2005年 11月 04日
上野で「北斎展」を、見てきました |


上野の東京国立博物館で開催されてる、北斎展に行ってきました。
この上天気のせいか、とにかく上野駅で降りるなり、一般の人々のみならず、遠足の小学生から修学旅行生から、わ~らわら。平日の午前中なのに、あまりの大人気ぶりにのけぞってしまったです。
冒頭から、いきなり「とにかく、分量が膨大なので(なんと、年齢や芸風ごとに5つのゾーンに分かれてる。世界中から集めた500点!) 時間配分を心しておくように…」みたいな注意書きがあって、カウンターパ~ンチ! これには、おもわずブハッ。こんなの、はじめて見たような気がします。
世界中の森羅万象を、あらゆる表現法、あらゆる試みでもって、旺盛なる好奇心で描き分けてる感は、ただただ、アッパレ。富士山はいうまでもなく、風景から美人、庶民、妖怪に至るまで。まさに、キング・オブ・天才! ただただ、その才気とエネルギーに圧倒されました。ひたすら、おののくばかり。
あとで感想として、ダンナさんがポツッと「…なんだか、(そのエネルギーと分野の広さ、多作ぶりにおいて)手塚治虫を連想したナ…」とつぶやくのを聞き、まったく同じことを真っ先に感じたのに、ちょっと驚いたりしてね。


その後、本館で埴輪みたり、土偶みたり、屏風絵みたり“ホンモノのもつエネルギー”に、ハハ~~ッ。お昼は、ちょっとフンパツ。平成館のオークラ系列のレストランのテラスでランチして(左写真)、デザートに、お土産のドラ焼きみたいなの買って、公園をぶらぶらしながら食べたり…
修学旅行以来、ひさしぶりに西洋美術館にも入りました。ロダンみたり、モネみたり…印象派の、間近でみる“絵の具のタッチ”に驚いたり、そのアバウトな絵が、遠くからみると急に、光に包まれて浮かび上がるマジックに感心したり…
芸術の秋を堪能。大満足。
by noho_hon2
| 2005-11-04 18:26
| 街角スケッチ
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