あぽやん～走る国際空港

伊藤淳史、主演で、新たに配属された新人さんを。かなり個性的、彼を導く上司を柳葉敏郎が演じ（踊るシリーズとは違った、コミカル演技がインパクト）

桐谷美玲、貫地谷しほりらが華を添える、オシゴト成長物語

「あぽやん」とは、「あぽ」（APO）=「空港」（Airport）の略語で、旅行業界用語。旅行代理店に勤め、空港に異動した人々を指すんですってね。

原作は新野剛志著「あぽやん」およびその続編「恋する空港 あぽやん2」。原作者の新野剛志氏は、実際に旅行会社に勤めていたことがある、との旨に「へ～っ」だったのでした。

やはり、女性陣の制服姿は目の保養。かなりコミカル仕立てになってたけれど、実体験がベースになってるだけに、リアリティです。「…なるほどね」

「こんなオシゴトがあったんだ」と、新たな分野を、軽く見られたのがヨカッタかな？　結果的に、どのトラブルも解決したしね。山本裕典演じる、ハジけたアンちゃんは一体、何者なんでしょ

初回のせいか、エピソード満載。ややドタバタした印象だったけれど、仕事に誇りをもつ分、勝気な桐谷美玲がハマってて、魅力的だったので、しばし様子見です　（^^;）

　　　　（ストーリー）

旅行代理店本社でツアーの企画を担当する遠藤慶太（伊藤淳史）は、ある日突然成田空港勤務を命じられる。成田空港での仕事というと、空港カウンターでツアー客をただ出迎えて見送るだけのイメージ。本社から見れば「売上げに貢献しない部署」であり、遠藤も「使えない奴が行く所」だと認識していた。しかも、ツアー企画をしたくて入社していたのだから、突然の辞令には意気消沈。

そして空港勤務初日、遠藤は環境の違いに戸惑いっぱなし。上司の今泉利夫（柳葉敏郎）はヘラヘラしているだけで頼り甲斐がない様子。新しい職場は女だらけで、直属の部下となる森尾晴子（桐谷美玲）は遠藤を徹底的に敵視しているようだ。優しくしてくれるのは女性たちのまとめ役である馬場英恵（貫地谷しほり）だけ。

ひと癖もふた癖もある同僚とともに、遠藤は空港のカウンターでお客様のトラブルを解決するために必死で働く。最初は本社に戻るためという理由からだったが、徐々に「お客様をただ出発させればいいわけじゃない、笑顔で出発させるんだ」という同僚たちの情熱に感化されていく…。