2013年 02月 12日
ビブリア古書堂の事件手帖「今回は、結末が2つです」 |
「時計じかけのオレンジ」は、かなり思い入れのある作品で、キューブリックの映画でしか知らなかったので、「結末が2つ」という事情を知らず、驚いたし、また、そこから、このような物語が生まれたことにも感心してしまったのでした。
たしかに、読書は、人がもつ、ダークを含めて、いろいろなココロの昇華手段とはいえ、学校に寄贈するには、内容が刺激的すぎ、小学生が読むには、あまりにも難しいオハナシかも。
改めて、栞子の設定が、髪の長い、若くて美しい本を愛する古書堂店主、という設定の浮世離れ度が、いかにも「小説らしい」と感じて (^。^*)
いきなり、階段から突き落とされたヒロイン。今後、どのように展開するのかな? ドキドキ
(ストーリー)
篠川栞子(剛力彩芽)は、書籍を寄贈するため聖桜女学館を訪ね、栞子を迎えた図書委員の田辺美鈴(生田絵梨花)が搬入を手伝った。書籍は教員の杉浦(阿南敦子)により選別されたが、数冊が「中学生には不適切」という理由で返却されてしまう。栞子は、それらが文学的評価が高いため、性描写や暴力描写があるだけで除外するのはもったいない、と言うが、杉浦は最近もアントニイ・バージェスの『時計じかけのオレンジ』を読んで学校の体制を批判する感想文を提出した生徒がいたから、と返却の理由を説明する。
同じ頃、「ビブリア古書堂」に小菅奈緒(水野絵梨奈)がやってくる。奈緒は、志田肇(高橋克実)に借りた本を返しに来たのだが、表情がどこか沈んでいて志田は心配する。奈緒は、中学生の妹の結衣(森迫永依)がCDを万引きして捕まり学校を停学になっていることを明かした。結衣は聖桜女学館に通う優秀な生徒だが、先日書いた読書感想文が学校で問題視され母親が呼び出されることもあった、と奈緒は五浦大輔(AKIRA)や篠川文也(ジェシー)に話した。
その後、奈緒は学校から戻った栞子、大輔、志田に結衣の感想文を読ませた。それは『時計じかけのオレンジ』を読んで書かれたもので、善悪の常識について疑問を投げかけていた。それを聞いた藤波明生(鈴木浩介)は、万引きも本の影響だろう、と意地悪く言う。栞子は奈緒に、結衣はどこで『時計じかけのオレンジ』を購入したのか、と聞いた。インターネットの通販だと答えた奈緒に栞子は…。
by noho_hon2
| 2013-02-12 09:07
| ドラマ
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