーリーとして進み、最後は快進撃で、ヨカッタヨカッタ。
洋服やセットがゴージャスで「目の保養」でした。とくに晩年のココを演じたシャーリー・マクレーン、貫禄です。「…こういう感じだったのかな?」感が充分
ただ唯一、惜しむらくは、写真に残る若き日の、実物ココが、とても美人でセンス抜群だっただけに、キャスティング的に、親しみやすい、キュート系の女優さんが演じてたのが、ちょっとうむむ、だったかな?
できれば、クール・ビューティ系の美形女優さんに演じてもらい、ぐいぐい洗練されて美しくなるさまも、見たい気がしたのでした。
美貌と才能、仕事には恵まれたけれど、出生の複雑さから、心を閉ざした部分と、やたら誇り高い部分があり、「愛の」タイミングを逸してしまいがち。男運には欠けたあたりも光と影で「…なるほどなぁ」。
(せっかく愛し愛された相手は、想いが通じたとたん事故死してしまうし… うるうる。そして、失意を癒すのも、また仕事で、喪に服すべく着用した黒い服が評判になり、ヒットする、この皮肉?!)
画面全体が華やかで、時代考証も充分。サクセス・ストーリーゆえ、溜飲が下がりました。
「有名なシャネル・コレクション」を見られただけで、満足
(晩年ココを支える老紳士、マルク・ボウシエを演じてるのは「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェル、だそうで、思わず、うわおっ!)
(ものがたり)
1954年、パリ。空白の15年を経て、復帰コレクションを用意したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)のオートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰めかけていた。しかし、コレクションは不評に終わり、落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)。ココは、孤児からお針子となり、デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する――。ファッションへの野心と燃えるような愛を貫き生きた、世界で最も有名なデザイナー、ココ・シャネルの伝説の物語。空白に15年を経たシャネルを大女優、シャーリー・マクレーンが、若き日のシャネルをバーボラ・ボブローヴァが演じる。およそ70着もの衣裳とヴィンテージの宝石、バッグが物語を彩る。
晩年のシャネルと若き日の彼女のオハナシが並行して進みます。
どちらも、最初は、復帰の失敗だったり、極貧時代の苦労話から始まりますが、基本的に双方、サクセス・ストーリーとして進み、最後は快進撃で、ヨカッタヨカッタ。
洋服やセットがゴージャスで「目の保養」でした。とくに晩年のココを演じたシャーリー・マクレーン、貫禄です。「…こういう感じだったのかな?」感が充分
ただ唯一、惜しむらくは、写真に残る若き日の、実物ココが、とても美人でセンス抜群だっただけに、キャスティング的に、親しみやすい、キュート系の女優さんが演じてたのが、ちょっとうむむ、だったかな?
できれば、クール・ビューティ系の美形女優さんに演じてもらい、ぐいぐい洗練されて美しくなるさまも、見たい気がしたのでした。
美貌と才能、仕事には恵まれたけれど、出生の複雑さから、心を閉ざした部分と、やたら誇り高い部分があり、「愛の」タイミングを逸してしまいがち。男運には欠けたあたりも光と影で「…なるほどなぁ」。
(せっかく愛し愛された相手は、想いが通じたとたん事故死してしまうし… うるうる。そして、失意を癒すのも、また仕事で、喪に服すべく着用した黒い服が評判になり、ヒットする、この皮肉?!)
画面全体が華やかで、時代考証も充分。サクセス・ストーリーゆえ、溜飲が下がりました。
「有名なシャネル・コレクション」を見られただけで、満足
(晩年ココを支える老紳士、マルク・ボウシエを演じてるのは「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェル、だそうで、思わず、うわおっ!)
(ものがたり)
1954年、パリ。空白の15年を経て、復帰コレクションを用意したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)のオートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰めかけていた。しかし、コレクションは不評に終わり、落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)。ココは、孤児からお針子となり、デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する――。ファッションへの野心と燃えるような愛を貫き生きた、世界で最も有名なデザイナー、ココ・シャネルの伝説の物語。空白に15年を経たシャネルを大女優、シャーリー・マクレーンが、若き日のシャネルをバーボラ・ボブローヴァが演じる。およそ70着もの衣裳とヴィンテージの宝石、バッグが物語を彩る。
by noho_hon2
| 2011-11-18 08:19
| 映画
|
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Comments(0)
Tracked
from 京の昼寝〜♪
at 2011-11-18 12:06
タイトル : 『ココ・シャネル』
□作品オフィシャルサイト 「ココ・シャネル」□監督 クリスチャン・デュゲイ □脚本 エンリコ・メディオーリ □キャスト シャーリー・マクレーン、バーボラ・ボブローヴァ、マルコム・マクダウェル、サガモア・ステヴナン、オリヴィエ・シトリュク ■鑑賞日 8月9日...... more
□作品オフィシャルサイト 「ココ・シャネル」□監督 クリスチャン・デュゲイ □脚本 エンリコ・メディオーリ □キャスト シャーリー・マクレーン、バーボラ・ボブローヴァ、マルコム・マクダウェル、サガモア・ステヴナン、オリヴィエ・シトリュク ■鑑賞日 8月9日...... more
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from to Heart
at 2011-11-18 19:34
タイトル : ココ・シャネル
私は流行をつくっているのではない スタイルをつくっているの 製作年度 2008年 上映時間 138分 監督 クリスチャン・デュゲイ 出演 シャーリー・マクレーン/バルボラ・ボブローヴァ/マルコム・マクダウェル/マルク・ボウシエ/サガモア・ステヴナン/オリヴィエ・シトリュク...... more
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Tracked
from はらやんの映画徒然草
at 2011-11-19 05:46
Tracked
from サーカスな日々
at 2011-11-19 13:05
タイトル : mini review 10442「ココ・シャネル」★★..
現在でも世界中で愛されるトップブランドの創始者でデザイナー、ココ・シャネルの半生を描く伝記ドラマ。第二次世界大戦後、亡命生活を終えてファッション界へカムバックを果たした1954年以降のシャネルが、自身の駆け出しの時代を追想する2部構成で、世界で最も有名なデ...... more
現在でも世界中で愛されるトップブランドの創始者でデザイナー、ココ・シャネルの半生を描く伝記ドラマ。第二次世界大戦後、亡命生活を終えてファッション界へカムバックを果たした1954年以降のシャネルが、自身の駆け出しの時代を追想する2部構成で、世界で最も有名なデ...... more