2012年 06月 04日
家族のうた 最終回 |
キャスティングが好きだっただけに、オトナの事情で縮まった分。せめて最後は、一抹の痛快さか、ナニガシの溜飲の下がる展開か、を… と願ったのですが、なんとも残念でした。ロック魂が、かぎりなく、あちゃら方向…
いかんせん。主人公が髪型を筆頭に(!)、性格の屈折ぶりといい、設定が難しすぎました。
唯一の救いは、子供達を含め、そばにいる登場人物が、気難しい性格の主人公を理解し、好きだったことかな? できれば、虚構なるドラマの世界です。(もっと、分かりやすい)救いか、ほっこり感か、痛快要素が欲しかったなぁ
同じクチが悪くて、不器用だけど、寅さんみたいな愛嬌とユーモアがあったらなぁ… 成長の遅さも、ナニだったのかも。
狙い目と駒の置き方は似てるけれど、マルモリと対照的な結果になってしまいました。どうか、出演者達は、今後、作品に恵まれますよう…
(あらすじ)
早川正義(オダギリジョー)が事務所を辞めたため、社宅を出ることなり引っ越し準備を始めた大澤こころ(杉咲花)、松野美月(大森絢音)、陸(藤本哉汰)、東海林秀蔵(藤竜也)。正義は自らレコード会社などを回り、営業をかけているがなかなか仕事を得られない。青田洋子(貫地谷しほり)は、自分の意見は通らなかったものの、撮った新人アーティストのCDジャケットが好評で、別の新人アーティストのジャケット撮影の依頼がきた。その矢先、インテリア専門雑誌から専属カメラマンとして契約したいとの話がきた。
みんなで「nanja」に食事に来たが、一向に仕事がない正義、息子の真人(山中聡)に会いに行って拒絶されて以来やや元気のない秀蔵を心配するこころと、街で一生懸命に働く大澤倫子(中村ゆり)の姿を目撃したことをこころに言い出せずにいた美月とで、いつもの賑やかさがない。その夜、秀蔵が真人のイチゴ農園のチラシを手にしているのを見た正義は、気になるならもう一度会い行けばいいと言うが、秀蔵はそれを拒んだ。
後日、1人でイチゴ農園にやってきた正義は、真人に話しかけ…。一方、陸から様子がおかしいことを指摘された美月は、内緒にすることを約束して倫子を見かけたことを話す。そんな中、正義は秀蔵にこの家から出ていくように告げる。
by noho_hon2
| 2012-06-04 08:36
| ドラマ
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