2012年 05月 11日
リーガル・ハイ「太陽を返せ!マンション裁判仁義なき戦い」 |
今回は、日照権を巡るシビアなオハナシだっただけに、コミカル色も満載。ラストのオチ。我身に降りかかったとたん豹変する姿勢には、あははは…古美門(堺雅人)の顔芸と、潔いまでの明快さ。揺れる、真知子(新垣結衣)の、初々しい若さ。対する“人権派”弁護士・大貫善三(大和田伸也)が、それぞれの立場でイイ味だしてたのでした。
妊婦・桑田久美子(村井美樹)の、理想を抱きつつもマネーゲームに翻弄されて、オロオロぶりもヨカッタですよね。
微妙なところや、モヤモヤをうまく代弁してた気がして。
執事・服部(里見浩太朗)とシーンに、一瞬、水戸黄門のテーマが流れたり、古美門の「正義は特撮ヒーローと少年ジャンプの中にしか無いモノと思え」とか、牛丼で換算したり… 遊んでる遊んでる。この匙加減が心憎いばかり。
問題提起を、楽しくエンタメにしてた意味で、秀作だったように思われて
ps:料理から計算、ミニ家庭菜園まで完璧とは、服部さん、おそるべし!
今回の出演は一瞬だったけれど、 三木法律事務所の、生瀬勝久・小池栄子の
クセモノ・コンビ、ますます味だなぁ…
(ストーリー)
昼寝中の古美門研介(堺雅人)に、黛真知子(新垣結衣)が持ち込んだのは、日照権を巡る訴訟。近くに建設中の高層マンションのために、自宅が日陰になるという主婦、桑田久美子(村井美樹)の訴えだ。相変わらず、黛が持ち込む案件に興味を示さない古美門。そんな時、久美子から町内会で弁護士を立てることになったと黛に断りの連絡が入った。
翌日、黛が事務所に行くと、金になる仕事が入ったと古美門に連れ出される。向かった先は、建設会社。黛には聞き覚えのある会社名。それは、久美子が訴えようとしていた建設会社だった。会社の依頼は、まさしく久美子の町内会から訴えられた工事差し止め請求。町内会が選んだ弁護士が、この手の訴訟のプロで企業から多額の賠償金を勝ち取ることで有名な大貫善三(大和田伸也)だった。そのため、多少の費用はかかっても連勝中の古美門に声がかかったのだ。
黛は久美子の話に親身になっていたため、依頼を引き受ける古美門に文句たらたら。一方、会社側から示談での解決を求められた古美門は、黛を引き連れて住民説明会へ赴く。早速、住民代表の大貫とぶつかり合う古美門。裁判で決着をつけようと言う大貫に、古美門はクライアント無視で応じてしまう。
ところが、翌日すぐに大貫が古美門を訪ねてきて示談に応じると言い出す。信じられない黛。大貫の示談金、一世帯当たり500万円の提示に、古美門は5千円で応酬。古美門と大貫。大物弁護士の示談対決は本番に入る。
by noho_hon2
| 2012-05-11 08:29
| ドラマ
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