2012年 06月 11日
西村京太郎トラベルミステリー「寝台特急カシオペア 殺人事件」 |

本当に、西村京太郎もトラベルミステリーも人気のコンテンツなんだなぁ、と、再放送を眺めながら、今更ながらに感心
しかも、舞台が、人気の寝台特急カシオペアってのも、なかなか…
こちらは、気のせいか渡瀬恒彦バージョンより、観光ガイドブック的な要素が薄めで、お食事シーンも少なめ。その分、謎解き要素が前面に出てる気がしましたが、改めて、このシリーズはテレビ向きだなぁ、としみじみ (適度に、分かりやすいのもヨイ)
考えてみると、あの「相棒」も、この「土曜ワイド劇場」から、シリーズになったんだし、これまで目がいってなかったのですが、この枠の堅実な人気、おそるべし!
(ストーリー)
十津川警部(高橋英樹)は、妻・直子(浅野ゆう子)の誕生日と20回目の結婚記念日を祝うため、休暇を取って夫婦で北海道を訪れていた。そこで、同じく妻の誕生日と結婚記念日を祝うために旅行に来ていたカップルと知り合う。気鋭の建築デザイナー・大山茂(山口馬木也)とアキ(藤谷美紀)の若い夫妻だ。彼らは十津川たちと同じく、札幌から函館、小樽をめぐり、最終日はまた札幌に戻って寝台特急カシオペアに乗って帰京するという。意気投合した2組の夫婦は翌日、函館を共に観光することに。ところが、函館の街で3人と別れ、ひとり史跡を見物しようと歩きはじめた十津川の耳に、観光客の悲鳴が届く。駆けつけると、中年男性が首から血を流して死んでいた。直後、十津川は野次馬の中に、かつて逮捕した結婚詐欺師・別所透(大浦龍宇一)を見かける。別所は7年前、だました相手を絞殺。服役して8カ月前に出所したばかりだったが、もう新たな交際相手らしき女性・簑島絵里(大家由祐子)を連れていた。別所はその後、十津川の前にふらりと現われ、「私を怒らせるな」と、不気味な言葉を吐いて去っていく。十津川から電話で連絡を受けた亀井刑事(愛川欽也)は「警部たちの身に何も起きなければよいが…」と一抹の不安を抱くのだった。一方、直子は市場で土産を買っている途中、大山が見知らぬ美女となにやらモメている様子を目撃し、不審に思う。やがて、亀井と十津川の不安は的中。最終日の朝、ひとりでジョギングに出かけた直子が出発時間になっても戻らないのだ。心配していると、男性に助けられながら直子が帰ってきた。肩を貸していたのは、なんと別所!直子は丘から転落して足を少し痛めた程度だったが、「誰かに突き飛ばされた気がする」という直子の言葉に、十津川は表情を固くする。そして夕方、十津川たちと大山夫妻はそれぞれ札幌に戻り、カシオペアに乗車した。同じ列車には別所と絵里、ホステスの夏山未奈(森下千里)とワケありらしき連れ・中島雅彦(建蔵)、さらには函館で大山とモメていた女・木下伊沙子(井上晴美)も乗り込んでいた。その車内で、さらなる事件が起きた…。十津川が目を離した隙に直子が行方不明になり、なんと十津川の携帯に「妻を預かった」というメールが届いたのだ。メールには、手を縛られて気を失い、ナイフを首筋に突きつけられている直子の写真が添付されていた。しかもなんとアキのもとにも何者かから「夫を預かった」というメールが届いていたとわかる。犯人はいったい何の目的で、直子と大山を誘拐したのか…!?これも十津川に恨みを抱く別所の仕業なのか…!?そして2人は無事なのか…!?十津川は愛する妻と大山を助けることができるのか…!?事件は、これだけでは終わらなかった。その後、上野に到着したカシオペアの車内で木下伊沙子の刺殺体が見つかったのだ!残された凶器から、函館で十津川が遭遇した殺人事件との関連が浮上して…!?。
by noho_hon2
| 2012-06-11 08:45
| ドラマ
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