2012年 02月 21日
恋味母娘(こいあじおやこ) |
親子3世代のデリケートな機微を描いた佳作でした。「第11回文芸社ドラマスペシャル」原作は、村井日向子の「恋味定食」
お嬢様育ちで知性と華のあり、ブティックを経営し人生をさっそうと生きる母、というか祖母(白川由美)。そして、長きに渡るパートナーというか、うんと年下の彼氏(なんと髙嶋政宏)。
そんな母親に反発しつつも、少女時代。「喜んでもらいたい」とはじめた料理の腕がめきめき。ずっと専業主婦だったものの、夫に先立たれ、実家で暮らしつつ、初めて働きに出ることになった主人公(斉藤由貴)。そして、その娘(上白石萌音)…
その心のすれ違いや反発を古い家屋の階段の軋みに象徴させた微妙な不協和音も効いてました。
お料理を中心にした恋網様も味わい深かったです。
祖母の恋も、なかなか… でしたが、主人公の恋も可愛かったな。恋人役の加藤虎ノ介、不器用で真摯な好青年を好演。
後味爽やかなのがヨカッタです。願わくば、みんな、幸せになってほしいなぁ…
(あらすじ)
料理の腕を生かし、やよい銀行の社員食堂で働きはじめた西山佐和子(斉藤由貴)は、ある日銀行員の樋口雄介(加藤虎ノ介)と知り合う。食べることが大好きな雄介は、佐和子の料理の腕前に感心していた。
そんなとき、富江に密かにつきあっている相手がいることが判明! オドロキも冷めやらぬ中、佐和子は雄介から突然、自分の店を持たないかと持ちかけられて…!?
by noho_hon2
| 2012-02-21 08:34
| ドラマ
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