2014年 03月 26日
福家警部補の挨拶 最終回「女神の微笑」 |
最終回は、豪華に、八千草薫と山本學がゲスト思えば、古畑任三郎が、天下のダンディ・田村正和をして、変人設定。独特の味を出したように、
福家警部補は、いかにも上品でセンスのイイ筆頭な女優さん・檀れいに、アンバランスで特徴的な服装とガサツ演技をさせることで、これまた独特の風味。私は興味深かったです。
ただ、吾郎ちゃんが、なぜ、福家に、あれほど邪険だったのか、とか、実はエリート街道を歩んで、地獄も見た福家のプロフィールといい、大きなオハナシ部分が、私には、よく理解できなかったのが残念だったナ。
でも、テンポがスタイリッシュで、どこかユーモラスなのも、ヨカッタです。
難をいえば、最終話は、相棒に出てきそうな、不条理で切ないオハナシだけに、あまりにも気の毒すぎる終わり方が、ラストだけに、ちょっと、うむむ… だったのでした。
柄本時生とのコンビも、古畑と今泉みたいで、味でした。
けっこう、楽しみだっただけに、続編やスペシャルがあれば見たい気がしたのでした。
(ストーリー)
車椅子の老女、後藤喜子(八千草薫)がミカンを落とし、通りがかりの男、網山聡(松本実)に拾って貰う。その間に、老人、後藤秀治(山本學)が網山の持っていた黒かばんと用意していた黒かばんとをすり替えた。その後、合流した喜子と秀治。二人は実は夫婦であった。二人は静かに近くの喫茶店へ場所を移す。
一方、網山は仲間の下に黒かばんを持って行き、次の犯罪計画について語り合う。実は、網山ら3人は宝石店強盗殺人事件の犯人グループだった。その時、すり替えられたかばんに入っていた爆弾がさく裂する。犯人たちは、この爆発で全員即死してしまった。
野次馬でごった返す爆発現場に駆けつけた福家警部補(檀れい)は、車いすに乗った喜子とぶつかってしまう。この出会いが全ての始まりだった。福家は爆破が起きた際、近くの喫茶店に老夫婦がいたとの証言を得て後藤夫婦の家を訪ねる。福家は、この老夫婦に違和感を覚えていたのだ。そんな福家の訪問を夫の秀治は訝しむ。だが、喜子はどこか嬉しそうに応対していた。
一方、石松和夫警部(稲垣吾郎)は、福家のこれまでの経歴を把握し、彼女の処遇についてある決断をする。福家にその決断を告げる石松。福家は意外な反応をするが…。なぜ福家は自ら捜査一課に異動して来たのか。福家自身の口から、あることが語られようとしていた。
福家自らの過去と重なる老夫婦の悲しき犯行。福家の過去最大の捜査が始まろうとしていた。
by noho_hon2
| 2014-03-26 08:05
| ドラマ
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