ゆっくりさよならをとなえる
e0080345_16580432.jpgタイトルからして、その言葉センスが素敵。

「いままでで一番多く足を踏み入れた店は本屋、次がスーパーマーケット、三番めは居酒屋だと思う。なんだか彩りに欠ける人生ではある」。

春夏秋冬、いつでもどこでも本を読む。居酒屋のカウンターで雨蛙と遭遇したかと思えば、ふらりとでかけた川岸で、釣竿の番を頼まれもする。

まごまごしつつも発見と喜びにみちた明け暮れを綴る、深呼吸のようにゆったりとしたエッセイ集、とのことですが…

ちょっと湿り気と匂いとユーモラスさと余韻のある筆致。こんな風に、なにげない日常を違う角度から見られる視点は斬新ですよね。

体調やお腹の減り具合によって図書館に行きたかったり、本屋さんに行きたいかが異なったりするあたり「へ~ぇ」(図書館と本屋さんとは、本達のスタンスというか、アピール度が異なるのだそうです)だったのに、

じつは「本を読む」ことに開眼したのは、割とオクテで、少し大きくなって「読み聞かせて」もらって初めて、だったのも面白いなぁ、と感じたのでした。

いっとき、教職に就かれてたそうですが、その時代の自らをして「となりの山田くん」の、無気力・ぐうたらな女先生そっくり、って、おっしゃられてましたもんねぇ。

個人的には密かに「大女は不便である」のオハナシがサプライズで、「16巻はいずこ」(拾った漫画がきっかけで、探しまわる)エピソードがお茶目で妙にウケたのでした。

[PR]
by noho_hon2 | 2014-03-05 17:17 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://perple.exblog.jp/tb/21752619
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 「ごちそうさん」「なぞの転校生」 家政婦は見た! >>


折々で感じたままに書いてます。心に残ったものレポート
最新のトラックバック
映画評「君の膵臓をたべたい」
from プロフェッサー・オカピーの部..
君の膵臓を食べたい・・・..
from ノラネコの呑んで観るシネマ
『君の膵臓をたべたい』
from 真紅のthinkingdays
映画『君の膵臓をたべたい..
from yutake☆イヴの《映画★..
『君の膵臓をたべたい』(..
from みはいる・BのB
君の膵臓をたべたい
from あーうぃ だにぇっと
木曜ドラマ『未解決の女 ..
from レベル999のFC2部屋
最新のコメント
カテゴリ
最新の記事
ドカベン46年目の最終回
at 2018-06-21 11:57
時を休もう
at 2018-06-12 09:32
君の膵臓をたべたい(2017)
at 2018-06-12 07:43
関根 大樹 写真展 反遠近法..
at 2018-06-09 18:23
銀魂 (2017)
at 2018-06-08 07:49
記事ランキング
以前の記事
メモ帳
「のほほん日和」
(04年9月~05年9月)